栃木県栃木市にある炭焼き かまど食堂。
薪を使い竈で炊いた美味しいご飯を、炭火で焼いた美味しいおかずでいただける。
昔ながらのかまどと炭火で作られる料理の数々は、なんだかそれだけで美味しさを想起させる。
そんなかまどや炭火焼ばかりに目がいきそうだが、実はこのお店、デカ盛り系のメニューが存在する。
栃木市内では貴重な隠れたデカ盛り店、いやかまどで炊いたご飯がガッツリ食えるという意味では栃木市唯一と言ってもいいかもしれない。
今回はそんな炭焼き かまど食堂にデカ盛りメニュー攻略に行ってみた。
炭焼き かまど食堂
ここが今回訪問した、栃木県栃木市片柳町、栃木バイパス沿いにある「炭焼き かまど食堂」。
かまどで炊き上げるご飯がいただける食堂としてオープンした「喜乃国屋」が、コンセプトはそのままに2020年11月1日リニューアルオープンしたお店。
和テイストな外観がマジックアワーの空に映える。
お店のわきには耕運機、そして大量の薪が鎮座する。
薪を使いかまどで炊いたご飯はそれだけで別格に美味しく、さらに炭火焼きしたおかずがあればもうそれは最高の一言に尽きる。
日本人のDNAに働きかけるワードの数々。
数ある料理のなかでも『炭火焼豚バラ』が絶品だという。
そんなこだわりの料理を味わえるのは当然だが、実はこのお店、「デカ盛り」系メニューが存在する。
炭火焼豚バラをおかずにデカ盛りかまどご飯を食えるのは栃木市内ではここだけ(かもしれない)。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県栃木市片柳町5-3-3
車 東北道栃木インターより4.0km(6分)
電車 栃木駅より1.6km
駐車場 8台
駐車場はお店正面に左右5台ずつ駐車可能。
店内
店内入ると正面入り口側にレジカウンター。
正面にはガラス越しに炭火焼している様子が眺められる。
左手ホールに厨房越しにカウンター席が5席、中央には対面カウンター席が10席。
奥にもさらにカウンター席がありそうだが未確認。
さらに座敷や個室が4室ほどある。
複数人にも対応しつつ、ソロでの利用に特化した店内はおひとり様でも気軽に訪問できそうだ。
かまど食堂のメニュー
かまど食堂のメニューはこんな感じ。
丼ものはご飯無しにもできるので、居酒屋的な利用も可能なようだ。
そしてなにより丼もの、サイズが並からメガまであり、メガに至ってはご飯の量が最大1kgまで選択が可能だ。
ご飯が看板のお店で、おもいっきりご飯が食べられるこの幸福感。
テイクアウト
1日限定100個
・炭焼き豚バラ かまどの御飯のお弁当 540円
・炭焼き豚ロース かまどの御飯のお弁当 648円
・炭焼き鶏の照り焼き弁当 648円
その他全品テイクアウト可
※電話予約必須
※電話予約午前10時より
※販売開始は午前11時半より
炭焼き豚バラ丼メガ+生玉子
やってきたのは火曜の19時前。
先客無しの後客1組。
カウンターに陣取ると注文を済ませる。
しばらくすると炭火で豚バラを焼く芳ばしい香りが漂い始める。
否が応でも食欲を刺激される。
さっそく姿を現したのは、今回チョイスした炭焼き豚バラ丼メガ。
炭焼き豚バラ丼 メガ1,230円
生玉子 +50円
炭焼き豚バラ丼の他に、みそ汁、漬物、小鉢がついてくる。
それにしてもヤバイ。
ご飯800g(550g~1kgまで選択)に4.5mm厚の豚バラ6枚をカットしたものが無数に敷き詰められている。
上には小ネギ、ゴマがちらしてある。
そしてこのどんぶりの巨大さはどうだ。
みそ汁の器と比較するとこの通り。
さっそく食べてみよう。
ご飯と豚ばらの間にはキャベツの千切りが盛られている。
芳ばしい香りが鼻腔をぬける。
もっちりとした食感で絶妙な肉厚に噛み応えもちょうどいい抵抗感。
甘辛なタレで味付けされているが、クドくないので食べやすく、肉もジューシーだけど程よく脂が落ちている。
今度は生玉子を乗せて食べてみよう。
コクとまろやかさでご飯がより一層ススム。
そしてなによりご飯が旨い。
固さもほどよく、ふっくら柔らかで粒が立っている。
噛むほどに甘みが広がる。
だがそれゆえにペースが思うように上がらない。
5分でやっと半分。
千切りキャベツが後味をすっきりさせてくれるものの、これは満腹中枢が刺激されるので、個人的には800gくらいが最後まで美味しく食べられる限界かもしれないな。
そして小鉢がまた地味に旨い。
普通にこれおかずにご飯食えるやつ。
そして〆にみそ汁をいただく。
みそ汁はキャベツ入りで、芯の甘みが溶け出していて旨い。
最後に
お店救済イベント「ドリンク類全部半額キャンペーン」開催中
5月28日~6月6日21:00までの9日間、ドリンク類が全部半額になる。
※アルコールには唐揚げ2個サービス付き
栃木県栃木市にある「炭焼き かまど食堂」に行ってみた。
かまどで炊き上げるご飯は、粒が立っていて噛み応えもちょうどいい。
噛むほどに広がる米の甘みが後を引く。
そして豚バラもこだわりの4.5mmに鰻屋のタレをモチーフに作られた肉に合うタレが絶妙。
炭火焼きの芳ばしさにご飯もススム。
そしてなにより甘辛だけど甘すぎないのが好みの味だ。
ただ惜しむらくは単品ご飯が無いので、メガ唐揚げご飯とかアレンジができないのが残念だ。
チャーハンもメガとかあれば面白そうなのに。
普通に単品ご飯とかチャーハン増量とか対応してくれそうな気がしなくもないが。
また機会があったら別のメニューにもチャレンジしてみよう。
お店詳細
炭焼き かまど食堂
住所 栃木県栃木市片柳町5-3-3
TEL 0800-800-3701
営業時間 11:00~14:00/17:00~21:00
定休日 月曜