めんや天夢の煮干し愛といったら、あのハート型の煮干しのエグミ旨味を凝縮した物体。
なかなか一般人には煮干し愛を加えるのはハードルが高く、下手をすればラーメンが食べられなくなってしまうほどの煮干しが濃縮されたもの。
とはいえめんや天夢でヤバニボやセメントといったメニューを注文するような人にとってはまったく問題ないだろう。
そんな煮干し愛だが、これまでは無料で提供されていたのだが残念なことに、これまで調達していた煮干しが手に入らなくなってしまったという。
それに伴って、ヤバニボとセメント一番搾りの無料トッピングのエグミ増、セメント鬼が終了となった。
そして代わりに登場したのが、有料トッピングの煮干し愛だ。
いままでよりコストがかかってしまうために煮干し愛を1個追加ごとに30円かかるらしいのだが、逆に言えばお金さえ払えば好きなだけ増やせるというわけだw
そうきたらやっぱやるしかしないよね。
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やってきたのは12時ちょいすぎ。
先客13名以上はいただろうか?
先日お客が帰り際にクラッシュしてしまいカウンター席が大破してしまったらしく、カウンター席4、テーブル席4と若干回転が落ちてしまっているようだが、そこは噂のスーパーバイトの女性店員さんのテキパキした動きもあって30分ほどでカウンター席に座ることができた。
ちなみに今のところの煮干し愛記録は4個という。
ならばここはその記録を更新してやろうてはないか!!
そんなわけで煮干し愛の数を宣言し、カウンターに食券と煮干し愛分の追加料金を置いて待つこと数分。
まずは煮干らーめんヤバニボ(970円)の登場。
スープに浮かぶ香味油の照り、黒味がかったスープから煮干しの豊潤な香りがただよう。
チャーシュー、刻みタマネギ、スプラウト、海苔といった定番のトッピング。
スープを飲みたい衝動にかられたがここは我慢だ。
そしてお待ちかねの煮干し愛の登場。
ハート型の煮干し愛をこう器の縁に沿ってならべて･････!!!!!?
ハート型じゃなくなっていた!残念w
たぶん普段はこれをハート型に圧縮させているのだろうけど、そのままだと質量が倍になったように感じる。
いや、右の皿はあきらかに倍だw
そしてお気づきだろうか?
煮干し愛10個である。
たぶん13個分くらいありそうだけどw
ちなみに抽出方法は違うが、セメント鬼だと3個分くらい使うらしいので10個の濃度がどれだけやばいかおわかりだろうか?
さぁ準備万端、役者はそろった。
まずは煮干し愛をヤバニボの上にすべて投入。
あきらかに配分おかしいよねw
なんか似たようなのどこかで見た記憶がある。
いや、レベルが違いすぎるw
ひとまず某ラーメンで修練した天地ガエシを駆使してなんとかごまかす。
誤魔化せてない。
これが10倍煮干し愛ヤバニボだ(920円+300円)。
スープと一体化して徐々にドロドロと化す煮干し愛の面々。
ひとまずスープを救出。
時すでに遅し。
セメント鬼の数倍は濃度がありそうなスープに変化していた。
さっそく飲んでみると、これが相当粉っぽい感じになってるように見えそうだがまったくそんなことはなく。
ドロドロとしていながらもしっかりと液化をしている。
それでは麺をひとくち。
若干手間取ったのもあって麺のパッツリ感は弱まってしまったが、今回の主役は煮干し愛だ。
麺に鬼のように絡む煮干し愛。
鬼がかってますね。
今回の煮干し愛は千葉県九十九里産の背黒らしく、そのまま食べられるくらい美味いやつらしい。
さすがにこの量だけあって最初のうちは魚特有の匂いというか風味というかそんなものを感じてしまう。
エグミや苦味はそれほどではなく、甘味というか旨味を結構濃厚に感じる。
※重度ニボラーだからそれほどではなく感じるだけなので注意
煮干し愛10個も入れるとかやっちゃったかなーと思ったが全然問題ない美味しくいただけた。
ただ、スープを飲んだ時のあの旨味を感じることができないのが残念だ。
そして最後に残ったスープをすべて吸いつくした煮干し愛。
まだ液体としての体を成している。
大丈夫だいける!!
そして替え玉。
和え玉ならぬ愛だま状態の麺。
パッツリプツプツの食感で食べる愛だまは格別だ。
先ほどよりも煮干し感も強くなり、エグミや苦味が増していて美味い。
そして完全に水分を失い、スープの旨味が凝縮された煮干し愛が残った。
普通ならこのまま残して帰るのだろう。
だが、10個も入れたのだから完食するのが重度ニボラーとしての礼儀というもの。
これがまさに旨味が濃縮されていて美味い。
ご飯の上に乗せた食べたらさぞかしグr･･･美味いことだろう。
単体ではしょっぱいという感じはないが、きっとトータルではやばいことになっているに違いないので、煮干し愛はほどほどにすることをおすすめする。
そしてもし記録更新を狙おうと思うなら、お店の迷惑にならないようにちゃんと完食しよう。
めんや天夢
住所 栃木県栃木市沼和田町11-20
TEL 不明
営業時間 昼11:30～14:30
定休日 木金(アニマル天夢営業)
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