栃木県宇都宮市に「川崎タンタン」がオープンした。
2021年7月15日17時よりグランドオープンしたこのお店、いわゆる神奈川県川崎市の名物グルメ『ニュータンタンメン』系をメインに提供する。
ピリッと唐辛子の辛味にあっさりスープ、高タンパクの低脂肪で身体にも優しい一杯。
ダイエット中にもヘルシー志向な人にもおすすめ(かもしれない)。
今回はそんな「川崎タンタン」に行ってみた。
川崎タンタン
ここが今回訪問した栃木県宇都宮市鶴谷ある「川崎タンタン」。
2021年7月15日の17時よりグランドオープンした新店。
鹿沼インター通り沿い、とちぎ園芸となりの元「ビッグミート山久 鶴田町店」があった場所。
かつての店舗の面影を残しつつ、漆黒に塗られた外観が存在感抜群。
鶏ガラスープをベースにした清湯スープにふんわり溶き卵、ピリッと辛い唐辛子に挽肉が特徴的な一杯は、日本の高度成長期を支えた、いわゆる川崎のソウルフード「ニュータンタンメン」を彷彿させる。
そもそもニュータンタンメンとは、元祖ニュータンタンメン本舗を発祥とするラーメンで、その歴史は1967年までさかのぼる。
中国四川省にある本場のタンタンメンにインスパイアを受け創業者が日本人の口に合うようにと作り上げた一杯が始まりであり、本場のタンタンメンに敬意を表して新たなタンタンメン「ニュータンタンメン」と名付けられた。
1980年代に店主の父親が川崎より栃木に移住、ラーメン店をオープン「スタミナタンタンメン」という名で人気を博す。
2代目となる店主は高級中華料理店や人気焼肉店で修行ののち、素材や調理方法を進化させ新たな『川崎タンタンメン』を誕生させた。
そんな一杯を味わえるのが「川崎タンタン」だ。
また店内では焼肉も提供され、仕切りで区切られたカウンター席で一人焼肉という楽しみ方もできるのがまた面白い。
元人気焼肉店で修行をしたという店主ならでは。
これはまさにラーメン屋と焼肉屋の融合。
オープン期間中は焼肉の提供はしていないようだ
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県宇都宮市鶴田町3083
車 東北道鹿沼インターより5.5km(10分)
電車 日光線鶴田駅より1.5km/東武宇都宮線南宇都宮駅より1.6km
駐車場 28台くらい
駐車場は店舗南と西、北側にあり結構余裕がある。
外待ちが発生するほどの来客でも空きがあるほどだ。
店内
オシャレで広々とした店内。
店内すぐに検温、消毒液が設置され感染対策万全だ。
左手にはレジカウンター、右手手前の窓側に待ち席。
左手に厨房があり、その手前にカウンター席が10席。
カウンター上部に描かれているのは、川崎のシンボルである川崎工業地帯をイメージしたイラスト。
中央には焼肉グリル付きの2人掛けに区切られたカウンター席が14席。
その向かいにも背後に壁が設置され、プライベート空間を演出する席がいくつか。
窓際には4人掛けのテーブル席が6卓。
これは一人焼肉が捗りそうだ。
備え付けはこんな感じ。
川崎タンタンのメニュー
川崎タンタンのメニューはこんな感じ。
メインの川崎タンタンメンは種類豊富でトッピングも多いので自分好みのカスタマイズが可能だ。
タンタンメンは辛さカスタマイズが可能で、店員さん曰くスタンダードな「中辛」でキムチ位の辛さらしい。
ちなみに辛さナシも可能。
焼肉メニューも数量限定なうえに種類は少ないながらも絶妙なチョイス。
お得な平日ランチセットやテイクアウトのお弁当もある。
川崎タンタン行ってみた
やってきたのはグランドオープン当日の18時過ぎあたり。
先客はソロ1、パーティー5、後客多数の帰る頃には外待ちも出ていた。
入り口で席の番号札を受け取り席へと移動。
精算時にも番号札を使用
川崎タンタンメン食べてみた
今回チョイスしたのは、『川崎タンタンメン』+激辛+肉ダブル+小ライス(クッパ用)。
川崎タンタンメン 830円
激辛 +30円
肉ダブル 200円
小ライス(クッパ用) 30円
真っ赤なスープに挽肉、玉子、青梗菜がトッピングされている。
非常にシンプル。
結構普通なサイズに見えるけど、レンゲが大きいから違和感ないが器も一般的なラーメン店より大きめ。
〆クッパで完飲まで狙うと意外と満腹になる量だ。
まずはスープからひとくち。
スープは新鮮な鶏ガラと香味野菜を沸騰させずににじっくり7時間かけて旨味を低温抽出したものに、国産豚100%の挽肉を加えてじっくり煮込んで仕上げた清湯スープをベースとしたもの。
そこにニンニクや韓国唐辛子、玉子、野菜を加えて仕上げたもの。
あっさりとしてクセがなく、豚鶏の旨味がしっかり感じられる。
ニンニクはそこまで強烈ではないで気にするほどではない。
唐辛子の風味は強烈ながら、辛さ自体はほどほど(※激辛耐性あり)。
ふんわり玉子のコク感に柔らかジューシーな挽肉の旨味が加わることで、濃厚な旨味がありつつもあっさりでクセのない味わいに。
麺はどうだろう。
大田区の創業70年の老舗製麺所と共同開発したという麺。
中細の丸麺タイプでもっちりとした食感に歯切れも良く、ツルッとのど越しもよい。
スープの絡みも程よく、噛むほどに小麦の風味が広がる。
青梗菜のシャキシャキとしたアクセントが箸休めにちょうどいい。
そして〆は小ライスを加えてクッパ風にいただく。
ふんわり玉子にジューシーな挽肉がライスに良く合う。
これは思わず完飲してしまう。
最後に
栃木県宇都宮市にオープンした川崎タンタンに行ってみた。
焼肉とタンタンメンというハイブリット系ラーメン店。
お互いに相性かがよいので、焼肉食べて〆にタンタンメンとか捗りそう。
思ったほどヤバイ辛さではないので、辛さに耐性があるなら「激辛」でも全然余裕。
スープはあっさりとしているので、にんにくダブルにニラ追加がオススメな予感。
3回食べてからが本当の戦いみたいなので、あと2回訪問しなくては。
お店詳細
川崎タンタン
住所 栃木県宇都宮市鶴田町3083
TEL 028-678-5444
営業時間 火~金 11:30~14:30(LO14:00)/17:00~22:30(LO22:00)
土日祝 11:30~15:30(LO15:00)/17:00~22:30(LO22:00)
定休日 月曜(祝日の場合営業)
決済 PayPay利用可