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栃木市岩舟町にある隠れた人気店「中華四川料理 天山」。絶品料理の数々に満足度満点のオススメ店

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栃木市岩舟町に衝撃的なビジュアルの中華料理屋がある。
その名を「中華四川料理天山」。

年季の入ったプレハブによしずという独特の外見が特徴的なお店は、非常にクセのある見た目に初見ではちょっと躊躇しがちではあるが、これまで幾度となくテレビ番組でも取り上げられたほど。
地元も愛され続けるそのお店、隠れ家的お店だが知る人ぞ知る(今はかなり周知されている)、本格的な中華四川料理が食べられると人気だ。

今回はそんな隠れた名店「中華四川料理天山」に行ってみた。

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中華四川料理天山

50号バイパスからいすゞ自動車のパーツ工場の間の道をちょっと進んだ先、およそお店があると想像できないような場所にそのお店は建つ。

曲がり角には案内板が建てられ、一応わかりやすいように配慮はされている。
とはいえ、なかなかここを曲がったらお店があるとは思えないかもしれない。

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案内板を頼りに細い脇道を曲がると、雑木林の中に看板らしきものとプレハブの建物が姿を現す。

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気づかずに見落としてしまうほどの手書きの看板。
もうすでに違った意味での存在感は抜群だw

さて、すでに「えっ!?」と思っている人が多数だと思うが、
そう、ここが今回の目的地である「中華四川料理天山」だ。

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けして工事現場の事務所や資材置き場ではない。
古びたプレハブ、立て掛けられたよしず、そして赤い暖簾に営業中という札。
2001年オープンてはあるが、なかなかの年季の入り加減。

見た目はなかなかのヤバさだが、本格的な絶品中華四川料理が食べられるお店。
それもそのはず、青木店主は30年ほど都内の高級中華料理店で料理長を務めたほどの人物。
隠れた名店とは思わぬところにあるものだ。

アクセス

アクセス詳細

住所 栃木県栃木市岩舟町静戸1647-2

車 東北道佐野インターより8.7km
電車 東武日光線静和駅より2.1km

駐車場 5台ほど

店舗前には砂利の空き地があるので、そこに車を駐車する。

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早めに訪問したつもりだったが、すでに先客2組、かと思いきやどうやら1台はお店のオヤジさんの車らしい。

2020年現在、テレビ露出の効果で隠れ家的なお店ではなくなり混み合うことも多くなったようだ

店内

店内もなかなか年季の入り加減だ。

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狭い店内にはカウンター6席のみ。
全席が匠の技を目の前でじっくり観察できる特等席だ。

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普段は夫婦で営んでいるらしいが、今日は一人らしい。

中華四川料理天山のメニュー

店内にはメニュー表が張り出されている。
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メニューにないものも材料さえあれば作ってくれるという結構アバウトな感じ。
お店に入るのに勇気を使い果たしてるかもしれないが、勇気を振り絞って聞いてみるといいだろう。

中華四川料理天山のメニュー(2020年8月時点)

料理
・干焼蝦仁(エビのチリソース) 1400円
・豆鼓蝦仁(エビの浜納豆唐辛子炒め) 1400円
・炸味蝦仁(中華風エビの天ぷら) 1400円
・白果蝦仁(エビとぎんなんの塩味炒め) 1600円
・白油鶏(トリ塩味のネギソースかけ) 850円
・棒々鶏(トリ ゴマの辛味ソースかけ) 850円

めん類
・砂鍋煨麺(干エビと鶏肉の塩味煮込みめん) 950円
・鶏絲湯麺(トリ細切り塩味めん) 800円
・酸辣湯麺(キノコ入り激辛めん) 800円
・担々麺(白胡麻入り辛味めん) 750円
・芝麻醤麺(ゴマ味辛味メン スープなし) 850円
・雲呑湯麺 800円
・蘿蔔湯麺 750円

何気に2015年に訪問したころと値段が変わっていない。



絶品料理を堪能してみた

訪問したのは11時40分頃。
すでに店内にはお客が一組2名。

テレビ放映後は特に混み合う

ここに来たら絶対食べたいメニューは限られる。
※腹のキャパ的に

もちろんその品を今回もいただく。

メニューに載っていない絶品の麻婆豆腐

で、注文したのはまずはメニューに無い「麻婆豆腐」

麻婆豆腐 800円

山椒のかかった本格的な四川風の麻婆豆腐。
具材は豆腐とひき肉というシンプルだが、三種の熟成度合い(年数)の違う豆板醤を使用し深みがあり、コクと旨味が濃厚なしっかりとした味付けに山椒のピリッとしたしびれる辛さがたまらない。
これはご飯が欲しくなる。

絶対に食べるべき一品と言っていいだろう。



是非食べるべき一品 酸辣湯麺

そしてメインは「酸辣湯麺(スーラータンメン)」。

酸辣湯麺(スーラータンメン) 800円

具材はしめしにエノキ、そして彩りに小ネギ。

スープは片栗粉でとろみがあり、酢の酸味とラー油の辛さ、コショウの辛さが効いている。
たまごがとじられていて舌触りも気持ちいい。

細めの玉子麵をズルズルすすれば、細麺だけにスープがとてもよく絡みつく。
トロミがあるだけにいつまでもアツアツを堪能できる。

コシヨウの辛味がしっかりきいているので、辛い物が苦手な人にはおすすめできないかもしれない。
ただ、めちゃくちゃ美味い、とにかく美味い。

そして麵が思いのほかボリューム感あって食べごたえがある。

最後に

栃木市岩舟町にある隠れ家的なお店「中華四川料理天山」。

まさかこんなところで都内の高級中華料理店の元料理長が腕を振るう一品が味わえるなんて。
なにせ外観が外観なので勇気がいると思うが、入ってしまえば、おやじさんは人の良さそうな感じだしとても良いと思う。
そして来てよかったと思える絶品料理の数々。

次回は夜しか食べられないという、下準備がされている時しか食べられない小龍包を食べてみたいな。
そしてメインは坦々麵でいきたい。

つぶれそうでつぶれないお店な理由も、本格的な中華四川料理の食べられるガチ旨で納得。
是非ともここは遠征してでも食べに来てもらいたいお店の1つ。

お店詳細

中華四川料理 天山
住所 栃木県栃木市岩舟町静戸1647-2
TEL 0282-55-1923
営業時間 11:30~13:30/17:00~22:00
定休日 水曜日

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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