栃木県小山市の河童を知っているだろうか?
狭い路地を進んだ住宅街の奥にひっそりと佇む、知る人ぞ知る隠れ家的なうなぎ・海鮮料理屋さん。
今回はそんな河童に行ってみた。
河童
今回訪問したのは栃木県小山市外城にある河童。
気さくな老夫婦が営む、地元民に愛される隠れ家的な名店。
創業は1988年あたりだそうだ。
小山総合公園の南体育館横にある車一台ほどの幅の狭い路地。
曲がり角に設置された電光掲示板には「入る」※節電で消えている場合あり とだけ表示されお店の看板も何もない。
というより看板があったであろう形跡のみ残る。
一体なんだろう?と思いながら通り過ぎたことのある人は多いことだろう。
曲がり角を曲がり坂道を登ると左手にある小さなお店。
うなぎや海鮮料理が味わえ、名物のうな重などうなぎ料理の他、刺身など海鮮も美味しい。
飲食店を求めてこの道に入ってみようなんて、よほどのことでもなければないんじゃないか?
これぞまさに隠れ家中の隠れ家、隠れ家店オブザイヤー受賞レベルにわからない。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県小山市外城131-1
車 国道50号バイパス萩島交差点より2.5km(6分)
電車 小山駅より3.1km
駐車場 およそ4台
駐車場は店舗前のスペースが利用可能。
店内
隠れ家感を存分に発揮するその店構え。
暖簾をくぐり店内へ。
NHK放送がBGMに流れる、昭和な空気漂う店内。
手入れが行き届いていて実にいい感じに経年劣化を遂げたこの佇まい。
左手厨房前にはカウンター4席、右手座敷には4人掛けの座卓が2卓。
河童のメニュー
河童のメニューはこんな感じ。
他にもうな重2,800円などあり。
河童行ってみた
訪問したのは平日の昼時。
せっかく仕事で小山市まで来ているだ、このチャンスを逃す手はない。
いつも見かける「入る」の電光掲示板が消灯していたので、もしや休みでは?と思ったがお店の前まで来ると普通にやっていた。
たぶん節電。
先客なし、カウンター席に陣取ると黒板メニューをチェック。
イカフライにアジフライ、鶏唐揚げまであるではないか。
全部食べてみたいものばかりだが、ここは厳選しなくては。
漬丼
今回チョイスしたのは漬丼。
みそ汁、漬物、酢の物付きだ。
しっかりタレに漬けられたマグロにたっぷり刻み海苔、ネギ、ガリ、おろしニンニクが添えられている。
もうすでにビジュアルからして旨いと訴えてくる。
さっそくひとくち。
生姜きいた醤油ダレにしっかり漬けられたマグロは、トロリと口の中で溶けるような食感。
濃密な旨味があふれる。
添えられたニンニクと一緒に食べると旨味が爆発。
しかもメシが美味いというこのヤバさ。
ぬか漬けは素朴な味わいでこれまた美味い。
酢の物のさっぱりとした味わい、あっさりとした素朴なほうれん草やワカメ、油揚げなど具沢山なみそ汁もいい。
ごちそうさま。
最後に
栃木県小山市にある隠れ家的なお店「河童」に行ってみた。
どこか懐かしさ感じる、初見でも居心地が良い店内。
料理も美味く、某氏風に言うならば、これは出会ってしまったのかもしれない。
これからも末永く続いてほしいお店。
お店詳細
河童
住所 栃木県小山市外城131-1
TEL 0285-25-3764
営業時間 12:00〜22:00
定休日 不定休
駐車場 およそ4台
支払い 現金のみ