地方創生 読み物

10%からはじまるローカルライフ!はじまりのローカルコンパスで都会生活に栃木をプラスする

2015-11-13

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今までは何が何でも都会に!
東京に上京するんだ!というのが当たり前。
そんな都会神話を誰しもが信じて疑わなかった。

だが、今や都会は飽和状態となり、建物は乱立し人や交通もごった返している。
今後は交通機関はますます過密になりますます混雑するだろうし、建物も土地が無いので、どんどん高層化へ向かうことだろう。

考えて欲しい、はたしてそこまでして都会にこだわる必要があるのか?

 

田舎は可能性のカケラの宝庫

20151113007これからは都会から田舎へとシフトしていくのがもっとも自然な流れだと思う。
田舎には土地もある、自然もある。
そして自分の手で仕事を作り出すことも可能だ。

とても可能性に満ちていると思わないだろうか?

今は都会で暮らしているけど、将来は田舎で暮らしてみたい。
でもいきなりだと色々と不安だ、という人にとてもオススメのプロジェクトが2015年10月からスタートした。

それが「はじまりのローカル コンパス」である。

 

はじまりのローカルコンパスとは

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「はじまりのローカル コンパス」は都会に住んでいる若者を対象としたもので、都会での生活の10%から田舎体験始めてみようというもの。
1ヶ月のうちの週末の3日、4万円のお小遣いなら4,000円で田舎に行き田舎を体験する。

「地方の暮らしを夢見ているけど、ちょっと不安がある」「今の仕事や生活に不満はないけど何か物足りない」
そんな人達に東京や田舎でのイベントやツアーを通して架け橋になろうというものである。

 

栃木県からはじまる

そしてその田舎としてピックアップされているのが「栃木県」だ。

それもそのはず、このプロジェクトの主催は栃木県であり、そのパートナーとして栃木を拠点とする「NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク」が運営する協働事業だからだ。

都会ではいまだに栃木県といえば日光と宇都宮、それ以外は東北地方だと思われているのが現状。
20151113003出典:コンパス

そんな栃木県だが快速なら90分、新幹線なら45分で来ることができてしまう。
いわば「ニア東京」なのである。

そこに移住することだけを勧めるのはとても簡単だが、それだけじゃなく、田舎の生活はどんなものかという体験をしてもらい本当に自分は田舎でやっていけるのか?
それを考えることができるというのがとても良いプロジェクトだと思う。

地域に触れることからはじめる

20151113006出典:コンパス

はじまりのローカルコンパスでは、ミツカルツアーと称してロングプログラムからショートプログラムまでを開催している。

都内でのオリエンテーリングから始まり、栃木に一泊二日での田舎の暮らし体験、田舎の人々とのふれあいなどを体験できる。

20151113005出典:コンパス

田舎で農業を営む人の元での農業体験、古民家を生かしたお店やゲストハウス、他にもさまざまな仕事を生み出している人達との出会い。

すでにUターン、Iターンを果たした先輩達との交流はこれからの参考にとても役立つはず。

 

栃木市マチナカプロジェクトが熱い

20151113004出典:コンパス

そして我らが栃木市を拠点とする「マチナカプロジェクト」によるイベントが今週土日におこなわれる。

マチナカプロジェクトは栃木市の歴史的な建物の維持や活用、空き家や空きスペースの紹介から再生、農村や地元産業の担い手を営むという目的で様々な活動を過去なっている団体だ。

イベントは栃木市のかな半旅館に宿泊しての活動になり、まち歩きツアーで栃木市内で行われているプロジェクトの視察をしたり、農村部での見学や農業体験、栃木市ではおなじみの金魚湯でお風呂に入り、栃木の人たちを交えたパーティなどから、栃木で働き暮らす人によるトークセッションなどとても充実した内容となっている。

このプロジェクトをキッカケに栃木市で何かを始めてみたいという人が現れたら地域の活性化にも繋がるかもしれない。

いきなり田舎に移住とまではいかないけど、まずは知ってみたい、もっと深く関わりたいという人は是非とも参加してみてはいかがだろうか?

きっとその経験が何かのキッカケになるはず。

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。

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