みんな今日もくしゃみ鼻水の調子は絶好調かな?
かくいう自分も早朝6時からくしゃみで目が覚めるという最高な一日のスタートだった。
3月になり気温も温かくなってきたのもあって、花粉も盛大に飛び始めたようでマスクが手放せなくなってきたよね。
おもえばアイツと初めて出会ったのは中学生の頃、それから長い月日をずっと付き合い続けてきた。
アイツがやってくる頃にマスクをするようになったのいつ頃からだろう?
そりゃ昔は、なにこのくしゃみと鼻水は?またこの時期に鼻風邪かよまいったなーと花粉症を疑うことはなかった。
でもそれがよくなかった。
ずっとマスクもせずに我慢し続けてきたせいで完全にアイツのとりこになってしまったらしい。
最近は身体の花粉に対する許容量を超えるのが原因ではなく、免疫とのバランスが崩れると症状があられるという説もあるらしい。
たしかに去年はダメだったのに今年は平気とかいうのも納得できる(諸説ある)
最初こそマスクの存在がわずらわしかったものの、最近では1日中つけていても苦にならなくなった。
人間ってやつは順応性っていうか適応能力がとても高いんだなと実感した。
そのくせ花粉には適応できないんだけど。
花粉症でマスクをつけるようになったけど、いまだマスクの正しい装着方法すら知らずにマスクをしているのにくしゃみが止まらない人をたくさん見かける。
なので、今回はマスクの正しい装着方法から、どんなマスクがオススメか体験をもとに紹介したいと思う。
目次(タップできる)
花粉症どうしてこうなった?
そもそも花粉症が国民病とまで言われるほどに、ここまでメジャーになったのはどうしてか?
戦後に木材需要の高まりとともに森林伐採が相次いだ。
当然ながらこのまま伐採を続けていては森が消失してしまいかねないので、木材の中でも一番育てるのが簡単で成長が早いうえに建築資材としての需要が高い杉を育てて木材需要に対応しようということになった。
さらに国が積極的に造林を進めてきたこともここまで杉が増える要因として大きい。
一時期テレビCMなどでも子供が杉の苗を植える姿が流れていた時があったのを覚えているだろうか?
当時は現在のこの花粉症被害の増大を予想していたのかどうかは定かではないが、結果的に国内の1,030万ヘクタールを超える人口林の半数近くが杉、本数にして443万本が占めるという状況になった。
これだけ花粉症が騒がれていながらもいまだに杉の苗木は大量に生産され植林されつづけている。
カネになるからだw
とはいえ、平成元年では6,300万本だった生産量も平成25年には1,600万本まで下がったが、それでもとんでもない本数が生産され続けている。
やっと重い腰をあげた林野庁も新たな杉の開発、植林に積極的になってきた。
これまで花粉生産量1%以下の小花粉杉が137品種、花粉の生産されない無花粉杉が2品種、そしてもう一つの問題であるヒノキも小花粉ヒノキが56品種開発されてきた。
林野庁が本腰を入れてきたのもあって、平成18年が大幅に花粉症対策苗木の生産数が増えてきた。
まぁこれもカネになるからかw
結局カネにならなきゃ動かないのは当然の話だが、それでもまだ全体の10%程度しか対策苗木が生産されていないのが現実。
花粉症の人が激減する時代が来るのがいつになるかはわからないが、遠い未来では実現するかもしれない。
これまでの花粉症との闘いの歴史
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花粉症のタイプや症状も人それぞれなので万人に効果があるとは一概に言えないのがつらいところ。
各自自分にあった対策を発見するのも花粉症と長く付き合うコツだと思う。
花粉症対策マスクの付け方間違ってるよ?正しい付け方
とりあえずは簡単に誰にでもできる対策としては、アレルギー抑制のクスリを飲んだりマスクをつけるのが一番だろう。
ところがだ、せっかく花粉症対策にマスクをしているのにもかかわらずマスクの付け方をわかっていない人が多すぎる。
そもそもマスクのパッケージに書いてあることなのにも関わらずだ。
よく見るのが、マスクのプリーツ(折り目)をまったく利用しない、ノーズフィットを使用しないで上下関係なしでただ付けてるだけ。
これがとにかく多い。
パッと見は鼻の頭と口にマスクが貼り付いているだけで隙間空きまくりなうえにめちゃくちゃはなしづらい。
まずパッケージを読めといいたいが、それを読まないからこそのその使い方なのだろう。
わかってんだろ?的に書かない商品もあるわけだけど。
付け方を理解していない?ならばこうするまでだ!!
商品によって付け方が変わるので一例として
花粉症対策マスクの装着方法
花粉症対策マスクには独特なスタイルで、昔ながらのただ付けるだけのタイプから想像もできないくらいの進化を遂げている。
まず花粉症対策のマスクではこのタイプが主流だ。
独特のプリーツ(折り目)機構、そして鼻にあたる部分であるノーズフィットには針金が入っている。
装着には、
step
1センターに合わせて折る
最初にマスクのセンターで二つ折りにしてノーズフットをしっかり曲げる。
こうすることで装着時の耳への負担が均一化されるので痛みの発生を軽減させることができる。
この時に忘れちゃいけないのが、ゴムの付け根部分。
付け根部分が外に来るようにすることで、側面の密着度が変わってる。
逆に内側に来るようにすると隙間が開いてしまう。
step
2ノーズフィットを鼻との頬にフィットさせるように曲げる
マスクを装着してノーズフィットを鼻と頬にフィットさせる。
ノーズフィットはマスクの上部の隙間を埋めて花粉の侵入を妨げる効果がある。
これをまったく利用していない人がとにかく多いので忘れずにやろう。
そして頬の部分にもちゃんとフィットさせるのも忘れずに。
よく見かけるのが、ただ半分に折っただけで装着している人。
あんなんマスクの無駄遣いでしかない。
step
3プリーツをしっかり広げる
プリーツを広げて鼻から顎にかけてしっかり覆う。
これも理解していない人が多い。
プリーツを広げてフィットさせるものなのに、昔のマスク感覚で利用する人が多い。
きっと昔の四角いあの懐かしのマスクの頃から使っていた人がこのタイプなのかもしれない。
プリーツを広げることで側面がこのようにカープを描くので、顔へのフィット感が増して側面からの花粉の侵入を阻止してくれる。
step
4リスクを抑える
マスクに花粉を溜めないように注意する。
画像のように反対に折ってしまうと完全にマスクの形状が変わってしまう。
鼻付近にVゾーンができてしまうので、なんか気分的にも嫌だしホコリや花粉が溜まってしまう。
マスクのデザインにもよるが、わざわざ花粉を吸いこむ危険性を上げる必要はないだろう。
なので、プリーツにVゾーンができないように装着するのがベストだ。
step
5正しく装着する
正しい形はこうなる。
最後に鼻、頬、顎にしっかりとフィットしているか、隙間がないかをチェックし微調整をすれば装着完了だ。
正しく装着できれば自然とマスクはこのような形状になっているはず。
これでマスクの性能を十分発揮させることが可能となる。
間違ったマスクの使い方をしていた人は次からは正しい装着で快適な外出ライフをおくってもらいたい。
捨て方にもルールがある
マスクを捨てる時にもルールが存在する。
1日装着していたマスクには花粉だけでなく風邪などのウィルスも付着している可能性がある。
なので清潔に処理をするなら以下に注意しよう。
・フィルターには触れずに耳ゴムを持ち外す
・ゆっくり外して袋などに入れて捨てるとウィルスや花粉の飛散を予防できる
・使い切りなので1度使ったら捨てる(例外品アリ)
・取り外したら手を洗い清潔を保つ
まぁぶっちゃけフィルターの内側が外になるように折りたたんで耳ゴムでまとめてしまっているけどw
いちお風邪やインフルの季節だけは外した後にうがいをして手をしっかり洗っている。
花粉症への対策効果比較
いままで数多の花粉症対策マスクが発売されてきた。
どれも効果抜群、花粉の侵入を99%カットと謳っている商品がほとんどだ。
最近はウィルス、花粉、黄砂、PM2.5、ハウスダストなど広範囲に効果があるので使用する機会も多くなる。
ただ、どうしても長い時間装着しているので、モノによっては肌が痒くなったり、耳が痛くなったり、メガネをしている人はメガネが曇って困るなんてこともあるだろう。
では、果たしてどこのマスクが一番効果的なのか?
個人的な経験からまとめてみた。
サージカルマスク メジャーリーガー
とてもシンプルで値段も安い(1枚15円程度)マスク。
必要な機能はしっかりと備えていて、なおかつ装着感も普通に良くて頬への接触部分が広いため風が強くても問題ない。
ノーズフィットの針金が固めなのでがっちりホールドしてくれる。
皮膚刺激性ゼロレベルなので装着していて肌が痒くなったりといったこともない。
おすすめ度 ★★★★★
価格 767円(参考価格)
枚数 1箱50枚入り
サイズ 17.5×9cm
フィルタータイプ 抗PM0.1/鳥インフルフィルター
PFE(微粒子ろ過効率) 99%
フィッティ 密着ガードマスク
フィット感がよくメガネの曇りを軽減してくれるというマスク。
ノーズパットにより圧迫感なく隙間を塞いでくれるのだが、逆にこのソフト加減のせいで安定感がない。
不織布なので毛羽立ちやすく、長時間の使用でかゆみなどが現れる場合がある。
おすすめ度 ★★☆☆☆
価格 378円(参考価格)
枚数 5枚入り
サイズ ふつう(16.5×9cm)/やや小さめ(14.5cm×9cm)
フィルタータイプ ウィルス/PM2.5/花粉など
PFE(微粒子ろ過効率) 99%
快適ガードプロ
ノーズクッション採用で隙間なしで抜群のフィット感がある。
メガネなどのくもりカット効果もしっかりあるようだ。
顎に縦型のクロスプリーツを採用して顎付近の隙間を軽減させているのも評価できる。
難点を言えば単価(5枚入り60円、30枚入り50円くらい)が高くて4か月間もずっと使うのは無理だった。
それと携帯性が若干劣る。
そして独特のにおいがあるので人によっては無理かもしれない。
おすすめ度 ★★★☆☆
価格 1,494円(参考価格)
枚数 30枚入り
サイズ レギュラー(17.5×9cm)/小さめ(14.5×9cm)
フィルタータイプ ウィルス/PM2.5/花粉など
PFE(微粒子ろ過効率) 99%
BMCフィットマスク
ノーズフィットは柔らかめの針金を使用しているがフィット感はとても良い。
そして肌触りも柔らかくてとても良い。
1枚あたり12円程度とコスパも抜群。
斜めのガードステッチ加工の効果で側面のフィット感がアップしている。
頬との接触部分が丸みを帯びているので隙間もできにくい。
ただ、外側はガードステッチの影響で三角になってしまうため隙間ガラ空きになっている。
風の吹いている日にはこの隙間が見事に風をキャッチしてくれるのでガッツリ花粉が入ってくる。
先日の強風ではまったく効果がなかった。
花粉の季節は風も吹く時期なのでマイナスポイント。
そして不織布なのでどうしてもひっかかると毛羽立つ。
コスパ性能ともに最高なのだが、強風時には効果がないということで-2
室内で使用する目的なら★5もありだと思う。
おすすめ度 ★★★☆☆
価格 718円(参考価格)
枚数 60枚入り
サイズ レギュラー(9.5×17.5cm)/レディース&ジュニア(9×14.5cm)/キッズ(8.5×12cm)
フィルタータイプ ウィルス/PM2.5/花粉など
PFE(微粒子ろ過効率) 99%
マスク比較まとめ
※価格はまとめ買い時
※メガネ曇り止め効果はレビューからの推測
※おすすめ度は個人の感想なので人によっては違った感想の場合もあり
最後に
これで本来のマスクの装着方法もわかったことだし、きっと花粉症の症状が軽減する人も出てくるかもしれない。
その時には是非、マスクのちゃんとした装着方法を教えてあげてほしい。
この記事を教えてもらってもかまわない。
花粉症の人々が少しでも快適に過ごせることを祈りつつ〆たいと思う。
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