栃木県宇都宮市にある「やきそば安藤」。
懐かしの昭和を感じさせる店構え、地元民に愛さ続けるそのお店、宇都宮のご当地B級グルメ『宇都宮焼きそば』を味わうことのできるお店だ。
お店で食べることもできるけど、昔ながらのグリーンパーチと耐油紙で包まれた焼きそばをお持ち帰りして独特の紙の香りを感じつつ開封する瞬間は、パック容器では味わえないオンリーワンな瞬間。
今回はそんな「やきそば安藤」でお持ち帰りしてみた。
やきそば安藤
今回訪問したのは栃木県宇都宮市江野町、東武宇都宮駅西口から徒歩150m、オリオン通り近くにある「やきそば安藤」。
今も変わらぬ昭和を感じさせるこのお店。
暖簾はすでに「や」と「そ」しか判別できないほどで、ぱっと見はここは何のお店なんだと立ち止まれば、ほのかに漂うソースの焼けるなんともかぐわしい香り。
創業より70余年、宇都宮市のご当地B級グルメ『宇都宮焼きそば』を提供する焼きそば店として地元民に長く愛され続けてきた。
現在は3代目店主が引き継ぎ、昔と変わらぬ老舗の味を継承している。
もちろん店内で焼きたてを味わうこともできるが、醍醐味の一つは昔ながらの耐油紙とグリーンパーチに包まれた焼きそばを開封する瞬間。
グリーンパーチならではの特有の香り漂い、中から現れる焼きそばは蒸気ごと包み込まれることで独特の仕上がりとなる。
現代のパック容器では再現することのできない、これもまた楽しみのひとつ。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県宇都宮市江野町8-12
車 東北道「宇都宮インター」より9.9km15分
東北道「鹿沼インター」より8.6km(16分)
電車 東武宇都宮駅「東口」より160m
駐車場 なし(終戦有料駐車場有)
店内
店頭から伺える、鉄板で焼きそばを焼くその姿、そして換気扇から店外へ放出されるソースの焦げる香ばしいかおり、これはもうメシテロ。
否が応でも食欲を刺激してやまない。
誘惑に負けて店内に入ると、店内入口左手にある大きな鉄板では、常時注文の焼きそばを焼き続ける店主。
年季の入った外観だが、店内壁面は綺麗にリフォームされているのか外観ほどではない。
右手に店内飲食用のテーブル席が並ぶ。
卓上にはソース、一味、胡椒などが置かれている。
やきそば安藤のメニュー
やきそば安藤のメニューはこんな感じ。
※2023年1月15日時点
メニュー
・やきそば大 300円
・やきそば並 250円
・やきそば小 200円
利用方法
- 注文はコール制
- 来店したら店内かお持ち帰りかを宣言しつつサイズをオーダー
- 料金を支払う
- 店内テーブル席で待機
- 混雑状況にもよるが5分ほどで完成やきそば安藤行ってみた
やきそば安藤行ってみた
訪問したのは2023年1月15日の14時半ごろ。
先客1組1名、後客2組3名、メシ時ではないのもあってかテイクアウト利用ばかりだった。
匠の技のごとく焼きそばを包む様子は、見ているだけで何だか気持ちいい。
今回テイクアウトしたのは、やきそば大。
昭和を感じるこのグリーンパーチが湯気を吸って独特の香りをただよわせる。
包みを開けると耐油紙に包まれたやきそばが姿を現す。
宇都宮焼きそばならではの太麺タイプ。
具材はシンプルにキャベツのみ。
さっそくひとくち。
もっちりした食べ応えのある麺に、ソースはほんのり甘味があって辛めでスパイシーな味わい。
シャキシャキなキャベツの食感まアクセントと甘味がよくマッチしている。
これぞ昭和の味といった素朴だけど、クセになる味は大でも余裕で完食できてしまう。
最後に
宇都宮焼きそばの本場、宇都宮で人気のやきそば安藤」に行ってみた。
年季の入った外観がなんともたまらない。
テキバキと焼きそばを包む様子はとても爽快感がある。
ほんのり甘味があって辛みとスパイシーな風味のソースがクセになる。
今回はやきそば大をテイクアウトしたが、太麺ながら具材がキャベツのみなのので、意外と余裕で完食することができた。
やきそばがもっとも真価を発揮するのは焼きたて。
是非とも次回は出来立てを味わってみたいものだ。
宇都宮市のB級グルメ「宇都宮焼きそば」、是非一度味わってみてほしい。
お店詳細
やきそば安藤
住所 栃木県宇都宮市江野町8-12
TEL 028-636-3394
営業時間 12:00~18:30
定休日 水曜
支払い 現金のみ
予約 不可
駐車場 なし(終戦有料駐車場有)