そんなわけで9時になったことだし、撤収作業を開始することにした。
昨日は見なかったことにしたが、微妙にインナーテントの下の部分にカビが生えていた。
やはり、寝汗や夜露なんかで湿ってしまうのだろう。
ひとまず風通しの良い状態にしてしばらく放置することにした。
これで効果があるかはわからないが、まぁやらないよりはマシといったところ。
冒険者にとってテントは無くてはならない存在だからなー
30分ほど放置して、片づけを済ませると、今日の目的地である遺跡へと向かう事にした。
隊長「今回、冒険するのはBig Valley quarryという遺跡だ。」
縫製「たいまつ買ってないぞ」
大神「馬車への荷積みは完了したよ」
山岡さん「迷宮の奥にはどんな魔物がいるん?」
隊長「わからん!!」
そんなわけで冒険の旅に出発!!
馬車を走らせ、山を越えること15分
途中なにかのトラップか、目的地と見当違いの場所へと我々の制止を聞かずに馬車を走らせる大神。
隊長「そっちじゃないぞ」
大神「コンビニはないか」
縫製「こんな田んぼと民家ばかりの狭いとこにないだろ」
きっと何かの結界がかけられていたのだろうか?
なんとかそれを打ち破り、目的地に近づくことができた。
縫製「おおーすげーな」
大神「行く手を拒むように壁が立ちはだかってるな」
途中他の冒険者と思われるPTに「この奥にも馬車停められるよ」と教えられ、遺跡の懐近くまで近づくことができた。
なんということだろうか、遺跡の魔物の仕業と思われる爪あとが数十メートルはあろうかという巨大な壁に刻まれていた。
我々は無事にこの遺跡から生還できるのだろうか?!
つづく
大谷資料館
住所 栃木県宇都宮市大谷町909
TEL 028-652-1232
開館時間 9:00〜17:00 (最終入館は16:30まで)
休館日 年中無休 ※但し、12月29日~1月1日は閉館