栃木市大平町で一人飲みにおすすめしたいスポットがある。
映えるビジュアルに絶品料理で見た目と味で堪能させる珠玉の技を持つ大将の寿司屋『かしわずし』だ。
栃木駅から東武線で1つ目の新大平下駅の東口から1.4kmほど、徒歩なら20分ほど栃木市大平町西野田にある。
いわゆる田舎町にあるのでアクセスはあまりよくはないのが玉に瑕。
だが、それを押してでも来たくなる。
そんなかしわずしに行ってみた。
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目次(タップできる)
かしわずし行ってみた
訪問したのは土曜の17時過ぎ。
さすがにこの時間ともなれば先客は無く余裕で5席あるカウンター席の一角を陣取る。
やはり一人飲みにはカウンター席は必須である。
その後次々にお客がやってきて、満席近い状態となった。
もし訪問する時間帯が決まっているなら、週末などは事前に予約をしておくと間違いないだろう。
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【栃木市大平】こだわりの旬の海鮮と気軽に入れる雰囲気のお店「かしわずし」に行ってきた
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かしわずしのメニュー
かしわずしではその日に仕入れたネタによって一部メニューが変わる。
訪問時のメニューはこんな感じ。
豊洲から仕入れた新鮮な魚達を使った一品を味わうことができる。
豊洲までわざわざ行かなくてもいいんじゃね?レベルに美味いものが栃木市にいながらにして食べられるという贅沢感。
珍しいお酒が仕入れられていたすることもあるようなので、SNSなども要チェックだ。
一人飲みを堪能
一人飲みの楽しみといったら色々あるが、何により自分のペースで自分の好きなものを注文できること。
いちいち金銭的なことを考える必要もなく、自分の財布と相談しながら楽しめばいい。
かしわずしの大将と会話を楽しみながらしっぽりと飲むのもいい。
たまたま居合わせた常連客と談笑しながら飲むのも楽しみの一つだ。
マンゴーワイン
まずは女子受けよさそうな沖縄県産フルーツワインからマンゴーワインをチョイス。
沖縄ならではの沖縄産南国フルーツを使ったワイン。
数々の賞を受賞している、うちなーファームの品。
マンゴーの芳醇な香りがただよう。
まるでマンゴージュースを飲んでいるかのような、甘くてフルーティーな味。
濃厚でとろみのある喉越しで、グビグビいけてしまうやばいやつだ。笑
アルコール度数8%
鳳凰美田 朝日米
鳳凰美田の純米吟醸朝日米。
栃木県小山市の小林酒造の鳳凰美田を朝日米100%似て使用し、精米歩合55%にて仕上げたもの。
はせがわ酒店とのコラボ商品で、栃木の酒なのに東京の店(ネット購入可能)に行かないと買えないという品らしい。
香りはとてもフルーティーでまるで果実酒のよう。
甘味があって飲みやすく、ほのかな苦味と辛みがスッキリとした味わいだ。
時間が経つほどに甘味が増してさらに美味い。
アルコール度数16~17%
鳳凰美田
3本目は鳳凰美田。
小林酒造のこだわりの一品、鳳凰美田の無濾過本生。
フルーティーでさわやかな香りで、甘味と酸味がほどよい。
朝日米と飲み比べると、圧倒的にこちらの方が辛みを感じる。
こうして飲み比べてみると前者が如何に甘味が強いかというのがわかる。
アルコール度数16~17%
辻善兵衛
4本目は辻善兵衛の純米吟醸 雄町。
栃木県真岡市の辻善兵衛商店のお酒。
力強さがありつつほのかな甘い香り。
酸味と苦味が効いていて深みがありつつもすっきりしたのど越しで、後からくる辛味がなかなかだ。
日本酒ビギナーには来るものがある。
アルコール度数17%
ノンアルコール梅酒ロック
最後の一杯はスッキリと、ノンアルコール梅酒のロック。
ソーダ割りもできるが、やっぱりロックでしょ。
そのまま濃密な甘酸っぱさを堪能するもよし、水を加えて飲むもよしな一品。
〆にスッキリするにはちょうどいい。
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牡蠣タルタル焼き
つまみメニューの焼き料理から牡蠣タルタル焼き。
大ぶりな牡蠣にたっぷりタルタルで、表面は炙りを入れ芳ばしい香りただよう。
クリーミーなタルタルは酸味と玉ねぎのシャキシャキ感がいい。
牡蠣はふっくらプリブリで最高だ。
必食の一品といっていいだろう。
栗蟹
メニューにはないインスタに掲載されていた北海道産の栗蟹。
市場にあまり出回らないという一品だ。
それを贅沢にいただく。
濃厚で旨味たっぷり。
これはお酒によく合いそうだ。
アスパラフライ
つまみの野菜料理からアスパラフライ。
白アスパラが終わってしまったので、今回はグリーンアスパラ。
ソースやタルタルをつけていただく。
ホクホクでうまし。
先端ホクホク、茎はシャキシャキだ。
まぐろモツ煮
つまみの煮つけ料理からまぐろモツ煮。
プリプリやコリコリなど食感が楽しい。
クセはまったくなく、甘味があってダシが効いていて美味い。
大根やニンジンも旨味がしみていていい感じだ。
ちりめん山椒
一品ものから手作りのちりめん山椒。
山椒のシビレ感にじゃこの旨味が濃厚。
山椒にはいい感じに醤油が効いていて、無性にご飯が欲しくなる。
アオリイカのフィンガーライムのせ
最後にメニューにない握りを1貫いただく。
アオリイカのフィンガーライムのせ。
アオリイカにはフィンガーライムの食感を楽しめるようにひと手間が加えられている。
食べてみると柔らかで濃厚なアオリイカに、プチプチとしたファンガーライムの食感が面白い。
噛むたびに口の中に広がる爽やかな柑橘系の香り。
ほのかな渋味はまるで熟しきっていないザクロを食べた時のあの感覚に似ている。
フィンガーライム、色々と夢が膨らむ食材だ。
芝海老卵
〆の一品は芝海老卵(3個)。
ふわっとしてもちっとした食感。
濃厚でコクがありしっかりした甘味があって無限に食べられるくらいに絶品。
まさに〆のスイーツ的な感じ。
最後に
気づけば4時間も滞在してしまった。笑
なかなか面白い発見があったり、思わぬメニューを味わえたりとなかなか堪能することができた。
普通に刺身をつまみに酒を飲み、最後に寿司をいただくというのもいいが、普段チョイスしないようなものを頂くというのも面白い。
もし栃木市大平町で一人飲みをする予定があった時におすすめしたい。
お店詳細