栃木県鹿沼市、海無し県栃木の田園風景広がる山里に絶品のあじフライ定食の味わえるお店がある。
その名を「近江屋」。
極上フワフワな真あじフライを求めて、開店前から行列ができるほど。
その味はまさに別次元、一般的なあじフライの概念を覆すこと間違いない。
今回はそんな真あじフライを求めて「近江屋」に行ってみた。
近江屋
今回訪問したのは、栃木県鹿沼市深程にある「近江屋」。
魚の目利きに長けた店主みずから毎日市場に訪れ仕入れた、厳選した新鮮な魚介をメインとする定食屋。
なんと先代は鮮魚店を営んでいたというから納得。
海無し県栃木の田園風景広がる山里にありながら絶品の魚介料理が味わえる。
看板メニューの『真あじフライ』は、これまで食べてたあじフライの概念を覆すほどの別次元の美味しさ。
特に真鯵には並々ならないこだわりがあるようで、全国の厳選した地物の真鯵のみを使用し、刺身に使うほど新鮮な真あじを寝かせることで臭みを取り、さらには骨を一本一本丁寧に取り除くという非常に手間暇かけて下処理を行っている。
絶品のあじフライを求めてオープン前から行列ができ、店主の御眼鏡にかなう真あじに出会えなかった時には提供が無い場合や早期に完売になることがあるほど。
そんなこだわり尽くされた真あじフライが旨いのは道理。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県鹿沼市深程472-1
車 東北道鹿沼インターより12.7km(17分)
電車 東武日光線樅山駅より5.1km
駐車場 10台
駐車場は店舗右手に斜め停め5台、その南の塀沿いの砂利の駐車場に5台ほど駐車可能。
店内
白を基調としたナチュラル系和テイストな店内。
暖色系の照明が優しい印象。
店内入ると左手窓際にカウンター席が5席。
ホールには4人掛けのテーブル席が6卓、その奥にレジカウンターのある面白い構造だ。
入り口からすぐに待ち席があり、ホールから右手は座敷になっていて、座卓が4卓とキャパは多め。
一人から複数名まで対応可能。
近江屋のメニュー
近江屋のメニユーはこんな感じ。
※2021年10月時点
張り紙メニュー(仕入れによる)
・プレミアム真あじフライ定食(数量限定) 1,500円
・本日の刺身盛り定食(10食限定) 1,400円
・広島産かきフライ定食 1,020円
・あじフライ・カキフライ定食(カキ2個) 1,250円
・エビ・カキ・コロッケ定食 1,100円
※ご飯大盛り無料
※お替わり 150円
※梅ひじきご飯に変更 +30円(お替わりも+30円)
テイクアウト
・鯵フライ 1枚680円/ハーフ350円
・メカジキフライ 1枚970円/ハーフ340円
・コロッケ 1個240円
・とんかつ 1枚700円
・鳥唐揚げ 1人前(7個~8個)680円
秋冬限定
・海老フライ 1尾280円
・カキフライ 4個820円
・幕ノ内弁当 1,080円~
・自家製ドレッシング 1本285ml 500円/510ml 860円
真・極上あじフライ定食
訪問したのはオープン30分前。
すでに先客1組、10分前には6組ほど、オープン後には待ちが発生するほどの人気。
今回チョイスしたのは『真・極上あじフライ定食』。
実は注文後にプレミアムの存在に気付いたが、ほとんどの人がプレミアムをチョイスしていた。
注文を済ませると、まずはサラダから提供される。
サラダには自家製の野菜たっぷりのドレッシングがかけられている。
人参と玉ねぎたっぷりで、醤油の風味きいた味わいが野菜とよく合う。
さっぱりとしていて、フライものとの相性もよさそうだ。
そしてお待ちかねのメインの登場だ。
真・極上あじフライ定食 1,100円
定食にはサラダの他に、煮物の小鉢、漬物、ご飯とみそ汁付き。
もちろんご飯は大盛りチョイス(無料)。
ちなみにご飯は鹿沼産の米を使用。
本日の真あじは、山口県仙崎産の地物あじを使用したあじフライ。
大ぶりなフライが2枚と食べ応えがありそうだ。
タルタルソースもついているのが嬉しい。
まずはみそ汁からいただこう。
あおさに刻みネギの風味がたまらない。
さてメインのあじフライを食べてみよう。
まずはソース、レモンをひと搾り。
サクッと軽やかな衣の食感、油がさらりと溶け出し芳ばしいパン粉の風味が広がる。
まず衣の旨さに衝撃を受ける。
そしてこのアジの肉厚加減はどうだ。
ふっくら柔らかで、ジューシーなエキスが口の中に広がる。
丁寧に一本一本骨を取り除いているだけあり、より一層ふんわり感が引き立つ。
そしてアジフライといえば、少なからず青魚独特の風味が残るものだが、それが一切ないと言っても言い過ぎでないほど。
これまでのアジフライの概念を覆す別次元の旨さだ。
今度はからしをつけて食べてみよう。
これまたツンとくるからしの刺激とソースの風味が絶妙にマッチする。
やはり揚げ物にはからしは外せないな。
最後はタルタルソース。
玉ネギ感がしっかりきいていて、パプリカパウダーのほんのりビターな風味がアクセント。
衣がクドくないので、タルタルで食べても重くならない。
これはご飯が止まらない。
小鉢にも油断しちゃいけない。
染み染みな大根がまた旨い。
コロッケ
コロッケも単品で追加してみた。
ザクザクの衣に中はホクホクしっとりじゃがいもの甘みが後を引く旨さ。
最後に
栃木県鹿沼市の田園風景広がる山里にひっそり佇む「近江屋」。
わざわざ足を運んでまで食べる価値のある絶品『あじフライ』が味わえる。
あじフライもさることながら、衣がまた旨い。
数量限定の『プレミアム』はきっとさらに別次元の旨さなのだろう。
また気合があったら攻略に行かなくては。
お店詳細
近江屋
住所 栃木県鹿沼市深程472-1
TEL 0289-85-2537
営業時間 11:30~14:00/17:00~21:00(※夜の部は要予約)
定休日 月曜、第3火曜