50号バイパスからたまたま裏道を通った時に偶然からあげ屋を発見した。
岩舟町の文化会館の近くであるものの、さすがに場所的に初見でいきなり来るというのはなさそうな場所にそのお店はあった。
時田くんちのからあげだ。
店舗入り口右手と店舗内右手にテーブル席があり、その場で食べることもできそうだ。
そして左手には厨房があり、厨房の奥にはもともとの店舗である牛乳屋と繋がっている。
さっそくメニューをチェック。
定番のももやむねだけでなく、手羽やとり皮、もつ煮なんかまであった。
それだけじゃなく新メニューの鳥天300g(520円)なんてものもあった。
そしてここが面白いのは画像の右下にあるようにからあげを辛くすることができるということだ。
チョイ辛、中辛、激辛と三段階あるが、中辛からいきなり激辛でレベルが倍になっているw
とても話し好きなおばさんはどうやら激辛マニアらしく辛さにはこだわりがあるようだ。
最初は揚げる前に辛くしてみたものの、うまくいかなくてあとがけスタイルにしたらしい。
辛さのベースになるのはカイエンペッパー、そして黒胡椒と胡椒を加えているという。
辛いラーメンの話しから、安い海外産の鶏を茹でたのを軽く揚げただけのものを安売りしている市場の売り場なんかを見ていると、うちみたいに地元の国産の鶏を使ってやっている店からすると憤りを感じるとかそんな話をしたw
とにかくからあげを揚げている間に暇をもてあます心配はないw
ということで今回購入したのはもも肉200g(520円)。
もうパッと見で表面が赤味を帯びているのがわかる。
カイエンペッパーの香りがなかなかの強烈加減。
辛いの平気だと言ったら激辛より辛めに味付けしてくれた。
ちなみにもの足りなかったら、言ってくれればもっと辛くするというw
200gで8個ほどになり、ひとくちで食べられるサイズになっている。
そんなわけで、さっそくひとつ食べてみる。
煮干しを使った和風な醤油風味の味で隠し味にリンゴを使っているらしい。
濃いめの味付けで辛味との一体感もある。
肉は柔らかいながらもしまりのある感じで、中からはジューシーな肉汁が染み出す。
コンビニで白飯が手に入らなかったのでチャーハンをゲットしてきたが、濃いめの味付けも手伝ってご飯との相性もいい。
ちなみに激辛はどうだったか?
まだ辛さを2レベルくらい上げてもいけそう。
カラアゲニスト総評
揚 3.7
揚げ具合はキレイなブラウン
衣 3.7
サクサクパリパリ系。肉との一体感も良い。
汁 3.6
ジューシー加減はまぁ普通といった感じ。
味 3.7
濃いめな味付けだが、それが辛さとの一体感を手助けしている。
量 3.4
鶏の原価の関係もあるだろうけど100gあたりの値段は高めな印象。
全 3.6
辛いからあげというジャンルとしては面白いお店だと思う。
味と肉の食感などはそこそこといった感じ。
時田くんちのからあげ
住所 栃木県下都賀郡岩舟町静1251
TEL 0282-55-2448
営業時間 11:00~19:00
定休日 木曜日