名古屋市中区大須にある大須観音に行ってみた。
大須観音は日本三大観音のひとつとも言われ、本尊に聖観音を祀る観音霊場であり、名古屋を代表する観音様として知られている。
1610年に徳川家康の命により現在の場所に移転した大須観音、その門前から広がり現在では約600m四方に広がる門前町商店街。
今回せっかく大須に来たことだし参拝してみることにした。
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大須観音に参拝してみた
大須観音は徳川家康の命により現在の地へと移転した。
門前に参拝客目当ての土産物屋や茶屋が集まりやがてそれは約600m四方に広がる門前町商店街へと発展した。
東に万松寺、西に大須観音のある大須商店街は歴史と伝統を今も残すエリアだ。
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近代的なビルと白龍が斬新。名古屋市大須の亀嶽林万松寺(萬松寺)
そんな商店街を抜けると突然姿を現す朱塗りの建物。
仁王門
突然姿を現した朱塗りの門は、大須観音の境内への入り口である仁王門。
左右には仁王像が奉安され、山内への出入りに目を光らせている。
本堂
門をくぐると正面にとても立派な本堂が姿をあらわす。
明治時代の大須の大火、戦災により二度にわたって焼失しており、昭和45年に建て直されたもの。
中央が御本尊・聖観音様が祀られる大悲殿。
左が普門殿となり、十二支・干支の守り本尊様、なごや七福神の布袋様が祀られている。
干支のお守り、念持佛を受ける事ができる。
右は紫雲殿となり、九万九千観音様が祀られるお堂になっている。
本堂に入ると大提灯がさげられている。
鐘楼堂
仁王門から右手にあるのは鐘楼堂。
華精の鐘と呼ばれ、昭和41年に女人梵鐘の銘のもと鋳造されたもの。
他には
他にも自動車祈願殿、芭蕉句碑、弘法大師修行像など。
11月には扇紀陽祭の行われる扇塚、9月に大正琴大祭の行われる大正琴碑、10月には人形供養祭の行われる人形塚、8月には歯歯塚供養祭の行われる歯歯塚などへお参りすることができる。
芸道上達を願うなら、舞踊などで愛用された扇を祀る扇塚にお祈りするといいだろう。
御朱印
大須観音の御朱印は本堂右手の階段を1階に降りた先、本堂側面にある入り口から入った社務所にしていただくことができる。
ちょっと目立たない場所にあるので初めて参拝した人にはわかりづらいかもしれない。
大須観音でいただける御朱印はこんな感じ。
最後に
名古屋市中央区大須の大須商店街の一角、広大な敷地に建つ大須観音。
朱塗りの建物はとても存在感があるので一見の価値ありだ。
地下鉄大須観音駅からすぐなので街ブラのルートの候補にもおすすめ。
グルメスポットや買い物、観光となかなか楽しめるエリアなので、名古屋に来たら寄り道してみてはどうだろうか?
大須観音
住所 愛知県名古屋市中区大須2丁目21番47号
TEL 052-231-6525
受付 9:00~17:00