10日といったら拉麺雷多の毎月10日のお楽しみ、限定メニューの食べられる日だ。
実は今年にはいって一度も10日の限定を口にしていない。
最近油断しっぱなしではあるが、油断ついでにがっつりと食べに行ってみることにした。
はたして今回はどんな一杯がまっているのか?
あえてSNS上の当日の告知を見ずに行ってみた。
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チンタ(清湯)の大冒険
今回の限定はチンタ(清湯)の大冒険という相変わらずのネーミングセンスはブレがない。
どうやら食べ方の作法があるらしく食べ方マニュアルが貼りだされていた。
なるほど、まるで冒険をしているかのような面白い趣向だ。
しかしなにより一番の冒険は最後が辛味の味変というところだ。
なにせ辛いのが苦手な店主が作るわけだから、味変のタレを味見することからして大冒険だろう。
そんな大冒険な一杯がこれだ。
手前のチンタゾーンには透明度のあるスープに浮かぶ青のり、バラチャーシュー、メンマ、ネギ、そして第二エリアの鶏レバーゾーンには極太メンマ、甘く味付けさせた鶏モモ、鶏レバー、黄身、そして第三エリアの辛味ゾーンには豆板醤などの辛味に味噌を加えてマイルドにした味変が待つ。
まずはスープをひとくち。
牛骨の豊かな旨味、鶏がらの旨味が一体化したスープはとてもすっきりとしていて、それでいて旨味がとても濃厚。
醤油の風味もほどよく旨味コクともにすでに完成されている。
これは牛骨グッジョブとしか言いようがない。
続いて麺。
太縮れ麺はコシがとても強く小麦の風味も強く感じられる。
麺の存在感が強いが、それにも増してスープの旨味が強いので一体感がある。
青のりの風味がまたとてもよく合う。
ぶっちゃけこのまま最後まで食べ続けたいところだが、続いては鶏レバーゾーンだ。
もう鶏レバーという時点で憂鬱ではあるが、ここは我慢して食べてみる。
やはり純粋なやつは無理だw
ここは試練でしかなかったので味わう余裕はなかった。
鶏からあふれた甘味のある脂が麺に絡まり、広がりを感じる味へと変化する。
そして最後は味変の辛味ゾーンだ。
スープに溶かすとまるで別のラーメンへと変貌する。
豆板醤の風味がとても際立っている。
辛味噌ラーメンというよりはチゲスープに近いだろう。
惜しむらくは塩辛い味になってしまったことか。
やはり豆板醤と味噌というのが塩分濃度を濃くさせてしまったようだ。
別の小皿かレンゲの上に乗せるなどして加減しながら味変するべきだったかもしれない。
味噌のかわりに甜麺醤あたりを使っても面白かったかもしれないな。
カライまぜそばスペシャルエディション
今回の辛味ベーストはどちらかというとカライまぜそばとの相性がよさそうだった。
なのでこっちも試してみた。
カライまぜそばに辛味ペーストを加えたスペシャルエディションだ。
カライまぜそばを真の辛いまぜそばへと進化させるソレは、まるで最初から存在したかのような一体感のあるビジュアル。
ちょっと多めではあるがw
さっそくまぜまぜ。
この照り感がたまらない。
さっそく食べてると、やはり試作版より塩分濃度が高くなってしまったのが気になる。
個人的な感想としてはニンニクも強めだった試作版の方がスペシャルエディションと呼ぶにふさわしい味だったかもしれない。
有料で正規オプションとして登場してもらいたいくらい一体感があっただっただけに残念だ。
裏オプションとかで追加してもらえないものだろうかw
でも辛さはまさにカライまぜそばといったものに仕上がっている。
ここにニンニクをたっぷり加えるといい感じだ。
カライまぜそばには〆ご飯は外せない
そしてカライまぜそばには外せない〆のご飯だ。
このカライまぜそばの残りタレとご飯の相性は想像以上だ。
カライまぜそば食べたのになんで〆のご飯いかないの?と言いたくなるくらいに。
ただ、辛いのが苦手な人や、ジャンク系が得意ではない人にはオススメできないので気をつけよう。
それくらいインパクトのある〆ご飯だ。
辛いのが好き、カロリーって何?という人はがっつりいってみてほしい。
拉麺雷多
住所 栃木県栃木市城内町2-21-24
TEL 0282-22-1750
営業時間 11:00~15:00/17:00~21:00
定休日 火曜
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