どんな料理でも旨味成分ってやつは大事な要素だ。
固形ダシや化学調味料などといった手軽に旨味をブーストさせるものは多いが、やはり天然モノが一番なんじゃないだろうか?
煮干しには旨味成分のひとつイノシン酸、昆布にはグルタミン酸、干しシイタケにはクアニル酸が含まれている。
これら3つをすべてダシとして融合させればこれほど強力なものはない。
だがいかんせん、干しシイタケは大嫌いだ。
ならば煮干しと昆布で2大旨味成分の含まれたダシを作ろうじゃないか。
そういえば手軽に作れる水出しなんてのがあったなと思い、さっそく作ってみることにした。
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煮干と昆布の水出し
まず準備したのがこれ。
・煮干し 5g
・昆布 3cmほど
・水 200ml
今回、容器が200ml入るものしか手元になかったので少なめにしてみた。
作り方は簡単だ。
まず容器に煮干しと昆布を投入。
次にここに水を投入し、あとは冷蔵庫に放り込んでおく。
そんなこんなで12時間後がこれ。
いい感じにダシがとれてそうだ。
あとは昆布と煮干しを取り出せば出来上がり。
さっそく味見をしてみると昆布の風味がとても強い。
後味にほんのり煮干しの風味が際立つ。
安物の昆布を購入してきたのもあってか、ちょっとクセがあって風味がきついな。
旨味の集合体だけにもっと美味いものかと思ったがそうでもなかった。
これをちゃんとした昆布と煮干しを使えば、この段階でも全然違ったものになるのだろう。
あとはめんどくさがらずに頭とハラワタを取り除いてから使った方がよかったかもしれない。
そしてこんなものだろうという想像と勘で作ったのが最大の敗因だろう。笑
水出しを作ったらどうする?
とりあえず水出しを作ったら製氷皿にでも入れて凍らせておいて、使う時に何個か取り出すと便利だ。
大量に作っておけばかなり有効活用できるはずだが、いかんせん納得のいく味になった気がしないので今回は使い切る勢いで色々試していきたいと思う。
何に使うかはまた次回。