栃木県栃木市、蔵の街にある麺蔵あつお。
新年から新メニュー「鶏JIRO」が登場した。
濃厚鶏白湯の新たな可能性を見出すべく作り上げられた一杯は、鶏をベースとしたG系ラーメン。
果たしてどんな味に仕上がっているのか?
さっそく行ってみた。
目次(タップできる)
麺蔵あつおの鶏JIRO
訪問したのは新年初営業の1月3日。
12時に訪問すると、お店の前には5組10名、後客多数の行列ができていた。
待つこと40分ほど、店内に案内され、ついに念願の一杯をいただく。
これが2021年初の新メニュー『鶏JIRO』。
鶏JIRO 通常(麺量300g)880円/少なめ(200g)880円/大盛(400g)980円
※野菜、背脂、ニンニク増量可
トッピングはモヤシ、大判チャ―シュー、極太メンマ、ニンニク、背脂。
今回はノーマルの麺少なめをチョイス。
野菜はノーマルでも十分な山盛り加減だ。
まずはスープから。
醤油に鶏の旨味きいた濃厚スープに、コクのある脂がたっぷり。
ニクニクの風味がよく合う。
もっと濃厚トロトロな鶏白湯ベースを想像していたが、意外とあっさりな後味だ。
麺はどうだろう。
ゴワ系のコシある平打ち太麺が噛むほどに旨味があふれる。
野菜と食べると思いのほかあっさりとした後味。
モヤシの瑞々しさが際立ってしまうのだろう、濃厚なスープがあっさりとしてしまう。
背脂は甘辛でスープのコク感を増幅させている。
チャーシューはどうだ。
クセがなく上品な味わいで旨い。
思いのほか重くないので麺少なめにしなくてもいけそうだ。
最後に
麺蔵あつおの新メニュー『鶏JIRO』食べてみた。
鶏白湯の新境地を開拓すべく生み出された期待のG系な一杯。
スープは非常に美味しく罪悪感なくグビグビいけてしまい、麺も食べごたえがあって旨い。
個人的な主観だが、
二郎系かと言われると圧倒的にパンチが足りない感は否めない。
茹でもやしたっぷりなので、意図しない方向に存在感をアピールしている感は否めない。
価格設定などの都合で仕方ない面もありそうだが、価格設定を上げて鶏白湯の濃度アップと、もやしが味を薄めてしまっているのでもやし減のキャベツを加えて野菜の旨味を感じられるようにしてほしいところ。
まぁ好みは人それぞれだけど。
今後の進化次第では、新たなブームを生みだしそうな可能性を秘めた一杯だった。