栃木県大田原市にて栃木県立大田原女子高3年生(3月1日卒業生)5人による「JK朝ごはん食堂」が4日間限定で開催。
一般社団法人えんがおの提供するレンタルスペース「てnocago(てのかご)」にて限定オーブンしたお店では、栄養のある美味しい朝ご飯が食べられると話題だ。
コンビニや軽いもので済ましてしまいがちな今の時代、期間限定とはいえこういった料理が食べられるというのはとてもうれしい。
今回はそんな「JK朝ごはん食堂」に行ってみた。
JK朝ごはん食堂
今回訪問したのは栃木県大田原市山の手にある「JK朝ごはん食堂」。
レンタルスペース「SHARE PLACE てnocago(てのかご)」にて4日間限定でオープンしたお店だ。
2021年3月1日に卒業を迎えた栃木県立大田原女子高3年生5人により作られる、栄養のある美味しい朝食を味わうことができる。
レンタルスペースを運営する「一般社団法人えんがお」は高齢者の生活支援事業や世代間交流イベントに力を入れている。
そんな「えんがお」サポーターとして活動してきた5人が、卒業を機に大学へ進学しこの地を離れる。
その活動の一区切りとしてサプライズ的に誕生した。
5人の活動の集大成とでもいうべきこのお店、その挑戦を応援すべく市外からもお客が訪れるほど。
その活動はさらなる広がりを見せ、即日で新聞に掲載、那須拓陽高校からは原料を育てた豆腐と味噌が、コミュニティマーケット&スペースのサンノハチからは野菜が提供された。
こんな注目されているのに、たったの4日間で終わってしまうなんて!
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県大田原市山の手1-9-10
車 東北道西那須野塩原インターより10.4km(17分)
電車 西那須野駅より4.5km
駐車場 道路はさんで向かいに広い無料駐車場あり
店内
靴を脱いで店内へ。
店内左手に厨房、その正面に掘りごたつのカウンター席が囲む。
右手には4人掛けの座卓が2卓。
厨房では活気があふれ、一般的な飲食店とはまた違った雰囲気を醸し出す。
ちなみにこの建物は元和食料理店があったが空き家となっていたもの。
現在は1階は食堂として使用され「1日店長」を体験することができ、さらに2階は個人事業主向けのシェアオフィスとして貸し出されるという。
JK朝ごはん食堂のメニュー
JK朝ごはん食堂のメニューはこんな感じ。
メニュー
メニューはシンプルに「和食(おにぎり)豚汁セット」「洋食(サンドイッチ)豚汁セット」の2つのみ。
ちなみにプラスメニューは3月20日限定。
和食豚汁セット食べてみた
訪問したのは3月20日の8時ちょっと前。
先客は2名、後客はえんがおの濱野氏、2組4名のお客と店内はあっという間に満席。
今回チョイスしたのは『和食豚汁セット』。
豚汁セット 500円
さらにプラスメニューで『お豆腐 100円』。
メインはおにぎり2個、豚汁、玉子焼き、ウインナー、お浸し、漬物、追加の豆腐と品数豊富。
100歩譲って最高。
まずはおにぎりから食べてみよう。
味付け海苔で包まれたふっくら絶妙な握り加減のおにぎり。
しっかり形を維持しつつも、口に含むとホロッとほぐれる感じがいい。
具材も昆布の佃煮と鮭フレークとかわかってるな。
豚汁は野菜たっぷり具沢山。
良い味染み加減の白菜に大根、ニンジンなどの旨味、ダシのきいた汁が体に染み渡るようだ。
あと3杯は食える。
ほんのり甘みのきいた玉子焼きが素朴でいい。
たこさんウインナーに「らしさ」を感じる。
そしてこの豆腐はどうだ。
大豆の旨味感じる濃厚な味わいで後を引く旨さだ。
那須拓陽高校グッジョブ。
そしてお浸しはダシがきいていて旨いし、漬物もまた最強に旨い。
堪能した!
最後に
栃木県大田原市の「てnocago」にて大田原女子高を卒業したばかりの5人が営む「JK朝ごはん屋」に行ってみた。
大学進学により離れてしまう前に、これまでの活動の集大成として4日間かぎりでオープンしたお店。
素朴でシンプルだけどそこがいい、栄養があっておいしい朝食が味わえる至福の空間だ。
美味しい料理をありがとう、そして残り1日の営業を楽しんでほしい。
そんな感じ。
お店詳細
JK朝ごはん食堂
住所 栃木県大田原市山の手1-9-10 てnokago内
TEL 0287-33-9110
営業時間 月曜 7:00~9:00
土曜 8:00~10:00
営業日 3月13・15・20・22