東京都文京区にあるラーメン大至(だいし)。
普通のラーメンをコンセプトに、普通の最高峰な一杯が味わえるラーメン店。
普通を最高まで昇華するその腕前、さらにはそれを遺憾なく発揮した季節・期間限定メニューもまた絶品だ。
今回はそんな「ラーメン大至」に行ってみた。
ラーメン大至
今回訪問したのは東京都文京区湯島、「すずめの戸締り」聖地でもおなじみ御茶ノ水駅の近く新妻恋坂沿いにあるラーメン大至(だいし)。
2007年7月30日オープンのこのお店、中目黒の「三ツ矢堂製麺 中目黒本店」出身の柳崎店主が営む。
「普通のラーメン」の最高峰を目指すことをコンセプトとし、まさにオーソドックスながら、その味は「普通の最高峰」に至る。
お店の看板メニューは、シンプルな醤油ラーメン、90年代に一世を風靡した環七背脂チャッチャ系をオマージュした背脂ラーメン、芝麻醤・辣油・花椒を使用した定番の担々麺。
さらにつけ麺は、浅草開花楼のカラス氏が日清製粉と共同開発し誕生した小麦粉『傾奇者』による細麺を使用、若干濃いめにしたラーメンの醤油清湯であじわうことができる。
普通を最高峰までブラッシュアップするその腕前を遺憾なく発揮した、季節・期間限定メニューも絶品で必食に値する。
コラボメニューや、時には『サッポロ一番トリビュート』『カップヌードルシーフード・トリビュート」などの想像の斜め上をいく一杯を誕生させるなど、エンターテインメント性もハンパない。
アクセス
アクセス詳細
住所 東京都文京区湯島2-1-2 佐藤ビル1F
車 国道4号線「台東2丁目」交差点より850m(2分)
電車 東京メトロ銀座線「末広町駅」4番出口より550m(徒歩7分)
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」1番出口より500m(徒歩6分)
東京メトロ千代田線「湯島駅」5番出口より650m(徒歩8分)
JR中央線「御茶ノ水駅」聖橋口より550m(徒歩7分)
駐車場 なし(周辺有料駐車場あり※最寄:タイムズ湯島2丁目)
店内
奥行きのある店内。
入って左手に券売機。
- 10,000円紙幣まで対応
現金投入後にメニュー選択 - 交通系電子マネー使用可能
メニュー選択後にタッチ
払い戻しチャーシー不可
券売機背後に店内待ち席あり。
席はカウンター席のみ12席。
備え付け、卓上調味料はこんな感じ。
卓上調味料は胡椒、一味や酢が必要な人はスタッフへ。
背後の壁には上着のかけられるハンガー、折り畳みの荷物入れも設置されている。
紙エプロンが必要な人はスタッフへ。
足元にゴミ箱が設置されているので、ティッシュなどのゴミはゴミ箱へ。
ラーメン大至のメニュー
ラーメン大至のメニューはこんな感じ。
※2023年1月20日時点
メニュー
レギュラー
- ラーメン 830円
- ラーメンランチ 1,000円
ライス+キムチ or ライス+ミニサラダ - 背脂ラーメン 950円
- 担々麺 950円
- つけ麺 730円
- チャーシューメン 1,080円
季節・期間限定
- 味噌ラーメン 900円
- 辛味噌ラーメン 970円
辛さ増し可能 - トマト青紫蘇つけ麺 1,000円
トッピング
- 各種麺大盛 150円
- ワンタン 170円
- つけ麺用具 170円
サイドメニュー
- ネギチャーシュー丼 370円
- ランチセット 170円
- ライス 130円
- ミニキムチ 120円
- ミニサラダ 130円
夜メニュー
- ミニ大至丼 420円
- 玉子めし 230円
- ネギメンマ 280円
- いろどりサラダ 380円
- おでん 430円
- つまみワンタン 430円
- つまみチャーシュー 460円
- にんにく味噌漬 280円
ドリンク・アルコール類
- ビンビール(スーパードライ小瓶) 390円
- 生ビール(アサヒマルエフ) 450円
- ウーロンハイ 390円
- レモンサワー 390円
- 日本酒(吉乃川)
- 焼酎(中々・吉亮宝山) 490円
- コーラ(瓶) 200円
備考
- 麺量
普通盛150g、つけ麺200g、大盛1.5倍
麺半分 ミニサラダor100円引き
利用方法
- 店内にて食券購入
※現金購入の場合、入金後に商品選択
※交通系電子マネー(払い戻しチャージ不可)の場合、商品選択後にタッチ - 案内された席へ
※混雑時は店内待ち席また外待ち列の最後尾に
※混雑時は外待ちはインカムにて店内へ案内
※席待ち、客席中の会話はなるべく小声にて - 食券を渡す
※麺半分の場合はこの時に - 食事を楽しむ
- ティッシュなどのゴミは足元のゴミ箱へ捨てて店を後にする
ラーメン大至で辛味噌ラーメン食べてみた
御茶ノ水駅より「すずめの戸締り」聖地である神田川にかかる聖橋を渡り5分。
※工事中のため川は見えない
訪問したのは2023年1月20日20時35分。
本日の目的地のひとつ、ラーメン大至のラトスオーダーギリギリで店内へ。
先客、後客ともにナシ。
急いで食券を購入し、案内された席へと陣取ると食券を手渡す。
オーダーから5分ほど、今回チョイスしたのは季節限定の『辛味噌ラーメン』辛さ変更なし。
トップのハートの辛味噌バターにたっぷり炒め野菜が特徴的。
コーンが王道の味噌ラーメ感をかもしだす。
卓上の一味はこのために取り寄せたという「八幡屋礒五郎 焙煎一味」。
トッピングは、もやし、人参、きくらげ、挽肉を炒めたもの、ニラ、コーン、レタス、辛味噌バター。
まずはスープからひとくち。
濃厚な味噌のコクと旨味引き立つスープ。
スパイシーかつ、ゴマだろうか香ばしい味わいがコク深く、完飲を誘う。
寒い夜に体がポカポカ温まる。
麺は中細の軽くウェーブかかったもの。
もっちりとしたコシある麺は噛むほどに小麦の旨味が広がる。
スープの絡み抜群で、ズルズルと啜れば味噌の芳醇な香りが鼻腔を抜ける。
シャキシャキな炒め野菜の食感、溶け出す旨味が旨味のポテンシャルを引き上げる。
たっぷりの挽肉に食べ応えも十分で、ニラの風味もまたいい。
コーンの甘いアクセントに素朴な味わい感じる。
今度は辛味噌バターを溶かしてみよう。
ピリッとした辛味とビターな味わい、ブーストされたコク深さにスープのポテンシャルが数段引き上げられる。
ヤミツキ感がハンパない。
麺にも辛味がしっかりと乗ってくるので、啜るたびに刺激が突き抜けてくる。
辛さに慣れている人には物足りなく感じるかもしれないので、辛さカスタマイズがおすすめ。
卓上の一味を加えるのもありだ。
辛味とビターな風味が食欲を刺激する。
このあとガッツリかけていっきに頬張り、最後はスープをグビグビと飲み干したい衝動にかられたが完飲は我慢してごちそうさま。
普通の味噌ラーメンとは一味も二味も違う、まさに普通の最高峰な一杯だった。
最後に
東京都文京区にあるラーメン大至に行ってみた。
素朴なラーメンを手間暇かけて仕上げることで究極に仕上げる、普通の最高峰のお店。
季節限定の『辛味噌ラーメン』を食べてみた。
挽肉たっぷりの炒め野菜の旨味溶け出す濃厚味噌スープ、コシある中細麺の食べ応え感。
辛味噌バター溶かせば、ピリッとした辛味とコク深い味わいに完飲を誘う。
普通の味噌ラーメンとは一味も二味も違う一杯だった。
栃木から平日にラストオーダーギリギリながら、なんとか味わうことができてよかった。
近くに来た時には是非とも味わってほしいお店だ。
お店詳細
ラーメン大至
住所 東京都文京区湯島2-1-2 佐藤ビル1F
TEL 03-3813-1080
営業時間 11:00〜15:00/17:00〜21:00(LO 20:45)
土 11:00〜15:00
定休日 日曜、祝日
支払い 交通系電子マネー使用可
駐車場 なし