エースコックのMEGAシリーズの新作「MEGA辛 濃厚鬼辛麻婆麺」が2020年3月16日より発売開始となった。
今回登場するのは、コクのある味噌ベースに唐辛子の辛さに山椒のシビレ感をきかせた鬼辛な一杯。
最近ブーム真っ只中な麻辣タイプのカップ麺に麻婆麺を採用した、辛党好みに仕上げたという新作だ。
果たして、その味どれほどの辛さなのだろうか?
さっそく食べてみよう。
目次(タップできる)
MEGA辛 濃厚鬼辛麻婆麺
エースコックのMEGAシリーズの新作「MEGA辛 濃厚鬼辛麻婆麺」。
MEGAシリーズ初の辛さに特化したこの商品、パッケージにもその力の入れようが伺える。
MEGA辛というそのロゴもそうだが、背後の真っ赤なスープがもうすでにヤバそう。
データ
MEGA辛 濃厚鬼辛麻婆麺
発売日 2020年3月16日
販売 全国
価格 220円(税別)
内容量 93g(めん70g)
エネルギー 409kcal
タンパク質 9.9g
脂質 18.3g
炭水化物 51.1g
食塩相当量 5.5g
見ているだけで辛そうなパッケージには、濃厚鬼辛の文字が刻まれている。
鬼辛とか言っても結局そんなでもないのがあるあるだが、果たして今回はどうだろう。
スープのベースとなるのは、粗挽き山椒と唐辛子入りスパイスで仕上げられた辛旨な濃厚スープ。
某人気店のような麻婆餡をかけるタイプではなく、麻婆スープを主体とするタイプ。
麻婆麺の発祥である新潟限定発売の『うまさぎっしり新潟 うんめぇ 新潟麻婆麺』を全国仕様に進化させた一杯と思われる。
さっそく開封してみよう。
味噌ベースの粉末スープに大豆そぼろ、豆腐、ネギ、唐辛子などの具材が入っている。
また調味料としてスパイス、液体スープが同梱される。
現段階では普通の味噌系ラーメン二しか見えないので、この2つがどれだけの破壊力を持っているのか楽しみだ。
まずはお湯を入れ待つこと3分。
まずは液体スープを投入。
豆板醤や甜麵醤をベースとしたもので、一気に唐辛子系の辛みをきかせた香りが広がる。
そしてスープは一気に茶色から真っ赤に変貌。
さらにここにスパイスを投入。
追い打ちをかけるように、粉末唐辛子と粗挽き山椒入りスパイスの刺激的な香りが際立つ。
混ぜ合わせると、山椒の芳醇かつ刺激的な香りが湯気とともにただよう。
これは期待大だ。
鬼辛麻婆麺食べてみた
それではさっそくひとくちいただこう。
丸刃仕様の細麺で、なめらかな舌触りにパッツリ歯切れがよい。
ズズッとまとめて食べると食感がより心地よい。
スープの絡み加減も丁度よく、ひとくち啜れば、山椒の香りが鼻腔を抜け、同時にピリリというシビレ感がやってくる。
粗挽き山椒なので、噛むほどのその風味がより一層強まる。
味噌ベースに豆板醤や甜麺醤が加えられているので、スープのコクと旨味もなかなか良い。
辛味の方はそれほどでもないが、やはり特出すべきはその麻味感。
鬼辛と謳ってはいるがシビレを重視している感がある味だ。
それゆえに若干塩気が際立ってしまっているのが残念。
もうちょい酸味や甘みが欲しい印象。
具材が少なくちょっと物足りない感も否めない。
だがまぁ、全体的には完成度が高く今後のリニューアルに期待したい一品。
〆のご飯投入してみた
これ系ではやはり〆のご飯は鉄板。
果たしてその相性はどうだろう?
意外と悪くない。
ご飯と一緒に食べることでカラシビ感が際立ち、刺激的な一杯に進化する。
まぁそれでも最高とは言い難い。
やはり何かが足りない感は否めないな。
最後に
エースコックのMEGAシリーズの新作「MEGA辛 濃厚鬼辛麻婆麺」食べてみた。
全体的に辛味よりもシビレ感を重視している一杯で、鬼辛という割には辛さ自体は大したことがなかった。
一般的には激辛な部類に入るので食べる際には気をつけよう
豆板醤や甜麺醤が加えられた味噌ベースのスープはコクと旨味があるが、どうも山椒のしびれのせいか塩気を感じてしまう。
欲を言えば酸味と甘みを加えてカスタマイズしたら好みの味になりそうな予感だ。
機会があったらカスタマイズに挑戦するのもアリだな。