栃木県栃木市南部、藤岡町に佐野ラーメン系の新店「麺屋いつき」が2020年2月13日よりオープンした。
栃木市岩舟町にある昭和感じるラーメン店「手打ラーメンとんぼ」の遺伝子を受け継ぐ、かつて「さのらーめん笑まる」のあった場所に新たにオープンしたラーメン店。
佐野ラーメン系の新店オープンの続く栃木市内、とんぼの玄人向けな外観に訪問をためらっていた人も少なからずいるだろう。
そんなとんほの味を老若男女問わず気軽に味わうことができるお店だ。
今回オープン初日の夜の部に訪問してみた。
麺屋いつき
そんなわけでやってきたのは、栃木市藤岡町にある麺屋いつき。
外観はシルバー系に変更され、側面にはお店のロゴが存在感をかもしだす。
栃木市岩舟町の旧50号沿いに昭和を感じさせるプレハブ店舗の手打ラーとんぼ。
佐野市外に佐野ラーメン系のお店は数多くその味はピンキリだが、美味しいと言われている部類のお店のひとつだという。
実は未だ未食店舗のひとつなので、今回初めてとんぼ系のラーメンを味わうことになる。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県栃木市藤岡町大前3495-12
電車 東武藤岡駅、静和駅 4.2km
車 50号バイパス岩舟静の高架橋より藤岡方面へ3.1km(およそ3分)
駐車場 およそ13台(側面6台め後方7台)
店内
店内の構造は前店と変わらず。
奥側に厨房、その手前にスタッフ用のスペースを開けてカウンター席が5席。
窓側の小上がりに4人掛けの座卓が3卓、さらに奥に4人掛けのテーブル席が2卓。
備え付けはこんな感じ。
麺屋いつきのメニュー
麺屋いつきオープン初日はメニューを絞っての営業。
チャーシューメン食べてみた
オープン初日の夜の部17時過ぎ、先客は2組6名ほど。
後客2組10名ほどだっただろうか。
オープニングスタッフは厨房3名、ホール4名体勢。
とんぼの店主夫婦が腕を振るっているので提供スピード早し。
今回チョイスしたのはチャーシューメン。
チャーシューメン 870円
昔ながらの透き通ったスープにバラロールチャーシュー、刻みネギにメンマ、そして忘れちゃいけないナルト。
クセの無いすっきりとした香りだ。
まずはスープから。
表面にアブラは少なく、雑味の少ないすっきりとした味わいのスープ。
塩気もほどよくきいていて、鶏ダシの旨味、野菜の風味や甘味を感じる。
定番の間違いない懐かしさを感じるこの味、そしてコクある後味が完飲を誘う。
続いて麺。
佐野ラーメンならではのいわゆるピロピロ麺、平打ち系の自家製手揉み麺でもっちりとしたほどよいコシ感にツルリとのど越しが良い。
スープの絡みもよい。
すっきりしたスープにネギがより一層その旨味を際立たせてくれる。
コリコリのメンマも間違いない。
チャーシューは程よい肉感と柔らかな部位が混在し、ホロホロ感としっかりした食べごたえ感を同時に味わえる。
味付けも丁度よい塩気で、オンザライスしてかっこみたい衝動に駆られる、これぞ佐野ラーメンのチャーシューといった美味いやつ。
後半はチャーシューの旨味が染み出し、スープにコクと深みが増してくる。
同時にスープの濃度も増すので塩気をしっかり感じてくる。
ここでご飯があったらもう完璧だろう。
これでまだご飯の提供が始まってないとか、とんだドSぷりにもほどがある。
佐野ラーメンのお供ぎょうざ
そしてこれも忘れちゃいけない。
ぎょうざ。
ぎょうざ(3個) 280円
ぷっくりとした餃子の皮。
もうこれだけで野菜たっぷり具沢山で美味いと想像できる。
さっそくそのままでひとくち。
芳ばしい衣にふっくら具沢山。
ザックザクなキャベツの食感、程よい塩気に野菜の甘味。
香味野菜の香りが口の中に広がり、同時にジューシーな旨味があふれ出す。
是非とも1個目はそのままで味わってほしい。
これぞ佐野ラーメン店の美味い餃子という味を堪能できるはず。
最後に
栃木市藤岡町に2020年2月13日よりオープンした、佐野ラーメンのお店「麺屋いつき」に行ってみた。
栃木市岩舟町にある「手打ラーメンとんぼ」の遺伝子を継ぐその味は、昔ながらのこれぞ佐野ラーメンという味を思い出させてくれる。
最近は柔らかくてコシの無いイメージがあるが、昔ながらのもっちりコシのある王道の麺を味わうことができる。
期待の新店の今後が楽しみだ。
お店詳細
麺屋いつき
住所 栃木県栃木市藤岡町大前3495-12
TEL 0282-25-7266
営業時間 11:30~14:00/17:00~20:00
定休日 月曜
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