和菓子・スイーツ 食レポ

名古屋のお菓子ブランドNiSSのミルコプリンを食べ比べてみた

最近ずっと気になっていたお菓子ブランドのNiSS ENTERTAINMENT。

どうやらミルコプリン365という、日本三大地鶏のひとつである純系名古屋コーチンの卵、愛知県産の新鮮な牛乳、マダガスカル産の高級バニラビーンズなどを素材を使った365日食べても飽きないプリンを販売しているという。
プリン好きとしては、365日食べても飽きないなんてどれだけ美味いんだよと是非一度味わってみたいと思っていた。

そんなわけでとりあえず売られていた全種類を大人買いしてみた。

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NiSS ENTERTAINMENT

名古屋発のお菓子ブランドであるNiSS ENTERTAINMENT。

その名前の由来はこう書かれていた。

弊社のお菓子ブランドの総称は「特別な日を、もっと特別に。~NiSS(ニス)~」と言います。

【Natural】新鮮で品質の高い素材を厳選し、素材そのものの味を生かした、心にも体にも優しい商品をお届けしたいという想い。

【individual】他のどこにもない、弊社らしい、個性的な商品を生み出したいという想い。

【Sparkle】お客様の笑顔も、お召し上がり頂く時間もキラキラするような商品をご提供したいという想い。

【Spirit】そういった気持ち、精神を忘れずに歩んで行きたいという想い。

これらの4つの想いが、NiSSと言う名前の意味です。

iは「私」「自分」を表していると捉え、いつもお客様の事を最優先に考え、自分、我と言うものが前に出ないように、大きくならないように、という想いを込めてiを小文字にしました。

社名のENTERTAINMENTは、「おもてなし」と言う意味で付けられております。

「お客様の人生という特別な時間を、弊社のお菓子をお召し上がり頂いている時間だけでも、もっと特別にしたい!!」

そんな気持ちを込めた、お菓子ブランドになっております。

お客様はもちろん、作り手のお菓子職人、スタッフの心も満たされるようなお菓子作りを目指しながら、ひとつひとつのお菓子ブランドを磨き、ひとつひとつのお菓子の個性を大切に、丁寧に、心を込めてお作り致します。

この想いが、ひとくち、ひとくち、たくさんのお客様に広がっていきますように・・・。

                                  代表取締役 三輪 剛士

参考:http://www.niss-ent.co.jp

なるほど、お菓子ひとつひとつに妥協せずにこだわり続けているのが伝わってくるようだ。
こういうこだわりを持った、名古屋という名前を背負ったご当地系のブランドは思わぬ絶品スイーツに出会える可能性が高い。

基本はネットでの販売をしているお店だが、毎週土曜日には、自社のガレージにて厨房直売のNiSS STREET SHOPをオープンさせているので、出来たての焼き菓子を中心に購入することも可能だ。
※ミルコプリンは予約品を店舗受け取りも可能らしい

 

そして看板アイテムであるミルコプリンは、365日、毎日食べても飽きない美味しいプリンを目指しているらしく、そんな想いを込めて365=ミルコと名付けたという。

ミルコプリンは2017年7月に販売を開始するとしばらく販売を終了していたらしく、昨年2017年から復活を遂げた商品らしい。

名古屋のブランドということで、愛知県産の新鮮でおいしい牛乳と、日本三大地鶏のひとつである純系名古屋コーチンの卵のみを使用したというとても贅沢感のあるプリンだ。

 

ミルコプリンを食べてみた

さっそく注文をすると数日で到着した。
梱包用段ボールの中にさらにダンボールで梱包されるという二重構造で、さらにこの丁寧な梱包だ。

そして品質を損なわないように冷蔵にて送られてくる。

ちなみに到着からおよそ3日ほどが賞味期限のようだが、まぁ数日はオーバーしても問題ないだろう。
※食べきれないし。笑

今回購入したのはこれ。

・ミルコプリン
・ミルコクリームプリン
・ミルコカスタードプリン
・ミルコメープルプリン
・ミルコ抹茶プリン
・ミルコシフォンケーキ

すべてのプリンにあとがけのカラメルソースが付いてくるようだ。

さっそく食べてみた。

ミルコプリン

ミルコプリンのベーシック的なプリンで、素材の味を一番強く感じられる商品だ。

カラメルソースはあとがけで付いてくる。

フタを開けると、容器一杯に詰められたプリンがボリューム満点。

高級卵である純系名古屋コーチンの卵黄だからこそだろうか、とても色味が濃くてその濃厚さがうかがえる。

さっそく食べてみる。

濃厚な卵を彷彿させる、しっかりと締まった食感のプリンだ。
甘さは控えめで牛乳のクリーミーな舌触りと甘味が効いている。

マダガスカル産の最高品質のバニラビーンズを使用しているらしく、甘い香りが口の中に広がる。

濃厚でありながらも、なめらかな舌触りで口の中でとろけるような食感はクセになる味だ。

続いてカラメルソースをかけてみる。

苦味のないピュアな味のカラメル。
カラメルの甘味が加わると激ウマ。
甘さ控えめもいいが、しっかりした甘味もやっぱいい。

ベーシックな味だけに、主張しすぎずに全体的にまとまりがあるので何度も食べたくなる。

オススメ度★★★★
内容量 150g
価格 600円

ミルコクリームプリン

たっぷりの生クリームが贅沢なミルコクリームプリン。

たっぷりと入った北海道産の無添加生クリームは厚み1cmほどはあるだろうか。

フワフワで濃厚クリーミーな生クリームとしっとりなめらかなプリンの食感が絶妙。

生クリームがとにかく美味い。
その美味い生クリームと合わさるのだから美味くないわけがない。

そしてカラメルをかけると甘味がさらに増すが、まったくしつこくない。

相性抜群でクセになル味だ。

オススメ度★★★★★
内容量 150g
価格 700円

ミルコカスタードプリン

定番の懐かしさを感じるミルコカスタードプリン。

濃厚な純系名古屋コーチンの黄身の色味を感じつつ、マダガスカル産のバニラビーンズの甘い香りがただよう。

さっそくひとくち。

ぎゅっとしまった食感でしっかりした口当たり。
牛乳の風味を感じる昔ながらの懐かしさを感じる味だ。

甘味は控え目であっさりしている。

カラメルを加えるとその味は一変する。

カスタードプリンにはカラメルといわんばかりの一体感。
控え目な甘さゆえにカラメルの甘味が加わることで、劇的に美味さが跳ね上がる。

カラメルとの相性が抜群なプリンだ。

オススメ度★★★
内容量 150g
価格 400円

ミルコメープルプリン

豊かな香りと甘味がクセになるミルコメープルプリン。

カラメルではなく、メープルシロップが付いてくる。

世界一の生産を誇るカナダケベック州の100%天然のメープルシロップだ。

プリンを雪のように覆いつくす、たっぷり贅沢に使用した北海道産の無添加生クリーム。

さっそくメープルシロップをかけて食べてみる。

メープルシロップの豊かな香りと甘味はまったくクセがなく、生クリームと絡まると最高に美味い。
メープルシュガーを使用したプリンはほどよい甘さなので、メープルシロップとの相性も良い。

しっとりクリーミーで優しい味だ。

オススメ度★★★★
内容量 180g
価格 800円

ミルコ抹茶プリン

ほろにがな抹茶がクセになるミルコ抹茶プリン。

愛知県西尾産の抹茶をふんだんに使用した上品なプリンだ。

開封してみると、濃い緑色の抹茶が表面を覆いつくしている。

爽やかな香りが心地よい。
一般的に売られているような抹茶風味どころではない、これは完全に抹茶だ。

さっそく食べてみる。

上層を覆う抹茶のダイレクトな苦味が、抹茶プリンの甘味にいいアクセントになっている。
しっかりした苦味が、プリンの甘味を引き立たせつつも、抹茶の苦みもしっかり主張してくる。

これは抹茶好きなら是非とも一度は食べてもらいたい一品だ。

オススメ度★★★★
内容量 150g
価格 700円

ミルコシフォンケーキ

最後はミルコシフォンケーキ。

プリン同様に純系名古屋コーチン卵と愛知県産牛乳を使用したもの。

開封すると焼きたてのような甘い香りがただよう。

中はふわふわでしっとりした舌触りで、口どけもとてもよい。
表面は芳ばしい香りで、中は濃厚な卵と牛乳の風味あり、それらが合わさると絶妙。

甘さも控えめで牛乳そのものの甘味を感じることができる。

この食感と味はクセになる。

内容量 60g
価格 150円

 

最後に

どれもとても美味しくてリピート間違いなしな一品ばかりだ。

まだ新生ミルコプリンとしては2018年で2年目となるわけだが、まだまだ認知度はそれほど高くはないようで、これから名古屋を代表するプリンブランドとなる可能性を秘めているだけにこれからに期待をしたいところだ。

ミルコプリンは完全受注生産で注文から4日営業日(日曜祝日は休み)ほど必要ということなので、これからもし有名になった時にはヘタをしたら数か月待ちということにもなりかねない。

プリン好きな人は今のうちにその味を堪能し尽くしておくといいかもしれないな。

 

Niss STREET SHOP(期間限定)
住所 名古屋市南区呼続元町10-25 365 Kitchen Studio(ガレージ内)
TEL 052-626-4083
営業期間 11月~4月の毎週土曜(詳細はSNS参照)
営業時間 9:00~15:00

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。

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