【栃木市】手打ちラーメン俵屋。市内で佐野ラーメンといえば定番の老舗店

栃木市内にある手打ちラーメン俵屋。

栃木市内で佐野ラーメンといえばやはりこのお店。
市内に住む人には馴染み深いラーメン店のひとつで、老若男女問わず人気。

いわゆる老舗系の昔からあるお店で、週末にもなれば駐車場が一杯になるほど。
平日は意外と余裕で食べられることが多いということで、今回は平日の夜に行ってみた。

手打ちラーメン俵屋

ここが今回訪問した栃木県栃木市神田町にある手打ちラーメン俵屋。

主張しすぎないシンプルな佇まいだが、週末ともなれば駐車場が車で一杯になる人気店だ。
街道周辺エリアに6軒ものラーメン店が店を構える、ある意味ラーメン激戦区とでもいうべき場所に昔からある佐野ラーメン店。

手打ちの麺にあっさりスープ、具沢山の餃子などを看板メニューとする。
佐野市内は進化系佐野ラーメンが多くなる中で、今も変わらぬ昔ながらの佐野ラーメンを味わえる。

今でこそ栃木市内にラーメン店は多くなったが、かつてはラーメンといえば俵屋か大童かというほどの定番候補のひとつに数えられるお店。
さすがは佐野ラーメン、安定感ゆえに地元民のみならず蔵の街栃木観光がてら昼飯に立ち寄るという観光客もいるほど。

アクセス

駐車場はお店正面と右手奥に斜め停めできる。
右側はすぐ横が田んぼなので、あまり勢いよくバックしないで慌てずゆっくりバックしよう。

店内

縦長な店内。
左手に厨房があり厨房沿いに4人掛けのテーブル席が2卓。
レジは厨房カウンターの一番奥にある。

右手の小上がりに4人掛けの座卓が5卓。
さらに店舗奥側には座敷があり、4人掛けの座卓が4卓あるので、最大11組まで対応可能だ。

入り口入ってすぐにセルフ給水機、さらに瓶ジュースの自販機が設置されている。

手打ちラーメン俵屋のメニュー

手打ちラーメン俵屋のメニューはこんな感じ。

ソフトドリンクはメニューから選ぶことも可能だが、自販機で買った方が20円安い。

俵屋行ってみた

やってきたのは4月26日の19時過ぎ。
タイミングが良かったのか先客なしの貸し切り状態。

ネギチャーシューメン

今回チョイスしたのはネギチャーシューメン。

山盛りの白髪ねぎの下にチャーシュー、ナルト、メンマが鎮座。

まずはスープからひとくち。

塩気強めの動物系の旨味きいたコクあるスープで、旨味が後を引きつつもそれでいてあっさりとした味わい。
まさに佐野ラーメン系の味といったところか。

さて麺をいただこう。

平打ち縮れ麺で柔らかめな食感で、スープの絡みがよい。
スルスルと一気に食べきってしまいそうなので、大盛でちょうどいいくらいかもしれないな。

チャーシューは薄切りのバラチャーシュー。

ジューシー過ぎず丁度良い存在感。

ピリッとしたネギの辛味とシャキシャキした食感がアクセントにきいていて、すっきりした後味を演出する。

餃子(3個)

お店のウリの一つである餃子(3個)も食べてみた。

皮の芳ばしい香りが食欲をそそる。

もっちり衣にカリッと芳ばしい焼き目。
中は野菜たっぷり。

ニラの風味が鼻腔を突き抜ける。
ジューシーというか野菜の瑞々しさを感じる一品。

まずは何もつけずに食べてみたが、タレをつけて食べるのがベストな味わい。
これでご飯が売り切りじゃなかったなら。

最後に

栃木県栃木市にある手打ちラーメン俵屋に行ってみた。

週末の駐車場一杯とは一転、まさかの貸し切り状態で密も回避して味わうことができた。
佐野ラーメン定番の透明度のあるスープに旨味をたたえた脂が浮かび、濃いめの塩分きいたスープが麺にしっかり絡みつく。
柔らかな食感の麺はのど越しがよく、スルスルと一気に食べ進めてしまいそうになる。

こんなことなら大盛りにしても良かったな。

餃子は野菜の瑞々しさが際立っていて、具沢山で食べ応えも十分。
ご飯が完売してしまっていたのが残念だが、タレしっかりつけてご飯かっこみたくなる味わいだ。

老若男女問わず人気のラーメン店、それが手打ちラーメン俵屋。