【栃木市】鎮魂線香花火と灯ろう流し。イベント同時開催で夏祭りな1日に

栃木商工会議所創立130周年を記念したイベント「鎮魂線香花火と灯ろう流し」が2022年8月7日(日)に開催される。

元来「鎮魂」の意味合いを持つ花火。
先祖への供養の線香花火と昨今の出来事への祈願をこめて灯篭流しが行われる。

また今回は栃木市内、銀座通りの「十千木夜市」ミツワ通りの「みつわキッチンカー通り」山車会館の「アロハフェス」、さらには幸来橋付近ではお囃子やパフォーマンスなども披露され、夏祭りの様相を呈する楽しい1日となる。

鎮魂線香花火と灯ろう流し

栃木商工会議所創立130周年を迎える今回、150余年もの間続く神事「百八灯流し」(ひゃくはっとうながし)が盛大に行われる。

元来、「鎮魂」の意味合いを持つ花火。
先祖への供養をする「鎮魂線香花火」と、昨今の世界情勢やコロナの収束を願い灯篭流しが開催される。

また今回は同時開催として、銀座通りでは「十千木余市」が、ミツワ通りではキッチンカーが集結する「みつわキッチンカー通り」、幸来橋からみつわ通りの区間でお囃子演奏や和太鼓・書道などのパフォーマンスが開催。
さらに山車会館前広場ではアロハフェスも開催される。

夏祭り気分を味わえる1日となる。
皆で平穏な日常を願うとともに、夏の夜の思い出づくりにどうだろうか。

イベント詳細

鎮魂線香花火と灯ろう流し行ってみた

3年ぶりの夏らしいイベントが蔵の街とちぎに帰ってきた。
開催されたのは2022年8月7日。

会場となるエリアでは、十千木夜市やイベントが開催され夕方とはいえ、35℃という猛暑の中たくさんの来場者で賑わっていた。

銀座通り

銀座通りでは通りを完全通行止めにし、十千木夜市が開催。
縁日気分を盛り上げる出店などがたくさん並び、お祭り気分を盛り上げる。

射的にスーパーボールすくいなどテンション上がるわ。

キュウリに枝豆、ビールにおつまみ。
シンプルだけど安価な料金設定がまたうれしい。

いつもの韓国料理屋さん、さらにはヨシノハコーヒーさんも出店。

これぞ祭りといったこの雰囲気、なんだかすごく懐かしい。
マスクという制約のない、もっと自由なお祭りが戻ってくる日を切に願う。

幸来橋～ミツワ通り交差点

ミツワ通り交差点から幸来橋エリアではパフォーマンスが行われ、たくさんの観客で賑わっていた。

栃木市内を中心に活動する和太鼓クラブ「栃木三童太鼓」による和太鼓演奏。

國學院大學栃木高等学校の書道部による書道パフォーマンス。

さらにはお囃子演奏など、どれも最高のパフォーマンスばかりだ。

ミツワ通り

ミツワ通りでは、「ミツワキッチンカー通り」が開催。
キッチンカーや通りのお店によるグルメ出店などグルメが充実。

鎮魂線香花火と灯ろう流し

日が落ちると祭り気分も最高潮に。
提灯の明かり、出店の照明で照らされる銀座通り。
やっぱ祭りといえばこの景色。

19時になるとメインイベント、鎮魂線香花火と灯ろう流しが巴波川で行われる。
例年より規模を控えめではあるが、今回は特別バージョン。

川沿いでは鎮魂線香花火が灯され、灯ろう流しが行われる。
その光景を一目見ようとたくさんの観光客が集まる。

本来なら下流に向けて流れる灯篭もあいにくの向かい風。
例年なら巴波川を流れる灯篭の明かりが幻想的な場面だが、まぁたまにはこんなこともあるだろう。

そんなこんなで祭りの夜は更けていく。

最後に

久しぶりに開催された、蔵の街とちぎの夏の夜の風物詩。
今年はスペシャル版「鎮魂線香花火と灯ろう流し」が開催された。

パフォーマンスにたくさんのグルメなどがお祭り気分を盛り上げる。
久しぶりの夏祭りだけに、とても活気にあふれる楽しいイベントだった。

こんな日常が当たり前になる日を切に願いたい。