まだ5月半ばというのに比較的暑い日が続くようになり、夏を前にしてかき氷が美味しい季節になってきた。
かき氷といえば、いちごやレモン、メロンなど視覚的効果でその味を感じさせる定番のシロップを頭に浮かべる。
今ではそのかき氷もビジュアルも一変し、インスタ映えしそうなものなどスイーツ化をしている。
とはいえ、いまだかき氷にシロップをかけただけのシンプルなものが不動の人気だ。
そこにまさかのかき氷シロップを発見してしまった。
※実は随分前から気づいていたが
今回はかき氷のシーズンもやってきたことだし、無謀にもそれに挑戦してみることにした。
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老舗醤油醸造元がマジメに作ったかき氷専用醤油
今回挑戦するのは、福岡県北九州市にある老舗醤油醸造元のごとう醤油がマジメに作ったかき氷専用醤油。
氷というロゴが無かったら普通の醤油と言っても疑わないビジュアル。
間違いない。
これはかき氷専用醤油だ。
このかき氷専用醤油だが、醬油醸造蔵元が作っただけにその素材も、福岡県産丸大豆と小麦を使用したガチなやつ。
そこに鹿児島県奄美の黒糖を加えた上品な甘味のある品に仕上がっているという。
しかもこれ、150mlの容量がありながら賞味期限が約2か月というなかなかハードルが高い。
美味しかったら使い切れるかもしれないが、そうでない場合は苦行だ。笑
なかなかのクセのある味
開封してみると、独特の醸造時のアルコールのような発酵した香りがする。
もちろんその香りは醤油、しかも甘い香りのするやつ。
さっそくかき氷にかけてみる。
まぁ見た目は悪くはない。
それではひとくち。
カックカクの角がまったくとれていない醤油そのものに黒糖の甘味が加わったそのままの味。
例えるなら蜜団子の蜜ダレを作った時に火にかけないで混ぜただけみたいな味。
アルコールなど揮発性の液体特有の鼻を抜ける風味がありクセが強い。
ある意味大人なかき氷といっていいかもしれない。
揚げモチにかけてみた
ならば蜜団子のように食べてもありなんじゃないか?
揚げモチにかけて食べてみた。
うむっ抜群のコレジャナイ感。
煮詰めたらいけそう。
結論
クセが強いのでかき氷だと好みが激しく分かれそうな味。
どちらかというとソフトクリームなど乳成分の使われたものなら味がまろやかになって合うかもしれない。
いづれ機会があったら試してみよう。