宇都宮市を横断する新4号バイパス。
そこから側道に入った住宅街にそのお店はある。
隠れ家的なカレー専門店である「小林カレー店。」だ。
なにやらマダムミツコ直伝の秘伝レシピを活かしたカレーが食べられるという。
よくわからんけど、これはカレーマニアとしては是非とも食べに行かなくては。
訪問した人によれば、わかりづらい場所なので大抵は迷うという。
だが、事前の調査は万全だ。
駐車場の位置までしっかり把握してある。
さっそく小林カレー店。に行ってみよう。
小林カレー店。行ってみた
栃木県宇都宮市にある隠れ家的カレー専門店「小林カレー店。」に行ってみた。
じつはこのお店、自宅の一角を改装したお店ゆえに、住宅街の中という完全隠れ家的な店構えになっている。
自宅隣には35年という歴史ある小林光子クッキングサロンがあり、小林光子さんの息子さんが2015年7月10日にオープンさせたお店が「小林カレー店。」だ。
そして小林カレー店。のウリであるのが、そんなマダムミツコ直伝の秘伝レシピを活かしたカレーである。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県宇都宮市下栗町699-56
車 北関東自動車道上三川インターより宇都宮方面4.8km(およそ6分)
電車 宇都宮駅北口より瑞穂野団地行きバスで東高校前まで14分、徒歩350m(およそ3分)
駐車場 5台×2か所
そんなわけで、新4号バイパスを栃木市から宇都宮に向かうこと1時間。
バイパスから側道に降りて、陸橋下にある最初の信号を左折、変則なT時路を右にまがり500mほど車を走らせると左手に大きな砂利の空き地が見えてくる。
ここが小林カレー店。の駐車場だ。
道路側からフェンス沿いの店舗の名札が貼っている5箇所がスペースになっている。
ちなみに店舗前には駐車場はなく、もしここが満杯の場合はちょっとわかりづらいがもう一ヶ所の駐車場がある。
ちなみにここ。
駐車場を左手に見てすぐ先にあるT字路を右折し、少し進んだ右手にある契約駐車場。
そちらも5台のスペースが用意されている。
そんなわけで最初の駐車場から10mほど歩くと右手に田んぼが見えてくる。
お店はそんな田んぼや住宅地に囲まれた場所にある。
たしかに隠れ家的といって間違いない。
偶然通りかかってもきっとわからないだろう。
T字路にある中華料理屋を右折した三件目。
どうみても民家としか思えないような場所の一角にお店はある。
これぞまさしく隠れ家的。
お店の前にはOPENの看板があるので間違いない。
ここが今回の目的地である小林カレー店。だ。
店内
店内はとても落ち着いた感じの雰囲気で、流れる音楽も心地よい。
平日の18時なだけあり、お客は誰もいなかった。
混み合う前に来られてラッキーだ。
店内入り口右手に見える窓際にはテーブル席が1卓、そしてカウンターに5席とこじんまりしていて居心地が良い。
入口こそ初見では若干の抵抗はあるものの、中に入ってしまえばどうということはない。
小林カレー店。のメニュー
カウンター前には厨房があり、その正面にはメニューが貼られている。
メインは、4種類のカレーからチョイスすることができるとてもシンプルなもの。
他にもサイドメニューやドリンク類、アルコール類などもある。
ランチタイムには、「メイン1品」「本日のサラダ」「ソフトドリンクから1品」「本日のお菓子」が付いて1,300円を注文することができる。
メニューリスト
メインメニュー
・チキンカレー 900円
・キーマカレー 900円
・ハヤシライス 900円
・グリーンカレー 900円
サイドメニュー
・本日のサラダ 250円
・チキンカツ(ガーリック) 150円
・とりの唐揚げ 150円
・本日のお菓子 150円
ランチタイムメニュー
・好きなメイン1品+本日のサラダ+ソフトドリンクから1品+本日のお菓子 1300円
ドリンクメニュー
・コーヒー 250円
・紅茶 250円
・ソフトドリンク 200円
コーラ/オレンジジュース/ジンジャーエール/烏龍茶
アルコール
・ハートランドビール 450円
・ノンアルコールビール 350円
・その他 400円~
ちなみにこのセットメニューだがランチタイムだけでなく夜も注文することができる。
セットメニュー食べてみた
そんなわけで、せっかくなのでセットメニューにしてみた。
そして料理の合間にマスターと話しをしたのだが、隠れ家と呼ばれているが、けして隠れ家的なお店を目指したわけではないらしい。
店舗が広くないのもあり、お客さんを待たせたりしたくないということから宣伝も控えていたとか。
料理を楽しみながらゆっくりと過ごしていってほしいという想いもあって、どうしても並んだりしてしまうとゆっくりできなくなってしまうのが申し訳ないらしい。
そんなこともあって、あまり宣伝をしたりとかはしていなかったのだが、そこから隠れ家と言われるようになったらしい。
それでもネットで広まったのもあって土日は行列ができてしまっているらしい。
なので、平日のこの時間帯は空いているのでおすすめとのこと。
セットメニュー 1300円
さてそれではまずは本日のサラダ。
レタスやにんじん、きゅうり、大根、水菜、キノコ類など豊富な野菜。
そこに酸味のあるドレッシングで味付けされている。
食前にさっぱりとしていて食欲がわいてくる。
そしてこれが今回のメインであるチキンカレー。
さりげなく皿にプリントされた「小林カレー店。」のロゴがまたなんともいえない良さをかもしだす。
スパイスの効いたやさしい香りが鼻腔をくすぐる。
とてもシンプルで、大ぶりなチキンがゴロゴロと入っている。
さっそくひとくち。
スパイスなどの酸味とほのかな甘みがチキンにとてもよく合っている。
そしてしっかりと煮込まれたチキンは柔らかくてホロホロと崩れる。
コクがあり辛さもマイルドなのでとても食べやすく、深みがあるので余韻が次のひとくちを誘う味。
とりの唐揚げも食べてみた
そして追加で注文していたのがとりの唐揚げ。
とりの唐揚げ 150円
カレーに使われているチキンと同じものだろうか?
揚げたてアツアツの唐揚げ。
ほのかにピンク色をしたチキンがとてもジューシーでおいしい。
最後の〆に注文したのは烏龍茶に、抹茶のスフレなど三種のお菓子から選んだ「ビスコッティ」
ネットの情報では、マスターの妹さんが料理教室をやってるらしく、その妹さんの手作りのお菓子らしい。
サクサクなのかと思いきや、わずかに弾力があり、甘さは控えめで、中にはアーモンドが入っている。
食後のお菓子には最適。
どうせなら烏龍茶じゃなく紅茶やコーヒーにしておくんだったな。
最後に
宇都宮市にある隠れ家的なカレー専門店「小林カレー店。」に行ってみた。
噂通りのガチな隠れ家的なお店だが、事前に情報を調べておけばとうということはない。
専門店ならではのスパイスが効いた本格的なカレーはクセになる味。
これは残り3種類も制覇しなくてはいけないな。
マスターと話を伺ったりと、あまりの居心地の良さに30分ほど過ごしてお店を後にした。
ちなみに休みはその時によって違うようだ。
参考:訪問時2015年9月は月曜祝日が休みだった
お店詳細
小林カレー店。
住所 栃木県宇都宮市下栗町699-56
TEL 028-656-6790
営業時間 11:00~14:30(LO14:00)
18:00~21:30(LO21:00)
※カレーがなくなり次第終了
※日曜はランチタイムのみ
定休日 不定休