おばんざいと酒処 夕凪 新米かぁちゃんのスペシャルランチ。栃木県小山市に不定期昼営業でしか味わえない限定ランチが!?
栃木県小山市にある「おばんざいと酒処 夕凪」。
旬の食材を使った総菜、新鮮な魚介などを使用した、おばんざいと沖縄料理をつまみに美味しいお酒が味わえる居酒屋。
大通り沿いからちょっと脇道に入った雑居ビルの2階の一角、初見には若干分かりづらく隠れ家感あるが、居心地のよい雰囲気に常連も多く賑わうお店。
このお店、知る人ぞ知る限定ランチメニューが存在するのを知っているだろうか?
不定期営業なので、公式LINEを登録していないとまずお目に掛かれない「新米かぁちゃんのスペシャルランチ」。
今回はそんな夕凪の「新米かぁちゃんのスペシャルランチ」を味わいに行ってみた。
昼の部は不定期営業
目次(タップできる)
おばんざいと酒処 夕凪
今回訪問したのは栃木県小山市駅東通り、小山駅東口より徒歩3分のところにある「おばんざいと酒処 夕凪」。
2012年7月にオープンしたこのお店、
中嶋睦姫さん(通称むっちゃん)がお母さんと2人で営む、本格沖縄料理を味わいながらお酒が堪能できる居酒屋。
沖縄出身の中嶋さんによる「おばぁ直伝の味」は、まさに沖縄を感じることのできる一品ぞろい。
子育てにともない2020年から始まったという昼営業。
今なら普段居酒屋にあまり行かない人も、夕凪の料理を気軽に味わうことができる。
気づけば居酒屋系ばかりになっていた、雑居ビルの一角。
1階店舗間の階段を2階に上がると右手にお店はある。
この隠れ家的な、知る人ぞ知る常連御用達のお店感がたまらない。
ゆえに初見では訪問しづらいと感じるかもしれないが安心してほしい、店内雰囲気もよくおひとり様でも気兼ねなく訪問可能だ。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県小山市駅東通り1-5-3 2F
車 国道50号「駅東4丁目」交差点より1.5km(4分)
電車 小山駅東口より280m
駐車場 なし()周辺有料駐車場あり
店内
沖縄民謡の流れる居心地の良い店内。
店内すぐの左手に厨房があり、カウンター席はまさに特等席だ。
壁面には三線が飾られ、棚には泡盛など沖縄のお酒なども飾られている。
厨房を囲むようにL字のカウンター席が8席。
右奥と厨房裏側に4人掛けのテーブル席があわせて5卓ほどあっただろうか。
かつては奥に個室的なエリアもあったが、現在は規模を縮小しての営業。
おばんざいと酒処 夕凪のメニュー
おばんざいと酒処 夕凪のメニューはこんな感じ。
夕凪の昼営業に行ってみた
おばんざいと酒処 夕凪、実に4年半ぶりくらいの訪問だ。
今回、新米かぁちゃんのゆうなぎランチからチョイスしたのは『カレイの西京焼定食』。
カレイの西京焼き、酢の物の小鉢、漬物、ご飯(大盛)、みそ汁のセットだ。
まずはみそ汁からいただこう。
具材は、大根、人参、ネギ、油揚げ、わかめ。
ベースは白味噌のようだ。
ダシの旨味に味噌のコクと甘味の余韻感じる素朴な味わい。
大根はしっかりとダシが染みていて、噛むほどに大根の甘味が広がる。
ワカメは生ワカメを使用しているので、食感心地よく旨味満点だ。
それではメインのカレイの西京焼きをいただこう。
カレイの西京焼きにシイタケやシシトウの素焼き、葉物野菜にポテトサラダが添えられている。
これは激しくうまそげじゃないか。
ふっくらとして箸ですっとほぐれる柔らかな身。
ふんわり柔らかく、脂がのっていてトロリとした口当たり。
カレイの旨味に味噌の甘くてコク深い味わいが合わさり、焼き目の芳ばしさも相まってご飯がモリモリといける。
しかもこのご飯がまた炊き加減絶妙で、ふっくらホクホクで程よい固さに噛むほどに甘味が広がり、よりいっそう箸がすすむ。
シイタケはどうだろう。
網焼きされたシイタケに仕上げに醤油を垂らし、立ち上がる火柱とともに香りづけされた醤油の芳ばしさ、シイタケの芳醇な香りが鼻腔を抜ける。
肉厚でプリっとした口当たり、ヒダからあふれたエキスと醤油合わさる上質な旨味と絶妙な塩味の共演は新鮮なシイタケのなせる技。
箸休めにキュウリと長芋の酢の物でもいただこう。
シャキシャキなキュウリにサクトロとした長芋の食感がクセになる。
梅と大葉の風味にゴマの芳ばしいアクセントもいい。
やはり和食はいいな、と思いつつ気づけば完食ごちそうさま。
夕凪の昼営業に行ってみた【ゴーヤちゃんぷるー定食】
夕凪の昼営業情報が公式LINEで流れてきたので行ってみた。
訪問したのは2023年5月某日。
先客ナシの後客2組4名。
本日の新米かぁちゃんのスペシャルランチメニュー
今回の新米かぁちゃんのスペシャルランチのメニューはこんな感じ。
ゴーヤちゃんぷるー定食
今回チョイスしたのは『ゴーヤちゃんぷるー定食』。
ゴーヤチャンプルをメインにご飯、味噌汁、鶏の唐揚げとゴーヤのフライ、ポテサラに漬物のセットとボリューム満点。
まずは味噌汁で口腔内を潤す。
サクサク食感な大根の甘み感じる優しい味わいの味噌汁だ。
甘みのある白味噌仕立ての味に、なんだかすごくホッとする。
メインのゴーヤチャンプルを味わってみよう。
ゴーヤチャンプルは、程よい苦味感じるゴーヤはシャキシャキ食感で、いわゆる島豆腐というやつだろうか。
弾力があり濃厚なコクと旨みを蓄えていて食べ応え感も満点。
スパムの肉感もしっかり感じられ、さらに卵がコクと旨味を引き立て、ちょうどよい塩気にダシの旨味も引き立つ。
これはもうご飯が止まらない。
ペース配分とか考える前にご飯がどんどん減っていく。
家庭的な味が間違いない。
今度は揚げ物を食べてみよう。
まずはゴーヤのフライから。
ゴーヤのフライは、パリッと食感に苦味のアクセントがきいている。
口腔内がいっきにリフレッシュされる。
鶏の唐揚げは縦長のスティックタイプだ。
衣はサクッとした食感、さっぱりとした胸肉の唐揚げだ。
唐揚げといえば主役級の一品だが、ちゃんと脇役として立場をわきまえている感があり主役との相性もいい。
ポテサラは、黒胡椒のスパイス感が絶妙で、ジャガイモの旨味も引き立つ。
最後に味噌汁を飲み干しごちそうさま。
最後に
栃木県小山市にある「おばんざいと酒処 夕凪」のランチに行ってみた。
不定期営業なので、公式LINEを登録していないとまずお目に掛かれない、夕凪「新米かぁちゃんのスペシャルランチ」。
お店の名物であるおばんざいや沖縄料理、定番ランチメニューなど、毎回厳選された数種類のメニューだけが提供される。
いずれも昼営業でしか味わえない特別仕様メニューばかり。
ザ・和食と言えるようなものをしばらくまともに食べてなかったので、日本人のDNAに染みわたる味わいがたまらない。
また機会があったらランチや夜の居酒屋も利用してみたいものだ。