栃木県栃木市にある洋風食堂「イグレック食堂」。
昼にはワンプレート系の洋食メニューを提供する、気軽に立ち寄れる洋風食堂(ビストロ)として営業。
夜になると旨い一品メニューをつまみに種類豊富な蒸留酒が味わえる酒場(バル)へと姿を変える。
本格的メニューから、昔ながらの洋食屋さんのメニューまで揃うなんでもあるところがまさにバルならでは。
栃木市中心街では22時まで営業するこの手のお店は少ないので、非常に貴重であり、おしゃれな雰囲気も相まって週末ともになれば予約で満席になることもあるほど。
今回はそんなイグレック食堂のバル営業に行ってみた。
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イグレック食堂
今回訪問したのは栃木県栃木市室町、栃木駅西口より徒歩9分、蔵の街の大通り沿いにあるグリーンの外観が特徴的なイグレック食堂。
昼にはワンプレート系の洋食メニューを中心に提供する洋風食堂(ビストロ)として、夜になるとお酒を中心とした旨い一品メニューをつまみに種類豊富な蒸留酒が味わえるバルとして営業。
栃木市の大通り付近では早仕舞いのお店が多く、観光で訪れた人はメイン通りなのにあまりのひっそり静まりかえった雰囲気に驚くことだろう。
夜にちょっと出歩いて食事ついでに飲みに行こうと思った時は選択肢がとても少なく、この手のお店は非常に貴重な存在。
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【蔵の街栃木】イグレック食堂。蔵の街に佇むオシャレな洋風食堂(ビストロ)
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おしゃれな雰囲気も相まって、週末ともなれば予約で満席となる場合もあるので予め予約をしてからの訪問をおすすめしたい。
酒好きな店主がチョイスした蒸留酒はどれも間違いなく一品揃いで、そんな店主だからこそ提供するつまみはどれも正解の品ばかり。
もちろん夜バル営業帯でも食事を目的に訪問も可能だが、ワンオペであるため時間に余裕を持っての利用がおすすめだ。
イグレック食堂のバルメニュー
イグレック食堂のバルメニューはこんな感じ。
※2023年10月6日時点
イグレック食堂のバル営業行ってみた
訪問したのは2023年10月6日の19時半過ぎ。
先客1組2名、後客1名。
こういうのは何年ぶりだろう、会社の上司に誘われて会社のメンツで飲みに行くなんて。
そうは言っても翌日は4時起きで富山旅なのでお酒は飲めないが。
お約束のカンパイののち宴のスタートだ。
もちろんノンアルビールをチョイス。
会社のメンツならでは飲み定番の話題やオフレコ的なプライベートな話題など話に花が咲く。
そんな今回の宴でチョイスしたメニューはこんな感じだ。
ハムカツ
居酒屋メニューの定番ハムカツ。
肉厚なハムをサクサク食感の薄めな衣で包み込んだ、食感心地よくジューシーさを奏でる一品。
ハム自体にもほんのり塩味がきいていて、スパイシーなとんかつソースの風味がハムカツの旨味を引き立てる。
衣がオイリー過ぎないのもいい。
ポテサラ
これも定番ポテサラ。
皮つきのじゃがいもがホクシャキで食感のアクセント心地よい。
黒胡椒のピリッとしたスパイス感がいい仕事している。
ちくわカレー焼き
炒めたちくわにカレー粉を絡めて炒めたスパイス感がきいた焼ちくわ。
焼き目サクっと、中はモチモチ食感で、噛むほどにちくわの旨味とスパイシーな香りが広がる。
そのままでもいいが、マヨネーズを絡めて食べるとコクとまろやかな味わいが良いアクセント。
ポテトフライ
フライメニューからポテトフライ+サムライソース。
イグレック食度のポテトフライは一味違う。
居酒屋メニューではケチャップが定番だが、ここではソース(マヨネーズ・ケチャップ・サムライ)を選ぶことができる。
今回チョイスしたのは「サムライ」。
マヨネーズのコクとケチャップの酸味に、唐辛子のピリッと辛くてビターな風味がキレのある味わい。
大人な味わいで大人の炭酸飲料にもマッチしそう。
鶏肉の悪魔風
肉メニューから鶏肉の悪魔風。
ヨーグルトにローズマリーなどを加えて漬け込んだ鶏肉は、クセもなく柔らかホロリとした食感。
パン粉の芳ばしさにパセリの爽やかさ、パプリカパウダーのほろ苦さきいたコクがありスパイシーな味わい。
ソースの酸味のアクセントが絶妙。
必食の一品といっても過言ではない。
これは大人の清涼飲料水もすすむというもの。
ミックスパエリア
食事メニューからミックスパエリア。
エビにイカ、アサリにムール貝、ピーマンにミニトマト、チキンにウインナーなど具だくさんで、それらすべての旨味が溶け出した米がたまらなく旨い。
トロトロのホロホロになった米の食感、皮パリッ身プリプリの鶏肉が食欲を刺激する。
ピーマンのビターなアクセントも旨味を引き立てる。
厚切りポークステーキ
肉メニューから厚切りポークステーキ。
250gもあるからボリューム満点
程よい焼き目香ばしく、肉感感じる絶妙な噛みごたえ。
噛むほどにジューシーな旨味溢れ出し、脂には甘みを感じる。
ソースは蜂蜜と醤油がベースのものだろうか、甘みがありほんのり酸味のきいた味わいが肉との相性抜群。
黒胡椒のスパイシーなアクセントもいい仕事している。
これはもう白飯案件でしょ。
昔ながらのプリン
〆は昔ながらのプリン。
硬めの昔ながらのカスタードプリンで、サイズ感もボリュームあり食べごたえ満点。
ふんわりクリーミーでミルキーなクリームに、ビター感しっかりきいたカラメルが大人な味わいだ。
最後に
栃木県栃木市にあるイグレック食堂のバル営業に行ってみた。
酒好き店主の厳選した蒸留酒を、どれも正解ばかりのつまみを味わいながらおしゃれな店内でのんびり過ごす。
本格的な料理から大衆的な居酒屋メニューまで揃うのはバルならではで、ふらっと気軽に立ち寄れる雰囲気がいい。
栃木市の大通り沿いでは遅い時間までやっているお店が圧倒的に少ないので非常に貴重だ。
栃木市内でちょっと食事をしながら飲みたい時にもおすすめ。