栃木県佐野市にある、いなりすし俵。
栃木の住宅街にひっそり佇む隠れ家的ないなりすし専門店。
絶品のいなりすしと評判で、近くを通ったら思わず立ち寄ってしまうほどだという。
それもそのはず、佐野市の名店「ふみきりすし」出身の店主が営むお店だ。
今回はそんな「いなりすし俵」に行ってみた。
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いなりすし俵
ここが今回訪問した栃木県佐野市赤坂町にある、いなりすし俵。
住宅街の中にあるので、知る人ぞ知るといった隠れ家的ないなり専門のテイクアウト店。
佐野市のいなり寿司の老舗にして、佐野市ブランドにも認定されている「ふみきりすし」の次男である店主が20年ほど前に独立オープンしたのがこのお店。
こじんまりとした建物ながら、どことなく上品な雰囲気を醸し出す。
長年老舗のいなりすしに携わってきた店主の作る味は、まさにふみきりすしのDNAを受け継ぎつつ更なる進化を遂げている。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県佐野市赤坂町952-19
車 東北道佐野インターより5.6km(およそ9分)
電車 東武佐野線佐野市駅より1.7km
駐車場 あり
駐車場は店舗の北側に広いスペースがある。
店内
店内すぐ左手に注文カウンター。
ホールには何もなく、壁沿いに待ち用のベンチが6席分あるのみ。
通常はイートインスペースとしてテーブル席が設置されている。
いなりすし俵のメニュー
いなりすし俵のメニューはこんな感じ。
ちなみにいなりすしは1個から注文可能。
落ち着くまではメニューと時間を絞っての営業となっている。
いなりすし食べてみた
さっそくいなりすし俵に行ってみた。
今回購入したのがこれ。
この包装紙が高級感があってお土産とかにもよさそうだ。
まずは1番。
いなり5個のセット。
いなり5個 530円
俵いなり3個に角いなり2個のセットだ。
しっかり煮込まれてタレを十分含んだ濃い色味のお揚げがたまらない。
甘い香りに誘われてひとつ、といきたいところだがこれは晩飯なので我慢。
今日の昼飯に買ったのがこれ。
本来は選べないはずの4番。
4番 800円
いなり2個、押しすし1個、太巻き1個、細巻き(かんぴょう)3個、かっぱ巻き3個、伊達巻1個の贅沢セット。
梅干し入りだ。
まずはかんぴょう巻きから。
程よい酸味の酢飯に甘さ控えめなかんぴょう。
海苔の風味が豊かだ。
次は太巻き。
具材はかんぴょう、たまご、おぼろ。
ホロホロなおぼろのコクと甘味、かんぴょうの食感が丁度いい。
そして伊達巻。
でかさがハンパない。
太巻きをシャリ、玉子で巻いたボリューミーな一品。
これ1個で十分腹は満たされる。
押しすしはふんわり玉子の上品な甘みにゴマの芳ばしさがきいている。
まるでカステラのような玉子が美味い。
かっぱ巻きはワサビの刺激にシャキシャキキュウリが安定の美味さ。
そして本命のいなりすしを食べてみよう。
まずは俵いなりから。
じっくり煮込まれた濃い色のお揚げだ。
濃厚でコクがあり、甘みしっかりだがクドさもない。
ジューシーなエキスがあふれだし、酢飯一粒一粒に絡まる。
ホロホロで粒の食感を感じられる一品。
角いなりは形状から食べ応え感があり、酢飯を存分に感じられる。
全体的にボリューム感があり、これ1セットで十分満腹になる。
最後に
佐野市にあるいなりすし俵。
老舗ふみきりすしの味を受け継ぎ、進化させた一品が食べられる。
どちらも甲乙つけがたい美味さだ。
場所的にわかりづらいかもしれないが、佐野厄除け大師からも近いので参拝ついでに寄り道するにもちょうどいい。
近くを通った時にはおすすめしたいお店。
お店詳細
いなりすし俵
住所 栃木県佐野市赤坂町952-19
TEL 0283-22-7877
営業時間 9:00~14:00/16:00~18:00
定休日 水曜(事前予約可)