栃木市で一番の煮干し愛に満ち溢れているお店と言えばめんや天夢。
その煮干し愛ゆえに生まれた至高の一杯が今誕生しようとしている。
その名も煮干しらーめん【セメント一番搾り】である。
もう名前からしてやばい雰囲気しかしないw
そしてこれが正式メニューではないので毎日食べられる訳ではない。
しかも数量限定という制限までついている。
それこそ天使の前髪は即掴まないといけないのである。
そして運よく限定12食のうち5食だけが夜の部まで残っていたので、オープンすぐに突入してきた。
にもかかわらずすでに先客が2名とかどんだけ注目されているんだとw
しかも来店後にすぐにまたもう1名来たのであっと言う間に残り2杯という状態。
これは早いうちに来て正解だったかもしれない。
ということで、これがそのヤバニボの上をいく、煮干しらーめん【セメント一番搾り】850円也。
まさにセメント一番搾りの名を冠するに相応しい色である。
トッピングはちょっと厚めにカットされたチャーシュー、カイワレ、微塵切りの玉ねぎ、青海苔、糸唐辛子。
愛(エグミ)、味変用の山椒が付く。
煮干しを溺愛しているならエグミを即入れでいいと思うが、いちお念のためにノーマルを味見してみることにした。
このスープの邪悪な色が身震いしそうだ。
一見煮干しの粉感があってザラザラ系のスープなんじゃないかと思いそうだが、まったくそんなことはない。
水分は少なめにしてあるらしく、若干トロっとした感じはあるものの、さらっとしていてとても飲みやすい。
煮干しの旨味がダイレクトに訴えかけてくる。
ここにエグミを追加するとさらに旨さが倍増した。
これは一般人は苦いと感じてしまうだろうけど、その先にある旨味を感じられてこそニボラーである。
そしてこの麺への絡み具合。
灰色のセメントのようなスープを纏った麺は最高。
思わず替え玉を頼んでしまった。
元はこんなキレイな色した麺だったんだなw
そして今回は味変の山椒を加えてみる。
お気づきかと思うが、すでにまぜそば状態の汁濃度になっている。
あまりの濃度に山椒が霞んでしまったw
これは山椒を入れるなら最初の1杯の途中がベストだったな。
そしてこれで終わりではない。
にぼバター炊き込みご飯 220円也
ってセメント一番搾りのインパクトが凄すぎて気づかなかったが、にぼ炊き込みご飯だな(´・ω・`)
でもこのままでも煮干しの旨味がご飯の一粒一粒にしみわたっていて旨い。
このおこげのところがたまらんね。
これにバターの風味が加わっていたら最高だったかもしれない。
くれぐれも興味本位で注文することなく、煮干しを溺愛している人だけチャレンジしてもらいたいメニューかもしれない。
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