東京2020オリンピックの公式チケットの抽選結果が2019年6月20日に発表された。
SNS上では申し込みをしていたのに全部ハズレてしまった人、申し込みしたのが当たりすぎてお金払えなくてどうしようといったツイートが頻繁にされている。
実は今回の公式チケット、当選したチケットは一部のみ購入することが不可能で、すべての当選チケットを購入するかすべてをキャンセルするかの2択しかない。
残念ながらもう公式チケット販売は終了してしまった。
でも諦めるのはまだ早い、これからでも東京2020オリンピックの公式チケットを手に入れる方法はある。
※2019年6月20日時点
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目次(タップできる)
東京2020オリンピック
東京2020オリンピックは2020年7月24日(金)から8月9日(日)、パラリンピックは2020年8月25日(火)から9月6日(日)まで開催される。
東京で開催されるのは1964年以来54年ぶりの2回目の開催となる。
なかなか海外での開催となると社会人では観戦が難しいが、国内ならばチャンスがあると沢山の人が公式チケット販売サイトで2019年5月9日よりスタートした抽選申し込みに応募してみた。
あまりのアクセスに順番待ちが発生するほどにぎわった。
早朝でも6万人が順番待ち、日中には10万人を超える順番待ちがあったほど。
しかもこれ、抽選申し込みであって購入ではない。
東京2020チケットの抽選結果が発表
そしてついに2019年6月20日に東京2020オリンピックの抽選結果が発表された。
抽選結果は登録メールアドレスに送信され、公式販売サイトの「マイチケット」で確認をすることができる。
ちなみにこの段階でメールタイトルに「当選」の文字が無い人は落選確定のようだ。
SNSでは当選や落選のつぶやきが相次ぎ、中には当選したはいいけどこんな金額支払いできないなんて声も。
申し込んでみた
当然ながら今回抽選の申し込みをしていた。
申し込みをしたのはある程度安価で手に入る予選競技のA席(競技場に一番近い正面の位置)。
・バレーボール女子 予選ラウンドA席 13,500円
・陸上競技 予選A席 13,500円
・ビーチバレーボール 予選ラウンドA席 11,500円
すべて当選したも40,336円なので払えないことはない。
本来なら開会式とか決勝も見てみたいところだが、なにせ桁が60万とか100万とかやばすぎる。
どうせなら一番近い席でオリンピックを生で感じたかったのでこんな感じになった。
抽選結果発表
抽選結果の当落はメールを見た瞬間にわかった。
問題は何が当選したのかだ。
詐欺メールに注意
ちなみにこのメールだが、当選したかどうかしか通知しない。
抽選結果にURLは掲載されていないので、購入の申し込みなどをする時には改めて販売サイトへとアクセスする必要がある。
メールに手続を行うURLが掲載されているのものは偽メールなので引っかからないようにしよう。
【OP】本日は、東京2020オリンピック観戦チケットの抽選結果発表の日です。
抽選結果発表をかたったニセメールに気をつけてください。
メールで「当選おめでとう。手続きは以下のURLから行って下さい」等と書かれたものが送られてきたら、それは偽物です。本物のメールにはURLの記載はありません。 pic.twitter.com/I7aUgBQyB8— 警視庁サイバーセキュリティ対策本部 (@MPD_cybersec) 2019年6月20日
さっそく公式販売サイトにアクセス、マイチケットを確認してみるとこんな表示になっている。
当選者には「当選」の文字が表示されている。
もし送信エラーなどでメールがまだ届いていない人は直接確認するといいだろう。
残念ながら当選したのは1つのみだった。
※何日のやつかは秘密。笑
当選チケットはすべて購入orすべてキャンセル
そしてこの当選チケットだが、一部のみ購入という選択肢はない。
すべてを購入するか、すべてをキャンセルするかの2択でしなかない。
しかも当選結果発表が2019年6月20日、購入締め切りは2019年7月2日23時59分まで。
12日間しかないので、これからお金を貯めて申し込もうというわけにもいかない。
なのでSNS上では当選してしまったけどどうしようというツイートが目立つ結果となってしまった。
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チケットの購入方法
チケットの購入は2019年7月2日23時59分までに行う必要がある。
初日は当落のアクセスが殺到し10万人を超える順番待ちが発生していた。
チケットの購入はマイチケットから行う。
当落結果の表示されている「申込詳細」のページ一番下にある「購入手続きへ」より先に進む。
チケットの内容と登録者情報(変更可能)の確認し、規約を確認しチェックをしたら「来場予定者を登録する」へと進む。
来場予定者の氏名を登録する。
チケットごとに来場予定者の氏名を登録する。
当日には本人確認をする場合があるので身分証明書の持参が必要になり、チケットと間違いなければ入場が可能となる。
この時に来場予定者と登録者とが常に連絡がとりあえる必要がある。
※もしかしたら確認のために連絡が来るかもしれない
これらの確認ができない場合は入場不可となる。
来場予定者の登録は間違いないように行おう。
※あとから変更可能
続いてチケットタイプの選択になる。
モバイルチケットは便利だが、せっかくなら記念に紙のチケットが欲しくなるもの。
ただし紙チケットを郵送してもらう場合は、「配送料864円」「手数料324円」が追加で必要になる。
チケットは2020年5月以降に簡易書留にて郵送されるので、サインや捺印をして受け取ろう。
自宅で受け取れない人は、不在票から郵便局受け取りの連絡をすればいい。
その手間や追加の料金が嫌という人はモバイルチケットや、自分で印刷するホームプリントチケットを選択しよう。
続いて支払方法の選択。
支払はvVISA決済、現金決済の2択になる。
現金決済は「支払手数料423円/1件」が追加、VISA決済は「手数料0円」で支払いとなる。
オリンピック会場では現金かVISAロゴの入ったカードしか)使えないので、会場内であまり現金を持ち歩きたくない人は今のうちに用意しておくもアリかもれしない。
※自己責任で
三井住友VISAカードの発行する「TOKYO 2020 OFFICIAL CARD」はクレジットカードとプリベイトカードの2種類とも:限定デザインのものが手に入る。
あとは最終確認をすれば完了。
最終日付近にはアクセスが集中し順番待ちが発生することが予想されるので、余裕をもって購入手続きをすることをおすすめする。
無断転売ダメぜったい
東京2020の観戦チケットはフリマ・オークションサービス、チケット仲介業者での無断出品や転売が禁止されている。
また不正サイトや詐欺などにも注意が必要だ。
日本国内では公式の取り扱い事業者でしか販売していない。
転売や仲介などの行為が発覚した場合は、登録されたIDに関わる申込、当選、購入済みチケットを含むすべて無効化される場合がある。
またそういったことを知らずに購入し、当日会場に来たら無効だったなんて目に合わないように気を付けよう。
※買った時点で自業自得なのであしからず
なおチケットには氏名が記載されるので会場でチェックのさいに身分証明ができなかった時点で入場はできない。
公式リセールサービスを利用しよう
2020年春以降から公式リセールサービスが開始予定になっている。
チケットを購入後、どうしても観戦できなくなった時には公式リセールサービスを利用することでチケットの出品が可能。
ただしチケットは定額にて販売し、リセール成約時に出品者から手数料が引かれる予定。
購入者は正規の値段でチケットを手に入れることができ、出品者は手数料はかかるものの購入金が戻ってくる。
まだ東京2020のチケットは手に入る
東京2020の抽選販売の当落が発表され、チケットの先行発売は7月2日の受付で終了する。
でも今後もチケットを手に入れることは可能だ。
先着順でチケット購入
2019年秋以降に先着順での販売が行われる予定。
定数に間に合えば確実に購入することが可能だが、間違いなく発売初日は激混みになると思われる。
また2020年春以降に直前期販売も行われる。
チケット販売所で購入
2020年春以降に公式のチケット販売所が都内に設置される。
キャンペーンで手に入れる
公式や旅行サイトなどでキャンペーンが行われている。
※2019年6月20日時点
TOKYO 2020 CARDのキャンペーン
三井住友カードの発行するオフィシャルのクレジットカードやプリベイトカードを契約するとさまざまな特典が付いてくる。
特典1.三井住友特典
・東京2020マスコットオリジナルステッカー
入会者全員
特典2.VISA特典
・東京2020オリンピック観戦チケット(決勝)
プリベイトカードの場合はキャンペーン終了までに合計15,000円以上チャージ
第一弾 2019年2月25日~3月31日まで 終了
第二弾 2019年6月21日~9月30日まで 抽選で20組40名
第三弾 2020年1月10日~3月3日予定
※すべてのキャンペーンにエントリー可能だが当選はいずれかで1度のみ
特典3.
クレジットカード、プリベイトカードの還元率2倍。
※公式チケット販売サイトでのチケット購入した場合
今後も何かしらのキャンペーンが追加される予定。
旅行会社のキャンペーン
旅行会社の企画するキャンペーンに応募することで手に入れることも可能だが、抽選販売による観戦ツアーがお得だ。
全競技観戦するチケット付きの16泊17日のツアー、全会場制覇、厳選5競技観戦ツアー、クルーズ船宿泊ツアーなどチケットと宿泊施設がセットになったものが抽選販売される。
企画しているのは、オフィシャルパートナーの「近畿日本ツーリスト」「JTB」「東武トップツアーズ」の三社。
いづれも抽選販売の受付期間やルールが決まっているので各サイトで確認しよう。
・JTB
公式観戦ツアー(観戦チケット付)
ホテルシッププラン 抽選販売申込 2019年6月15日0:00~7月5日23:59 詳細
ホテル宿泊プラン 2019年7月24日12:00~8月15日12:00 詳細
・近畿日本ツーリスト
2泊3日東京ツアー招待(観戦チケット付) 抽選申込 2019年3月1日~6月30日
公式観戦ツアー(観戦チケット付) 抽選販売申込 7月24日10:00~9月6日16:00
・東武トップツアーズ
公式観戦ツアー(宿泊・交通機関・観戦チケット付) 申込 2019年夏予定
宿泊して観戦する場合はどうしても宿が見つからなかったり宿代が値上げされたりするのはお約束。
そんな時には旅行サイトのツアーがお得になってくる。
抽選販売ではあるが、チケットも付いてくるのでひとまず申込だけしておくのもアリかもしれない。
最後に
今回希望するチケットが当選した人、すべて外れてしまった人などさまざま。
転売はダメだけど、知り合いを誘って支払ってもらうのは問題ない。
予想以上に当選してしまった人も金銭的な問題で参加辞退という心配なくオリンピックを観戦することができる。
ただし来場者登録を絶対に忘れてはいけない。
無断転売ダメゼッタイ。
まだチケットと購入のチャンスは残っている。
一生に何度あるかわからない国内開催のオリンピック行くしかないでしよ。