鹿沼市にとても特徴的なこだわりを感じる外見のラーメン店がある。
その名はsoba.sho。
ラーメンが演じるショータイムの始まり、つまりソバショーだ。
2018年3月16日にオープンしたばかりの新店であるsoba.shoは、無化調と無添加にこだわりとびきり美味しいラーメンを作ることを目指している。
そして生まれた3つのコク。
素材にこだわり試行錯誤を繰り返し辿り着いた「動物系のコク」「魚介系のコク」「タレのコク」。
それらが織り成すあじはどんなものなのか?
さっそく行ってみた。
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soba.sho
ここがsoba.sho。
記憶が確かなら、かつて昔懐かしの外見をした精肉店かなにかだったような気がする。
それが木材を駆使した特徴的かつオシャレな姿に変貌していようとは。
店舗看板もなかなかのインパクト。
店舗前の12台駐車可能な駐車場に車を停めて店内へと向かう。
入り口前にはメニュー表、待ちスペースが確保されている。
さっそく店内へ。
和風かつスタイリッシュでとてもオシャレな店内。
奥にある厨房からU字型にのびる14席あるカウンター席。
和モダンな音楽が流れ、木の香りが心地よい。
厨房2名のホール1名での体制のようだ。
厨房から直結するカウンター席なので、かなり効率的。
先客は7名。
右手には待ち客用の椅子が用意されている。
気づけば待ち客7名以上ほどとなっていた。
訪問したのは11時50分ごろ、どうやらタイミングが良かったようだ。
さっそく食券を購入すると席に陣取り、店員さんに食券を渡す。
備え付けは醤油、酢、黒胡椒。
水は紙コップでの提供というのが珍しい。
こだわりについて書かれていた。
スープや麺、タレ、そして水にもこだわっている。
最近よく聞くようになったパイウォーターだ。
メニュー
メニューはこんな感じ。
基本は醤油と塩のみで、そば、かけそば、つけそば、ワンタンなどの種類がある。
サイドメニューがしゅうまいというのもやはりこだわりだろう。
さっそく食べてみよう。
塩そば
今回チョイスしたのは塩そば(850円)。
すっきり透明度の高いスープに薄切りのチャーシュー、穂先メンマ、ネギがトッピングされている。
とても繊細な香りだ。
まずはスープから。
那須御養鶏、肉付き鶏ガラ、もみじ、げんこつなどの動物系素材、羅臼昆布、厳選煮干し4種類、鰹節、鯖節などの魚介系素材、どんこ椎茸、りんご、野菜などから抽出したスープに、沖縄の塩2種類、モンゴル岩塩を使用し、そこに大量の帆立、ムール貝、羅臼昆布、どんこ椎茸、鰹枯れ本節、鯖節などを投入。
厳選した白ワインに3年熟成の本みりんを合わせ、じっくり寝かせて旨味を引き出してから使用しているというこだわり。
口に含んだ瞬間に節系の風味が鼻腔を突き抜ける。
すっきりとしていながらも濃厚なコクと芳醇な香りがあり、後からくる甘味がクセになり思わず何杯も飲んでしまった。
続いて麺。
麺は京都の麺屋棣鄂から毎日新鮮な麺を取り寄せているらしく、スープに合わせて麺を変えているという。
塩そばには、国産小麦100%の焙煎ふすま全粒粉配合の卵不使用麺を使用。
弾力感のある麺で、噛むほどに旨味があふれる。
もっとパッツリ感のある麺かと思ったがそこまでではない印象。
スープとの絡みもよく、主張しすぎず絶妙に一体化している。
チャーシューは、薄切りだがシャキッとした食感がおもしろい。
濃厚でクリーミーな脂の旨味もたまらない。
是非、スープの熱が通る前に一度食べてみてほしい。
すっきりしてクセになる美味い一杯だった。
しゅうまい
続いてしゅうまい3個(330円)。
特注の白皮に包まれたしゅうまい。
上には帆立が添えられている。
まずはそのままでひとくち。
たっぷりの豚ひき肉がら溢れるジューシーな肉汁。
そこにタマネギの甘味が効いている。
うーん美味い!
そのままでもいいが、醤油、酢、そしてからしをつけていただく。
酢醤油がよく合う。
からしはあまりツンとこないのでガッツリつけて食べてもいいな。
チャーシューご飯
ご飯モノはチャーシャーご飯と卵かけご飯かでとても迷ったが、ここはチャーシャーご飯(380円)をチョイス。
肉厚なブロック状にカットされたチャーシューと薄切りのチャーシューの2タイプ。
そこに小ネギが添えられている。
さっそくひとくち。
チューシューのシャキッとした食感にしっとりした食感と一度に2度楽しめる
上三元豚豚肩ロースの上質な肉質に濃厚な旨味のある脂が口の中に広がる。
程よい塩気にほのかなスパイス感。
なにより味付けが甘しょっぱい系ではない時点でもう当たりだ。笑
たっぷりチャーシューが乗っているが全然クドさやクセもなく食べられてしまう。
そしてご飯がまた美味いから箸がススム。
これは卵かけご飯もやばそうだ。
最後に
じっくり丁寧に作らているが提供スピードも7分程度とほどよい。
店内の雰囲気もとてもよく居心地がいいが、行列ができているのでそうもゆっくりしていられない。
※気にしなきゃいいわけだが。笑
醤油も食べてみようかと思ったが、それはまた次回にすることにした。
こだわりの3つのコクが生み出すスープはクセになること間違いなし。
また鹿沼に来ることがあったら寄ってみよう。
soba.sho
住所 栃木県鹿沼市茂呂403-8
TEL 0289-77-7166
営業時間 11:00~15:00
定休日 木曜