【栃木大平】かしわずしがテイクアウト限定営業中。美味しいお寿司が自宅で食べられる

海なし県栃木の栃木市大平町にある寿司屋「かしわずし」がテイクアウト限定で営業中だ。

2020年4月1日より4月30日までの間、通常営業を一時休止(すでに予約済はのぞく)となり、テイクアウトのみでの提供を開始した。
テイクアウトに特化することで万全の対策のもと顧客に安全安心な料理を提供するという狙いからだ。

こんな時だからこそ、美味しいお寿司を味わってもらおうという想いで作られる品々はどれも豪華の極み。
都内で食べたら3倍ほどの値段はするであろうメニューを惜しげもなく販売するその心意気。

その想い受け取らせていただこうではないか。

かしわずしのテイクアウト

2020年4月1日よりスタートした、テイクアウト限定営業。
事前に予約が必要なメニューも多く、テイクアウトメニューの域を超えた贅沢な品が多い。

そんなテイクアウトメニューはこんな感じ。

※2020年4月8日時点

この1か月間だけしか食べられないメニューもあるので、かしわずしファンは要チェックだ。

かしわずしのテイクアウト利用してみた

さっそく前日に予約しておいたものをゲットしてきた。

今回ゲットしたのは、「かしわずしスペシャルバラちらし」、「具入り玉子焼き」「ガリアイス」。
果たしてどんな一品なのだろうか。

かしわずしスペシャルバラちらし

まずはかしわずしスペシャルバラちらしから。

見た目の華やかさもさる事ながら、その豊富な具材に衝撃を受ける。
贅沢な具材に2人前はあろうかというボリューム感がありながらも、1500円というその安さに気合の入りようは並大抵のものではない。
なんと都内で同じものを食べれば4000円以上はするだろうという一品だ。

マグロにウニ、海老、いくらをはじめとする豊富な食材が一堂に会するその様子は、まさに食の宝石ば･････。

さっそくひとくち。

濃厚なマグロの旨味にトロッとしたウニの舌触り、ふんわり柔らか玉子、いくらやとびっ子の食感がたまらない。
カイワレのほろにが感がアクセントに効いている。

そしてなによりベースとなる酢飯の絶妙な風味がすべてをまとめあげる。
シャリの舌触りがクセになる。
芳醇な旨味と甘味を存分に堪能できる一品だ。

さらにわさびを添え、醤油をつけて食べてみる。

醤油の風味で素材の旨味がさらに引き立つ。
そのまま食べるなり、わさびを添えて醤油をちょい付けして食べるなりお好みでどうぞ。
個人的には後者がおすすめ。

スペシャルの名にふさわしい、見た目の美しさに贅沢なネタを存分に使用した味と一度に2度楽しめる一品だった。

あおさ入り具入り卵焼き

2品目はあおさ入り具入り卵焼き。

中に使用されている具材は、あおさ、かんぴょう、ニンジン、エビ。

芳ばしく甘い香りがたまらない。
さっそくひとくち食べてみよう。

外はふんわりしっとり、中はトロトロ。
ほどよい甘さがちょうどいい。
アオサの風味にニンジンのシャキシャキ感、かんぴょうの食感などもいいアクセントになっている。

是非とも一緒にテイクアウトしたい一品。

寿司屋のつくるアイス「ガリアイス」

そしてこれまた気になるのが、寿司屋のつくるアイス。
最近アイス作りにもハマっているという、その一品は寿司屋ならではのアイスから本格的なものまでさまざま。

今回は『ガリアイス』を食べてみた。

パッケージもかしわずしらしさが垣間見れる。
がっちり凍っているので常温で溶かしてから食べるのがベスト。

その香りはなかなかのガリ感。
さっそくひとくち食べてみよう。

果肉のごとく細かくカットされたガリがうかがえる。
甘酸っぱい味わいはまさにガリのそれ。

ピリッとした辛みのアクセントにその食感がより一層ガリ感を演出。
でもこれが全然違和感がなく、これはこれでアリだ。

どちらかといえば、アイスというよりは氷菓(シャーベット)といった、ミルク系の滑らかさとシャリキャリした食感の混在する一品。

寿司屋ならではの、ガリを入れるというその発想。
ガリでアイスってやばいなと思ったが、これが食べてみると意外とクセになる。
※若干好みはわかれるかもしれない

寿司屋のアイス、今後注目のワードになるかもしれないな。

最後に

栃木県栃木市にあるかしわずしで4月1日より始まったテイクアウト営業。

こんな時だけど安心安全とおいしさを両立した味をお客へ届けたいという想いから、お店の通常営業を休んでまで始めたという一品はどれも絶品。
この1か月間だけしか食べられない、破格の安さの絶品寿司を食べないという選択肢は思い当たらない。

気分が落ち込み気味になる時期だけど、華やかな見た目と美味しいその味で気分アゲアゲで乗り越えよう。