コロナ禍でおうちごはんの需要の高まっている今の時代。
ピンチこそチャンスとばかりに、ラーメン業界にも新時代が到来した。
冷凍ラーメンブームの到来である。
実はラーメンスープや生麺は冷凍向きで、冷凍販売することで自宅にいながら全国の名店のおいしいラーメンが食べられる。
なかなか気軽に遠出しづらい今の時代、冷凍ラーメン通販が便利。
サービスを駆使すれば、ありとあらゆる店舗のラーメンを味わうことができる。
今回はそんなサービスひとつ「ラーメンJourney」で麺やゼットン(絶豚)の『デス煮干しラーメン』お取り寄せしてみた。
ラーメンJourneyで全国の旨いラーメンをお取り寄せ
冷凍ラーメンをお取り寄せできる数多く存在する、サービスによって利用できる店舗が違うのでどこを利用しようかと悩む(うれしい意味で)。
それらのサービスを駆使するることで、食べてみたかったあのお店・このお店のラーメンを味わうことができる。
今回利用するのはそんな冷凍ラーメン通販サービスを展開する「ラーメンJourney」。
「ラーメンJourney」は2021年6月11日(金)にオープンした冷凍ラーメンの通販サイト。
長引くコロナ禍のなかで、ラーメン店など飲食店は打撃を受け、中には経営が立ち行かなくなり閉店するお店があるほど。
作って売らなければ家賃も払えない、そんなときに生まれたのが冷凍通販サービスや冷凍自販機。
やがてそれはブームとなり、さまざまサービスが生まれた。
特にラーメン業界は、お店で出来立てを食べるのが当たり前だったが、冷凍ラーメンという新たなジャンルが確立することで全国の人気店・隠れた名店などのラーメンが自宅にいながら味わうことができるようになった。
素人が手軽に作れるよう開発
せっかく冷凍ラーメンをお取り寄せしても、お店の味を再現するのは簡単ではない。
なかなか素人ではプロのように湯切りをしたりはできないし、手間がかかってしまい結果的になんかコレジャナイ感のあるものになってしまうことは少なくない。
ならば最初から素人が再現しやすいようなラーメンを開発し、それを通販してしまえばいいんじゃないか?
そんらな逆転の発想から生まれた。
ただ作って冷凍するのではなく、「通販に最適なラーメンを実店舗で作って、ネット上に出店する店舗で販売する」というコンセプト。
オープンに先駆け名だたる銘店19店が集結し、湯切りせずスープとともに湯煎するだけで作れ、誰でも簡単に同じ味をあじわえるようにと開発が行われた。
※すべてが湯切り不要というわけではない
それぞれが切磋琢磨し、この「ラーメンJourney」というネット上にだけのラーメン銘店街から、それぞれのこだわりの味・想いを込めたロマン感じる一杯を全国に届ける。
また、トッピングなども充実しているので、銘店同士を組み合わせたオリジナルの一杯の販売や、自らをアレンジしてオリジナルの一杯を生み出したりすることも可能。
作り手の想いやアレンジの可能性とともに、もっと気軽に誰でもラーメンのJourney(旅)を楽しめる、そんな体験をさせてくれるお店だ。
あらかじめ道具を用意しておこう
冷凍ラーメンを作るにあたって、ある程度は調理器具などを用意しておくとスムーズに調理ができる。
参考までにあると色々と捗るアイテムを紹介しておこう。
麺茹で用の鍋
麺茹でにはある程度湯量に余裕があったほうが、麺をおいしく茹で上げることができる。
できれば2リットル~3リットルほどのものを用意しておきたいところ。
スープや具材温め用の小鍋
スープや具材などを温める用の小鍋があると便利だ。
仕上がりはタイミングが命なので、1つの鍋で麺茹で終わったら次はスープを温めるとかそんなのは問題外。
湯切り用のザル
麺茹でしたら湯切り用にザルを用意ておくと便利だ。
茹でた麺をそのままスープに入れると、なんかいろいろと大事なものを失う気がする。
※湯切り不要は除く
ラーメンどんぶり・レンゲ
ラーメンどんぶりにレンゲ、これがあると無いとでは雰囲気が全然違う。
雰囲気補正というやつは重要だ。
※と思いたい
麺やゼットン(絶豚)『デス煮干しラーメン』
今回お取り寄せしたのは、麺やゼットン(絶豚)『デス煮干しラーメン』。
データ
麺やゼットン(絶豚)『デス煮干しラーメン』
発売日 2022年11月
価格 1,080円(税込)
内容量 630g(スープ450g、めん180g)
熱量 スープ 76kcal/めん 289kcal
タンパク質 スープ 2.1g/めん 7.4g
脂質 スープ 5.0g/めん 1.2g
炭水化物 スープ 5.6g/めん 62.2g
食塩相当量 スープ 1.3g/めん 0.4g
※100gあたりの目安
「スープ」「麺」「トッピング」のセット(商品による)、作り方のマニュアルもついてくる。
デス煮干しにはスープ、麺、具材はチャーシュー・メンマがついてくる。
基本的にはこれだけで作れるが、店主おすすめトッピングも紹介されているのでお好みで用意するといいだろう。
今回は「味玉」「ネギ」「小ネギ」「糸唐辛子」を用意した。
あとはレシピ通りに作るだけ。
トータル15分以内で作れる。
完成したのがこれだ。
なんとなく麺やゼットン(絶豚)の『デス煮干しラーメン』のビジュアルも再現してみた。
うーむ、こいつは旨そうだ。
我慢できない。
まずはスープをひとくち。
厳選した青森産の平子煮干しを中心とした数種類の煮干しを使用した豚骨煮干しスープは、煮干しの濃厚な旨味に豚骨のパンチのきいた味わいが特徴。
凝縮された煮干しの旨味に、メインを引き立てる脇役のごとく豚骨の濃厚なコクが絶妙にマッチ。
えぐみもなくほんのりビターで酸味ある口当たりに、より一層深み増す旨味の余韻が引き立つ味わいだ。
スープが喉を通り過ぎた後の満足感がヤバく、非常にクセになり完飲不可避。
煮干しが足りないと感じたら
個人的にはもうちょっとニボニボしたエッジがきいた方がいいなと思ったが、そんな人は店主おすすめの食べ方を実践するといいそうだ。
- 湯煎後に鍋で少量の煮干しを加えて鍋で対流させるように沸かすと煮干し感アップ。
- 煮干し粉を加えると濃度が増してどろ煮干しに進化。
お次は麺をいただこう。
ズズッと啜れば、煮干しと醤油の香ばしいかおりが鼻腔を抜ける。
プリもち食感で、噛むほどに小麦の風味が広がる。
スープの絡みもちょうどよく、バランスもよくて一体感抜群だ。
コリサクなメンマの食感のアクセントもたまらない。
今度は大判なロースチャーシューをいただこう。
しっかり味のしみたチャーシューで、これ単体でかなりインパクトのあるおいしさ。
薄めゆえにちょっと湯煎で火が通り過ぎたか旨味があふれてしまったので、本来のポテンシャルを発揮していたら相当ヤバかったに違いない。
最後の1滴までスープを飲み干しごちそうさま。
最後に
「ラーメンJourney」で麺やゼットン(絶豚)の『デス煮干しラーメン』お取り寄せしてみた。
調理も手軽で、本格的な味があじわえるは冷凍ラーメンならでは。
これを食べると、是非ともお店でも味わてみたいと思ってしまうのが悩ましい。
濃厚な煮干しの旨味に、それを支える豚骨のコクが絶妙で完飲不可避。
食べた後に満足感があって、いつまでも余韻に浸れる一杯だった。
さて次はどのラーメンをお取り寄せしようか。