レポート 御朱印

【栃木県足利市】萬福寺の御朱印が凄い。行列必至のアートな御朱印が頂ける寺院

栃木県足利市にアートな御朱印が人気の寺院がある。
足利フラワーパーク駅から4kmほど、足利市大沼田町にある大坊山の山麓に建つ萬福寺。

ここで頂ける御朱印を求めて2時間前から行列ができるほど。
御朱印帳数面に渡って描かれる御朱印はまさにアート作品。

今回はそんなアートな御朱印を頂くべく参拝してみた。

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萬福寺

ここが今回参拝した萬福寺。

あしかがフラワーパークのある旧50号線付近より、さらに北の郊外に位置する場所に鎮座する。
正式名称は時宗大沼田山萬福寺であり、大沼田町の大坊山の山麓にある700年以上の歴史をもつ寺院だ。

かつては大沼田町全域を一箇寺の大きな寺院であったが、時代の移りかわりとともに現在のような小規模な寺院となった。

山門の先には右手に子育て安産地蔵尊、左手には阿弥陀如来像、六地蔵尊が鎮座。

その奥には念仏小僧に十三印塔、聖観音菩薩像が鎮座する。

その一番奥には本堂。

 

本堂内を参拝できる

御朱印を頂くときは、本堂右手の客殿から建物内に入り本堂内へと入る。
そこで順番に並ぶことになる。

御朱印の順番を呼ばれたさいに本堂内で参拝ができるので、慌てて参拝する必要はない。

※撮影は許可されている。

右側から参拝順路沿いに参拝することになる。
中央には御本尊である「阿弥陀如来坐像」が鎮座する。

本堂右手では住職が対面で会話をしながら御朱印を描いてくださるワークスペースがある。

素晴らしい御朱印が出来上がる様子を間近で見られる寺院というのは滅多にないことだ。

 

萬福寺の御朱印を頂くためのルール

萬福寺の御朱印を求める参拝客はとにかく多い。
今後さらなる混雑やトラブルを避けるために御朱印を頂くためのルールが決まっている。
※2019年6月1日時点

直書き日時が決まっている

御朱印への直書きの受付日時はSNSで毎回告知される。
受付日時には限定人数が告知されている日、受付日時のみの日がある。

基本的に19時で終了となるため、時間までに終わらない場合は受付終了となる場合もある。
大型連休など繁忙期には行列(GWには朝の段階で60名を超えていたらしい)も多くなることが予想されるので注意が必要だ。

駐車場の利用

駐車場は境内正面右手の第一駐車場から第四まで駐車場がある。

よほど混雑でもしない限りは、第一駐車場を利用することなる。
あらかじめ御朱印の直書きできる日時がSNSで告知されている。

その時間より2時間前から駐車可能となっているため、それより早い時間から駐車することは禁止となっている。

御朱印待ちのルール

御朱印待ちの列は客殿左手側から並ぶことになる。
ただし並ぶことができるのは受付開始の2時間前からとなっていて、1分でも早く並んだ場合は最後尾に強制的に移動となる。

受付開始時間になって2時間以上待ったのに最後尾に移動となりたくないならちゃんとルールを守ろう。

時間になると順番に本堂内に移動し席に座って順番待ちすることになる。
その際に整理券が渡される。

受付開始時間が前倒しになる場合があり、その場合は正規の時間になってから整理券が渡される。
※以後自分で整理券を取って列に並ぶ

整理券を受け取った後は列で並ぶ必要はなく、自分の番号が呼ばれるまでに本堂まで戻ってくればいい。
※本堂内で飲み物や飴などはOKだが、食事は禁止

ただ、呼ばれた際に不在だった場合は最後尾に移動または時間によっては失効となる場合があるので注意が必要だ。

なお、この整理券が配られる際に13番目の人には、諸事情により書き置きのミニ御朱印が整理券代わりに渡される。
このミニ御朱印は持ち帰ることができるという特典がある。

 

御朱印の出来上がる時間

ちなみに御朱印は平均して1時間で6名ほど可能という。
ただし御朱印の種類、その日の調子によってはそれ以下だったりする場合もある。

一端列を離れる場合にはそのあたりを考慮しておくといいだろう。

 

御朱印待ちに並んでみた

今回訪問したのは2019年6月1日(土)。
7時に駐車場に来た時にはすでにたくさんの車が停まっていた。

すでに行列は14名ほどと、ルールを守っていなかった人が多数いたようだ。
※この時は住職が黙認

9時受付開始のところ8時からスタート。
9時の時点で行列は30名ほどになっていた。

整理券が8番だったので、丁度1時間で6名といったペース。
驚異的なスピードだ。

順番が呼ばれたのが10時半前くらいだったので、トータル3時間半ほど待ったことになる。
この段階であと30名ほどいたので、終了時間を考えると住職への負担はハンパないことがわかる。

素晴らしい御朱印をいただけることに感謝しよう。

 

御朱印の種類

御朱印は1面(300円)から6面(1,800円)まで指定することができる。
初参拝時には必ず「阿弥陀様」の御朱印となり、以後「観音様」「お地蔵様」「大黒様」を頂いて始めて「閻魔様」などの御朱印を頂くことができる。
※限定御朱印はのぞく

もちろん一度にいただけるのは1名につき1冊1種類のみとなる。

ちなみに書き置きの御朱印は基本的には無く、唯一の書き置きは13番目の整理券だけ。
※書き置き御朱印がある場合はSNSで告知される
郵送、予約、御朱印帳を預けるなども行っていない。

限定御朱印【登竜門】

今回いただいたのは限定御朱印の「登竜門」。

2回の参拝で完成となる御朱印で、1回目は鯉(2,000円)、2回目は龍(2,000円)見開き8ページの御朱印が完成する。

1回目の鯉。

2回目の龍。

受付は2019年5月~2019年9月まで。
鯉の御朱印を頂いておけば、1年後でも龍の御朱印をいただけるとのことなので慌てる必要はない。

完成するとこうなる。

 

最後に

萬福寺の御朱印はとにかく凄い。
行列必至なのも納得といった感じだ。

近くに温泉施設の鹿島園温泉やあしかがフラワーパークなどがあるので、待ち時間に余裕がある人は利用してみてはどうだろう。

兎にも角にも混雑やトラブルを避けるためのルール厳守を忘れずに!!

 

時宗 大沼田山 萬福寺
住所 栃木県足利市大沼田町1436番地
TEL 0284-91-0251

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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