5月といえばマイカーを所持している人にとっては自動車税の支払いをする時期だ。
自動車を所持している人は必ず自動車税を納税しないといけないのはもちろんだが、意外といまだに公共機関やコンビニに払い込みに行っている人は多い。
いや、ほとんどの人がコンビニで支払いを済まていることだろう。
もちろん支払いは「自動車税納税通知書」に記載された金額を全額支払っているだろうし、それが当たり前だと思っているはずだ。
ところがこの自動車税を割引する手段がある。
それがYahoo!JAPANカードとTポイントを使ってのYahoo!公金支払い。
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唯一公共料金をクレジットカードで支払いできる
基本的に公共料金や税金などにはクレジットカードは使用できず、現金払いなどをすることしかできない。
ところがYahoo!公金支払いを利用すればクレジットカード決済か可能になる。
もちろんYahoo!JAPANカードでnanacoをチャージしてTポイント獲得分割引という方法もあるが、それでは支払いの1%がTポイントで還元されるだけだ。
もちろん公金支払いにYahoo!JAPANカードも使うので支払いの1%はTポイントとして還元される。
それ以外に使うのがいままで貯めてきたTポイントだ。
最近は携帯会社、カード会社など様々な場所でTポイントが貯まるようになった。
それらで貯めたポイントをすべて利用することで公金支払いの支払い額を減額することが可能だ。
Tポイントをまとめる方法
ところがだ、貯める機会が増えたと同時に複数のTカードを所持している人も少なくはないはず。
モバイル化でカードレスした他に、さらにクレジットカードとして所持していたり、会員カードとして所持していたりと気づいたらいくつも使い分けていたりすることもある。
早い段階で1つにまとめておけば苦労はないのだが、お気に入りのデザインだったり、いままで貯めていた分があるからとやむを得ず複数枚所持している人もいる。
そんな時にはTポイントを一カ所にまとめることで一度に使用が可能になる。
まず前提としてYahoo!JAPANカードとYahoo!JAPANのアカウントを所持していることが必衰。
公金払いを利用するにはアカウントが無いことには始まらないし、公金支払い時に使えるTポイントを貯める意味でもYahoo!JAPANカードは用意しておきたいアイテムだ。
もしnanacoをよく利用する人ならYahoo!JAPANカード(JCB)がうってつけだ。
セブンカード・プラスやセゾンカードを使ったnanacoオートチャージはとても便利で200円のチャージごとに1nanacoポイントと還元率0.5%だが、Yahoo!JAPANカード(JCB)でその都度チャージすれば100円につきTポイント1点と還元率1%となり2倍うれしい。
目先のポイントに惑わされずに将来のまとまった支払いを視野に入れるのが賢いやり方だ。
まずはTカードサイト内のポイント移動手続きページを開く。
Yahoo!JAPANにTカードを紐づけしていないなら「Aパータン」、すでに紐づけしてあるなら「B・Cパターン」をクリックする。
今回は「B・Cパターン」で解説したいと思う。
続いてYahoo!JAPANのIDでログインをする。
ログインが完了すると以下のページに移行する。
ここで移動させたいTカードの番号を入力し、文字認証を入力したら「移動先Tカード番号の入力」をクリックする。
続いて移動先であるTカードの番号も同様に入力して、最後に「ポイント移行受付」をクリックする。
次に登録しているメールアドレス宛に届いている受付メールを確認する。
あとは記載された専用URLをクリックすればいい。
そして内容に問題がなければ「ポイントを移動する」をクリックすれば移動は完了。
無事ポイントの移動が完了した。
Yahoo!公金支払いで自動車税の支払い
準備は完了したので、自動車税の支払いをしてみたいと思う。
まずはYahooのポイントトップページのメニューから「たまる・使えるところ」をクリック。
リスト中央付近の「Yahoo!公金支払い」をクリック。
続いてページ左メニューの「自動車税」をクリック。
納税先となる県を選択後、このようなページが表示される。
確認するポイントは
・納税通知書に記載された「納税番号」「確認番号」を準備
・1件ごとに決済手数料として324円(税込)
・納税証明書や領収書が発行されない
通常は車検時に納税証明書が必要だったが、納付確認が電子化されるため提示を省略することができる。
ただし、納付手続き完了から10開庁日移行の車検にのみ有効なため、9開庁日以前に車検がある場合や来年5月までに自動車を譲渡する予定がある場合には通常の納付をしないといけない。
また、確定申告などで領収書が必要な場合も通常の方法での納付をしないといけない。
いずれもnanacoで支払う方法を利用すればひとまず1%は割引と同様になるので、そちらを利用するといいかもしれない。
その他の注意事項なども確認して問題がなければ、ページ下部にある「お手続きはこちら」をクリックする。
納付通知書を確認し、「納付番号」「確認番号」を入力。
もし複数の納付をする場合は、入力欄を追加すれば一度に手続きができるが、当然1軒ごとに手数料がかかる。
ちなみにこのあたりに記載されている。
※都道府県により違いあり
出典:Yahoo!JAPAN
入力が完了したら「次へ」をクリック。
支払い総額が表示されるので確認して、
使用するTポイントとクレジットカード情報を入力する。
次へ進むと確認ページが表示される。
支払い金額が割引され表示されている。
問題がなければ「支払う」をクリック。
決済処理が終わるまで数秒待機。
これで支払いは無事完了。
あとは念のためにぺージ下部の「印刷モード」をクリックして印刷しておこう。
※処理番号などはメールにも記載
まとめ
納税通知書の金額そのままを支払うしかなかった地頭車税が、Yahoo!公金支払いを利用することでクレジットカードによる決済、Tポイントによる割引をすることが可能になった。
必要なものは
・Yahoo!japanのID
・Yahoo!JAPANカード(JCB)※おすすめ
・Tカード
・納税通知書
納税証明書や領収書が発行されないが、10開庁日以降の車検では電子化により証明書か不要になる。
ただし以下の場合は通常どおりに公共機関やコンビニなどで支払わないといけない。
・9開庁日以内に車検がある
・来年5月までに自動車を譲渡する予定がある
・確定申告に領収書が必要
条件さえクリアすれば普段の買い物などで貯まったTポイントで自動車税を割引することができるうえに、Yahoo!JAPANカード支払い分の1%の還元分お得になり、来年分として割引に利用することが可能になる。
節税対策の1つとして候補に入れるもアリじゃないだろうか?