サイトをいくつも持つようになるとなかなかすべてのサイトを更新するのは困難だ。
それが趣味や好きなコトを書くブログならまだしも、専門性のあるサイトともなってくるとなかなか毎日更新というわけにもいかない。
でも面白いサイトを思いついたら作ってみたくなるのが性というもの。
もちろん作りたいから作るというだけではコストがどんどんかさんでしまう。
そうなるとサイトの収益化は必須となる。
そしてサイトの収益化を加速させるには専門性のあるサイトを運営するのが一番の近道なので是非とも導入したい。
でもあっちもこっちも更新してられない。
そんな矛盾が生じた時には外注化を検討すべきだ。
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外注化って?
外注化とは、そのものズバリ、記事を外注ライターさんに依頼すること。
ひとりで1日に書ける記事数には限度がある。
丸一日記事を書いている時間があれば別だが、ネタの収集をしたり仕事をしたりといった時間を必要とする人からすればたくさんの記事を生産するなんてとてもじゃないが無理だ。
そんな時に外注化をすることで、たとえば自分が旅行に行っていても病気でダウンしていても記事はどんどん生産されていく。
他のサイトを気にせずに自分はメインブログにだけ注力することができるのはとても有効な時間活用法だ。
当然それには資金が必要になる。
でも考えようによってはお金で時間を買っているということにも繋がる。
普通ならお金で時間を買うなんて不可能なことだが、記事を生産しているはずの時間がフリーになるのだから時間を買っているといっても問題ないはずだ。
ちなみに寄稿と外注は完全に別物だ。
寄稿というのは自分以外の人にゲストとして記事を書いてもらい、それを自身のブログに掲載することで寄稿者の紹介も兼ねるという手段であり、外注と混同してはいけない。
寄稿はゲストなのに対して外注は影武者であるということ。
外注化の種類
外注化といってもいくつかの方法がある。
その一部を紹介すると。
クラウドソーシングサイトでの記事の作成
記事を外注ライターさんに書いてもらう方法で、記事を納品してもらい自分でチェック、修正をしてサイトにアップする方法。
外注は ランサーズ やクラウドワークス、ココナラなどといったクラウドソーシングサイトで依頼することが多い。
1文字あたりの単価が0.5円など安価なのが利点だが、その代わり記事の品質にばらつきがあるため納品後のチェックや修正は必須となる。
安価ゆえにコピペだったり同じ文言を何度も使用して文字数稼ぎをしたりといったひどい記事が納品されたりする場合もあるからだ。
専門の外注ライターさんを雇う
クラウンドソーシングサイトで毎回品質のバラつきを気にしながら依頼するのはとても手間がかかる。
そこでその品質のバラつきを無くし完成度をアップさせるために専門の外注ライターさんを雇うという方法がある。
この場合は、月に〇記事まで週に〇記事以上とか決めて毎月の報酬額を決まった額以上支払う方法だ。
それには当然ながら記事作成のルールを決める必要がある。
これを決めずに始めてしまうと、意図しない記事が納品されてしまい、結果的に修正などのダメ出しを何度もすることになってしまいお互いに嫌なストレスが溜まってしまう。
なので最低限でも記事の書き方の基本ルールや使ってはいけない単語などすべてをマニュアル化しておくことが大事だ。
これさえ作ってしまえば、毎回説明する手間もなくなり外注ライターさんを雇った時に「これ読んでね」で完結するので時間の無駄やストレスを防ぐことができる。
記事の投稿まで一括で外注化
最近はWPで記事を書くことがメインであることが多い。
WPには自分以外にユーザーを登録することが可能だ。
この機能を利用することで記事の投稿までを外注化することができる。
たまにチェックは必要だが、これでもう完全にほったらかしでサイトに記事までアップされる。
こちらの意図したものを確実に納品してくれる外注ライターさんには、料金の上乗せをして投稿までの依頼をしてみるといいかもしれない。
いきなり雇ったばかりの外注ライターさんに依頼するのは避けるべきだ。
ユーザーの登録方法と投稿の方法も後述しておくので確認してほしい。
外注ライターの管理
専門の外注ライターさんが増えてきたら、それを管理する人を選任するのも手だ。
これはサイトの投稿まで依頼している外注さんをさらにランクアップさせるのがベストかもしれない。
こうすることで、自分では何も管理することなくライターさんの管理、納品された記事のチェックからサイトへのアップまですべてを自動化させことができる。
WPのユーザー登録方法
WPで記事投稿を外注化するにあたっては、そのままサイトのログインパスワードなどを渡すなどもってのほかだ。
それこそ細部までいじり放題になってしまうので色々な問題が生じてくる危険性がある。
そんな時にはユーザー登録を利用する。
これを利用することで記事の投稿関連の操作しかできなくなるので心配ない。
登録方法は
まずメニューの「ユーザー」→「新規追加」をクリックする。
あとは追加したいユーザー情報を入力。
権限グループは「投稿者」に設定しておこう。
最後に「新規ユーザーを追加」をクリックすれば完了。
あとはユーザー名とバスワード、サイトのログインアドレスを連絡するだけ。
WPへの投稿方法
サイトのログインアドレスにアクセスするとこのように表示される。
ここに先ほど登録したユーザー名とパスワードを入力してログインする。
すると以下のようなメニューが表示されているので、投稿の新規追加をクリックする。
すると無料ブログでよく見るような馴染みのある記事投稿画面になるので直感的に操作が可能なはずだ。
簡単に説明をすると、「タイトル」の入力、下の広いスペースが記事の入力場所。
記事内のカーソルのある場所で「メディア追加」をクリックして画像を挿入できる。
カテゴリーはあらかじめ管理者と打ち合わせて作成しておいたものをチェックする。
最後に「投稿」をクリックすれば終了だ。
このあたりのルールもあらかじめ作成しておけば説明の手間が省ける。
たとえばサイトの記事スタイルを一定にするために右下メニューにある「アイキャッチ画像」を必ず設定してもらうなどだ。
簡単に説明すると以上になる。
最後に
最後にひとつだけ注意しないといけないことがある。
それは自身のブログを外注化しないことだ。
自身のブログにはそのブログの中の人の記事が読みたいからわざわざ訪問するのであって、そのブログ自体に興味があるわけではないということ。
もし自身のブログに他の人の記事を掲載する場合には必ず「寄稿記事」として掲載し、「誰が書いたものなのか」を明記することを忘れずに。
もう外注ライターさんの管理までお願いできるようになったら自分ですることはほとんどない。
ただひたすら自分のメインサイトに注力し、ネタ集めに出掛けるなり旅行に行くなり、日本中のラーメン店を巡るなり好きなコトをすればいい。
きっとそこまで可能にしている人なら収益化は相当加速されているはずなので、プロブロガーになるための時間的な障害はまったくないも同然のはず。
会社という時間の拘束にもとらわれず、自由な時間と豊富な資金を利用してさまざまな体験をし、それを自身のブログにアップしていけばいいんじゃないだろうか。
えっ!うちのブログはどうなのって?
無理ですw