栃木県佐野市の青竹手打ち麺 藤谷。
女性店主が営むこだわりの一杯が佐野ラーメン界に新風をもたらす。
名物『塩レモンラーメン』が人気の佐野ラーメン店。
今回はそんな青竹手打ち麺 藤谷に行ってみた。
青竹手打ち麺 藤谷
今回訪問したのは栃木県佐野市堀米町に店を構える青竹手打ち麺 藤谷(ふじや)。
元蕎麦屋ならではの和を感じさせる外観。
2020年1月3日創業の女性店主の営む佐野ラーメン店。
佐野市にある叶屋系のラーメン店「青竹打麺 ゆたかや」でおよそ2年の修業ののち独立という経歴を持つ店主。
地元佐野市に貢献したいという想いからラーメン店のオープンを決意。
夢の実現のため熱心に指導を受け、伝統的な製麺技法「青竹打ち」をはじめとするラーメンに関する技術や知識を習得。
女性ならではの視点とこだわりから生まれた一杯『塩レモンラーメン』を名物とする。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県佐野市堀米町612-17
車 東北道佐野インターより6.4km(15分)
電車 東武佐野線堀米駅より500m
駐車場 7台
駐車場は店舗前に7台分。
若干上り坂になっているので、駐車時にアクセルを踏みすぎないように気をつけよう。
店内
古民家風な外観そのまま、店内にも歴史を感じさせる箇所が残る。
リフォームにより生まれ変わった店内には、女性店主ならではのおしゃれなアクセントもみられる。
入口左手には青竹手打ちの製麺室、入ってすぐの左手にレジカウンター。
正面奥が厨房、その手前にカウンター席が4席。
入口側の壁沿いに2人掛けのテーブル席が2卓設置されている。
右手奥の広い小上がりには4人掛けの座卓が3卓設置され、空間を十分に設け感染対策も万全だ。
ちなみに手前に置かれているのは田代島(猫島)グッズで、売り上げは猫島の猫とために寄付されるそうだ。
猫好きの人は是非グッズを購入して協力しよう。
厨房右手側のカウンターにセルフの給水機が置かれている。
カウンターや壁面に限定メニューなどメニューの画像も掲載されているので、注文の際に参考にするといいだろう。
青竹手打ち麺 藤谷のメニュー
青竹手打ち麺 藤谷のメニューはこんな感じ。
※2022年8月1日時点
青竹手打ち麺 藤谷行ってみた
訪問したのは2022年8月1日12時過ぎ。
先客は2組4名、後客数名。
今回チョイスしたのはこれだ。
塩レモンラーメン+チャーハンセット、単品の紅唐揚げ。
塩レモンラーメン
これが名物の塩レモンラーメン。
透明度のあるスープに青竹手打ち麺、トッピングは輪切りレモン3枚、バラロールチャーシュー、メンマ、ネギ、ナルト。
まずはスープをひとくち。
レモンの爽やかな香りが鼻腔を抜け、口の中一杯にレモンの酸味の刺激が広がる。
塩味ほどよくすっきりあっさりとした後味ながら、鶏ガラや香味野菜のコクと旨味もしっかり感じる。
麺は青竹手打ちの中太な手揉みちぢれ麺。
納得いく麺が打てない時には店を閉めてしまうほどのこだわりから生まれた麺は、程よいコシにつるりとのど越しも良い。
啜るたびに広がるレモンの酸味と爽やかな香りのアクセントが面白い。
チャーシューはほろっと柔らかでクセもなく食べやすい。
後半になるにつれレモンの濃度が増して、酸味が刺激的な味わいに。
そしてスープを飲み干すと、底には「ありがとう」の文字が。
チャーハン
お次はチャーハン。
チャーシューにナルト、ネギ、卵、天面に紅ショウガが添えられた王道スタイル。
パラパラ食感にしっかり味付け。
これは金色シュワシュワな大人の炭酸飲料がほしくなる味だ。
紅唐揚げ
単品メニューの紅唐揚げ(5個)。
紅ショウガの漬け液で朱色に染まった衣纏った唐揚げに紅ショウガが添えられている。
揚げたてザクザク衣に噛みつけば、紅ショウガの香りが鼻腔を抜ける。
紅ショウガの塩気に辛み酸味がしっかり染みた鶏肉は柔らかジューシーで肉汁あふれる。
濃いめの味付けだけにご飯のおかずやお酒のつまみにも良さそうだ。
最後に
栃木県佐野市にある青竹手打ち麺 藤谷に行ってみた。
名物の塩レモンラーメンは、レモンの爽やかな香りと酸味が心地よく、暑い夏には是非ともおすすめしたい。
こだわりの青竹手打ち麺の程よいコシと心地よいのど越し感が食べやすい。
男性やいっぱい食べられる人は若干物足りないと感じるかもしれないので、セットメニューや単品メニューを追加するといいかも。
単品メニューも充実し、ラーメンもいいがお酒のつまみに最適な味付け。
佐野ラーメンに新風をもたらす一杯を味わえるお店だ。
お店詳細
青竹手打ち麺 藤谷
住所 栃木県佐野市堀米町612-17
TEL 0283-88-9244
営業時間 11:00~14:00/18:00~20:00(麺、スープなくなり次第終了)
定休日 木曜(祝日営業)
支払い PayPay利用可
駐車場 7台