【栃木市】焼肉きんぐ 栃木室町店。いい肉の日に蔵の街初の焼肉食い放題店がオープン

栃木県栃木市に焼肉食い放題店「焼肉きんぐ 栃木室町店」がいい肉の日(11月29日)にグランドオープンした。

栃木市内に焼肉食い放題店は何店舗かあるが、蔵の街エリアにオープンしたのは初だ。
焼肉きんぐといえば、一人焼肉に優しいお店として女性にも人気。

「58品コース(税込2948円)」「きんぐコース(3278円)」「プレミアムコース(4378円)」の3つのコースの他に、単品注文も可能で、タブレット端末での注文なので席から一度も立つことなく過ごせるのもいいところ。

今回はそんな「焼肉きんぐ栃木室町店」にひとり焼肉に行ってみた。

焼肉きんぐ栃木室町店

今回訪問したのは、栃木県栃木市室町に2021年11月29日にオープンした「焼肉きんぐ栃木室町店」。
いい肉の日にグランドオープンした、全国275店目となるお店だ。

店じまいの早い栃木市内の大通り、車の往来も少なくひときわ目立つその姿。

栃木市内には焼肉食い放題のお店は数店舗あったが、蔵の街栃木エリアでは初となる。
大通り沿いかつてあったデニーズが閉店、その跡地にオープンした。

焼肉食い放題のお店といえば、通常のバイキングやビュッフェスタイルが常だが、焼肉きんぐは席を立つ必要が無く、タッチパネルを使って注文するテーブルオーダーバイキング形式の焼肉食べ放題専門店。

ひとり焼肉に行きやすいお店として女性にも人気。
近くにこんなお店ができたとあっては、これはもう行くでしょ「ひとり焼肉」に。

アクセス

予約の方法

混雑時には店内レジ近くに設置された、順番受付機EPARKにて予約受付を行う。

このコロナ禍なご時世には非常に便利なシステムで、予約受付をすると順番が来たら電話で呼び出ししてくれる。
なので混雑時に店内で待つことなく車内で待機も可能だ。

お店に行かずにサイトで待ち組数の確認と予約も可能というのがまた便利。

たいちょー

オープン初日は19時で常時10組待ち、21時で待ち無しになっていた

店内

店内入るとまず広い待合席のある空間になっている。
なんと贅沢な使い方だ。

奥がレジカウンターになっていて、その左手には順番受付機EPARKが設置されている。

非常に活気があり、店員さんの掛け声もとても元気で雰囲気が良い。
来店時、退店時ともに全員で挨拶するあたりも徹底されているようだ。

店内には各席仕切りがされ、4人掛け、6人掛けなどトータル20卓はくらいはあっただろうか。

見る限り、煙で曇っている様子は一切なく、ロースターの排煙機能も抜群なようだ。
ちなみにロースターが全テーブル稼働時には4分19秒で客室全体の空気が入れ替わるほどだという。

テープル中央には無煙ロースター、焼き用のトング(先端に穴がある)と取り用のトングが分けられている。

備え付けは注文用のタッチパネル端末に小皿、紙おしぼり、カット用ハサミなど完備。

タレは「特製本だれ」「甘口だれ」「レモンだれ」の3種が設置されている。

まぁ味付け済のものが多いので、使う場面はほとんどなかったが。

注文はタッチパネルを使用するので、一般的なバイキングやビュフェスタイルのように食材を取りに行く必要はない。

注文の品はスタッフもしくは配膳ロボットServi(サービィ)が運んできてくれる。
初めてサービィの実物を見たので思わず「おおっ!!」と声が出てしまった。

ちなみに焼肉きんぐでは「ミート」という名前らしい。

退店時には、端末での操作は必要なく、各席に設置されたナンバープレートを持ってレジに行けば精算可能だ。

焼肉きんぐのメニュー

焼肉きんぐのメニューはこんな感じ。

焼肉食い放題のお店といえば、必ず食べ放題を選ばないといけないところがセオリーだが、単品でオーダーできるというのが便利だ。

公式アプリが面白い

公式アプリでは、以下のことができる。

一番面白いのが来店回数を貯めてランクアップする制度。
ランクアップさせることで、ドリンク半額などのサービスが受けられるようになる。
そしてなにより一定の階級になることで、限定商品が交換できるようになる。

金額ではなく、来店回数なのでランクアップは容易ではないが、限定商品とか言われると通いたくなる。

焼肉きんぐ行ってみた

訪問したのは11月29日、いい肉の日の21時40分頃。
常時待ちが10組という過密状態を避け21時から待ち0になったところに突入。

とはいえ、店内にはまだまだ10組ほど先客がいた。
さすがはオープン初日、しかもいい肉の日である。

今回チョイスしたのは「きんぐコース」。

一人焼肉のこの解放感。
誰にも気兼ねすることなく、食べたいものだけを好きなタイミングで好きなように好きなだけ食う。
さいのこうである。

きんぐ塩タン【ポーク】

まずはきんぐ塩タン【ポーク】から。

塩ダレかけられているので、何もつけずにいただこう。

大盛りご飯に3枚豪快オンザライス。
一人焼肉ならでは、これがもし複数人だったら取り合い奪い合いになるところだ。

プリプリと弾力ある噛み応え、噛むほどにあふれる肉の旨味。
塩ダレの塩気と焼き目の芳ばしさにご飯もすすむ。

すき焼カルビハーフ(生卵あり)

四大名物のひとつ「すき焼カルビ」のハーフ(生卵あり)。

ハーフサイズだけど十分大きい。
焼きたてを溶いた卵に絡めてすき焼きのように食べる。

たいちょー

普段の複数人で焼肉食べ放題な感覚で焼くと、食べるの追い付かなくて焦がすから気をつけろ!!

甘辛なタレの味付けに玉子のまろやかな旨味、噛むほどにあふれるジューシーな肉汁と脂身のオイリーな旨味が絡み合う。
これはハーフにしたけどもっと食べたくなるクセになる味だ。

さすがは四大名物の一角はひと味もふた味も違う。

花咲上ロース～ガリバタ醤油～

四大名物の二つめ「花咲上ロース～ガリバタ醤油～」。

別添えでガリバタ醤油が付いてくる。
網の上に肉、容器を乗せて温めて食べるスタイルだ。

地味に焼きづらく、正解がわからないので広げて焼いたりしてみた。

焼きあがったらそこにガリバタ醤油をガッツリかけていただく。

しっかり噛み応えがあり、ジューシーな肉汁があふれ、そこにガリバタのオイリーさが加わり、ジューシーさを加速させる。
醤油の芳ばしさにガーリックの旨味、バターのコク、それらが花咲カットされた肩ロース肉の深部までしっかり絡み肉の旨味と絶妙な一体感を醸し出す。

贅沢な食べ応えある一品。

壺漬け一本ハラミ

四大名物の3つめ「壺漬け一本ハラミ」。

甘辛に味付けされた30cmもあるハラミが壺で漬けられたもの。
ピーマンとトウモロコシが付いてくる。

想像以上の肉厚かつロング、これは食べ応えがありそうだ。

焼きあがったらハサミで適当なサイズにカットしていただく。

今日イチの焼き加減。

スリット加工がされていて、味もしっかり染み込んだ柔らかな肉、脂身もトロトロ。
ジューシーな肉汁が甘辛なタレと絡み絶妙な風味を醸し出す。

濃厚な味わいにご飯もすすむ。

きんぐカルビ

四大名物の4つめ「きんぐカルビ」。

焼き網に乗せると圧巻のこのボリューム感。
さすがはきんぐ。

厚みがあり、脂身もしっかりのったワイルドなビジュアル。
しっかりスリットが入れられている。

濃厚な脂の旨味に甘辛なタレがよく合っている。
クドさも気にならないので、このサイズ感でもパクパクいける。

焼肉専用 韓国のり玉ごはん

そろそろご飯も尽きたので、補充にチョイスしたのは「焼肉専用 韓国のり玉ごはん」。

ご飯に韓国のり、卵黄がトッピング、そこに小ネギ、唐辛子、ゴマがかけられたもの。

甘辛なタレの焼肉に甘みのある韓国のりでクドくならないかなと思ったが、そこは焼肉専用を謳っているだけあり肉との相性もいい。

キムチ盛合わせ

ちょっと箸休めに食べるキムチが抜群に旨い。

重くなった口内がリフレッシュされ、再び食欲がわいてくる。
このタイミングで網も交換してもらい、ごはんも追加。

たいちょー

昔ならここで大盛りごはんといくところだが、さすがに22時過ぎにそれはヤバイので自粛。

ここから後半戦。

ネギ塩カルビ

まずは安定の旨さ、「ネギ塩カルビ」。

このままでもいいが、やはりレモンが欲しい。
レモンだれを絡めていただく。

ネギの風味にレモンの酸味がまろやか、柔らかジューシーなカルビ肉。
今回はレモンだれを使ったが、もしかしてカットレモンとかあるのだろうか?

今度行ったらメニューをチェックしてみよう。

ネギ塩きんぐタン【ポーク】

2品目はネギ塩きんぐタン【ポーク】。

最初に食べた「きんぐ塩タン」のネギアリバージョン。

やはりネギがあると無いとでは風味、味ともに雲泥の差だ。
勢いあまってご飯食べきってしまいそうだ。

炎の厚切り豚バラ

〆の一皿は旨辛焼肉、炎の厚切り豚バラ。

厚切りの豚バラ肉にタレ、たっぷりの唐辛子がまぶされている。

焦げやすいので焼き方にコツが要りそうだ。

唐辛子の辛味が豚バラ肉の脂の甘みを引き立たせる。
ピリッした辛さが後を引く。

まだまだ気になるメニューはたくさんあったが、さすがに満腹である。
ごちそうさま。

最後に

栃木市の蔵の街エリア初の焼肉食い放題店、「焼肉きんぐ栃木室町店」に行ってみた。

初日だけあり、ゴールデンタイムは激混みだった。
時間を避けて21時過ぎに訪問するも、それなりの先客がいて賑わっていた。

元気で明るいスタッフ、対応も早く網交換や空いた皿の片付けなどもすぐにしてくれる。
なにより焼肉食い放題店のお約束、注文してもなかなか商品が来ないというのが無くストレスなく食べることができた。
むしろ早すぎて一気に注文し過ぎた感があったほどだ。

一人焼肉にも最適だし、食べ放題メニュー一択ではなく単品食いもできるのが嬉しい。
アプリのポイント制度も面白いので、限定グッズ求めて通ってしまうかもしれない。