かつて萌要素さえあれば売れる時代があった。
お酒やお米のパッケージを萌キャラにしたり、カレーのパッケージを萌キャラにするだけでオタクな趣味の人達に商品が売れるまさに萌全盛期。
そんなころに誕生したと思われる萌土産。
もらっった人が「萌え~」となるお土産ブランドとして2009年頃から発売を始めた商品らしい。
そんな萌土産の一つが群馬県にもあった。
それが今回食べる萌萌豚丼。
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萌萌豚丼
オタクから搾取してやろうという気満々な萌え商品が世の中にあふれかえっていた時代から久しい。
当時のブームに乗っかり、萌えブランドの萌土産と群馬県がコラボして誕生したのがこれ。
萌萌豚丼のもと。
赤城高原産の奥利根もち豚を使用した豚丼のもと。
きっと昔からお土産として販売されていたであろうこの商品、パッケージを萌え仕様にすることで購買意欲をそそるというものだ。
発売開始されたのは2011年8月。
言うまでもなく、この手の商品は総じてパッケージだけが萌えイラストなだけで、中身はいたって普通の商品だ。
それはわかっている、わかっているのに買ってしまうのが萌えを愛する者の性というやつ。
そんな商品をたまたま訪れた「おもちゃと人形自動車博物館」で発見し、思わず購入してしまった。
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レトロ感がたまらない。伊香保おもちゃと人形自動車博物館に行ってみた
うん、何言ってるのかわからん。
さっそく中袋を湯煎すること5分。
ちなみに中袋は普通のパックで、別に萌え要素は微塵もない。
萌萌豚丼の完成。
なんだか思いのほか具が少ない。
どうやら150gしかないらしい。
普通のご飯茶碗に盛ってかさまし。笑
具材は奥利根もち豚にたまねぎ。
※紅生姜はついてない
さっそくひとくち。
若干酸味のあるクセのあるタレだ。
最初こそ気になるが、まぁ食べているうちに気にならなくなる。
豚肉はもっちり感がありつつもやわらか食感。
玉ねぎもトロトロ。
まぁ意外と普通で、萌え要素は特になしだ。
最後に
最後に萌萌丼の正しい食べ方を解説する。
食べていた時には気づかなかったが、箱の中にはこんなイラストが同封されていた。
その裏には萌萌丼の正しい食べ方が書かれていた。
まずは目の高さになるようにイラストを貼る。
そしてメイドさん(正確にはイラスト)と目を合わせて「いただきます」をし、3~4口食べたのちに再びメイドさんを見つめる。
こうして萌えとともに味わうことで、その美味さが何倍にも増幅する・・・のかもしれない。
もしこれから食べてみようと思っているならば、この作法を忘れずに行おう。