しもつかれウィーク2022の終盤、トリを飾るのはしもつかれ見遊知会夢(ミュージアム)「下津家令絵巻 狐異人 -koibito」展。
日光市の「mekke 日光郷土センター」にて2月12日と最終日13日に開催されたのは、オリジナル物語「下津家令絵巻 狐異人 -koibito」の世界観を体感する展示。
「七尾の狐」の悲しく切ない物語を、サンドアートや伝統工芸「生人形」にて再現。
また最終日には物販も行われ、しもつかれブランド会議と栃木県立馬頭高等学校 水産科のコラボレーションにより誕生した『しもつかれ缶詰』も限定販売された。
今回はそんなしもつかれ見遊知会夢「下津家令絵巻 狐異人 -koibito」に行ってみた。
※当初の予定では最後に訪問するつもりだったが途中で訪問したためラスト記事ではない。
しもつかれ見遊知会夢「下津家令絵巻 狐異人 -koibito」
しもつかれウィーク2022の終盤2月12日と13日の2日間開催された、しもつかれ見遊知会夢「下津家令絵巻 狐異人 -koibito」。
出典:しもつかれジャパン
「しもつかれウィーク」と伝統工芸「生人形」を手掛ける「丸山工芸社」がコラボしたスペシャルイベント。
今回のイベントのために書き起こされた、オリジナル物語「下津家令絵巻 狐異人 -koibito」の世界観を体感する展示がされた。
さらに香川大介氏(吉見屋)によるサンドアートが物語の雰囲気を盛り上げ、セレクトショップSONARによる「狐異人」を現代風にアレンジした一着が展示。
最終日にはきびがら工房による「きびがら細工」の販売、菓子工房こぶしによる「しもつかれビスコッティ」「ガトーしもつかれ」などの販売、そして今回注目のしもつかれブランド会議と栃木県立馬頭高等学校 水産科のコラボレーションにより誕生した『しもつかれ缶詰』も限定販売された。
詳細
オリジナルストーリー「狐異人」の展示&物販
住所 栃木県日光市御幸町591 mekke 日光郷土センター2F
開催日 2022年2月11日、12日
開催時間 10:00~15:00
しもつかれ見遊知会夢行ってみた
訪問したのは「しもつかれ見遊知会夢」初日の2022年2月11日。
しもつかれウィーク2022巡礼の〆に行きたかったところだが、まぁそんなこともあるさ。
ということでやってきたのは、日光市の日光街道沿い観光グルメエリアの一角にある「mekke 日光郷土センター」。
実はこの時、展示が15時までであることを忘却し、普通に食べ歩きしながらのんびり訪問していた。
時間は15時10分を刻もうかという頃。
ひな祭り仕様に飾り付けられていた施設内をのんびり眺めたり。
そして会場である2階へと向かうと、そこで奇跡の遭遇を果たす。
しもつかれブランド会議青柳代表の一行と遭遇。
なんと丁度展示場を閉めて帰路につくところだったそうで、そこで「15時までだった」ということを思い出す。
これはなんたる失態、2度あることは3度あるとはよく言ったものだ。
またしもつかれ様でしたで撤収になるかと思いきや、粋な計らいにより特別に観覧させていただくことに。
ゆっくりじっくり見ていきたいところだが、ひとまず写真だけ撮影させていただき早々に立ち去ることにした。
下津家令絵巻 狐異人 -koibito
今回のイベントのために書き起こされたリジナルストーリー「狐異人」。
悲しく切ない「七尾の狐」の物語をサンドアートや生人形て体感できる展示。
物語は4幕で構成される。
第一幕は七尾の半妖狐「藻華」の生い立ち、生人形師ショウとの出会いにまつわる話。
第二幕は「藻華」が「ショウ」に恋焦がれ、ついには旅にでるまでの話。
第三幕はショウの痕跡をたどりながら旅をする藻華が描かれる。
飢えに苦しむ民の姿に、己の非力さとこれまで自分がいかに守られてきたかを知る。
ある村で出会った「盲僧」に教わった「しもつかれ」をふるまい、村人飢えから救う。
こうして「盲僧」とともに「しもつかれ」を携え、再び旅へ出る。
第四幕、最終幕では旅の道中での出来事、盲僧による口伝伝承で幕を閉じる。
丸山工芸社による生人形にて、その旅の様子が再現されている。
会場出口にはセレクトショップSONARによる「狐異人」を現代風にアレンジした一着が展示されていた。
まさにサステナブルな精神とも合致する一品だ。
下津家令絵巻 異類婚姻譚(いるいこんいんたん) 孤異人(こいびと)編の完全版は以下にて公開中だ。
最後に
しもつかれウィーク2022の終盤2月12日と13日の2日間開催された、しもつかれ見遊知会夢「下津家令絵巻 狐異人 -koibito」に行ってみた。
物語の世界を美麗なサンドアートや生人形で再現した展示が行われた。
しもつかれウィーク巡りをしているならば、必見の展示会といえよう。
しもつかれウィークと聞いて、グルメイベントと思っている人も多いだろう。
しもつかれを表現するのは食べ物だけとは限らない、アートにデザイン、音楽などクリエイティブな表現がされる「しもつかれ」の可能性を感じさせるイベント、それがしもつかれウィークだ。
そして青柳代表、時間過ぎていたのにありがとうございました。
イベントしもつかれ様でした。
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しもつかれウィーク2022開催!!しもつかれパワーで疫病なんてぶっ飛ばせ!!
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