【栃木鹿沼】そば処五郎八(いろは)。古峰ヶ原街道沿い山奥の蕎麦屋

栃木県鹿沼市にあるそば処五郎八(いろは)。

天狗の御朱印で話題になった古峯神社へ至る古峰ヶ原街道沿いにある山奥にひっそり佇む蕎麦屋。

清流大芦川流れる鹿沼市草久。
そば粉を二八配合し、やや細めに手切りした特徴的な蕎麦を味わえる。

今回はそんな「そば処五郎八」に行ってみた。

そば処五郎八

今回訪問したのは栃木県鹿沼市草久、清流大芦川沿いを通る古峰ヶ原街道にある「そば処五郎八(いろは)。

ぱっと見は民家かな？と勘違いしそうだが、ここがそのお店。
年季の入った外観は若干訪問することを躊躇する。

店の前には清流大芦川が流れる。

二八に配合した蕎麦粉を使い、細めに手切りしたものを味わえる。
山奥ならではの美味しい水で作る蕎麦は絶品だ。
そばつゆにも化学調味料を使用しないこだわりの身体に優しい一品。

アクセス

駐車場はお店前の橋を渡った右手にある。

店内

店内入ると年季の入った外観から想像していたのもとはまったく違っていた。

広い土間に老舗感のあるよい年季の入り加減。

靴を脱いで上がると、右手に厨房。
左手奥の広間には4人掛けのテーブル席が5席ほど並び、ちょっとした小料理店に来たかのような小綺麗さ。

なんだか訳の分からない置き物が沢山あって、年季の入った座卓に座布団といったものを想像していただけに、良い意味で裏切られた。

そば処五郎八のメニュー

そば処五郎八のメニューはこんな感じ。

野菜の天ぷらや山菜、松茸などその季節に応じたメニューが揃う。

ざるそば+野菜天ぷら食べてみた

訪問したのは紅葉も終わろうかという11月後半、13時半過ぎに訪問すると先客は1組2名。
今回チョイスしたのはざるそばと野菜天ぷら。

オシャレな器で提供されるざるそば。
店舗の外観とのギャップがヤバイ。

どこぞの小洒落た蕎麦屋さん感を醸し出す。

細めだけどコシもしっかり、瑞々しさもあり喉越しのよい蕎麦。
噛むほどに蕎麦の香りと甘味が広がる。

海苔の風味にツンとくるワサビの刺激、ネギのシャキシャキ感も良いアクセントになっていて箸が止まらない。

出汁のきいたそばつゆがまた旨い。
栃木市内から1時間半かけてやってきた甲斐があったというもの。

野菜天ぷら

野菜天ぷらも食べてみた。

かぼちゃにナス、舞茸などボリューム感がある。
これで600円とか安い!!

サクサクの衣に瑞々しいナス、甘くてホクホクのかぼちゃ。

抹茶塩でさっぱりといただける。

大ぶりにカットされた舞茸が2つとか贅沢。
芳醇な香りが広がり、大ぶりで食べ応えあって旨味満点。

〆はすっきりと蕎麦湯をグビッと一杯。
ダシの旨味に蕎麦の甘味が引き立ちこれまた絶品。

最後に

栃木県鹿沼市草久、日光にもほど近い山間部にある「そば処五郎八」。

こだわりの二八蕎麦をこだわりのそばつゆでいただく。
ダシのきいたつゆに細めでのど越し感がよく、それでいてコシもしっかりあって食べ応え感十分。

野菜天ぷらも自然豊かな山間部ならでは、安くてボリューム感があるお得な一品。

アクセスは不便だが、ちょっと先に進むと天狗の御朱印で有名な古峯神社などもあるので、参拝がてら訪問してみてはどうだろうか?