小山市にある担々麺と麻婆豆腐がウリの美味茶寮はぎわらに行ってみた。
かつてそば屋のあった場所に居抜きとして2018年7月18日からオープンしたこのお店。
かつて小山市で本格的な四川料理の食べられるお店であった青城飯店が、老朽化などによりやむなく2016年9月30日に46年の歴史に幕を閉じた。
そして閉店後、きっちん青城として仕出し弁当屋として営業してきた店主が新たにこの地で店名を変えて新規オープンさせたのが、今回訪問した美味茶寮はぎわらだ。
46年の歴史のある本格的な四川の味を再び味わうことのできるお店だ。
美味茶寮はぎわら
小山市城東の住宅街の中に佇むこのお店が、今回訪問した美味茶寮はぎわら。
店舗前と脇に計6台ほど駐車できるスペースがある。
入り口横の店名には青城の文字がひっそりと継承されている。
訪問したのは18時過ぎぐらい。
先客0の後客1組ほど。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県小山市城東1-15-3
車 50号バイパス駅南4丁目交差点より1.4km(3分)
電車 小山駅東口より950m
駐車場 6台
店内
店内に入ると下駄箱があり、靴を脱いでスリッパに履き替える。
左手に歩くと中央に2人席が4卓、その奥には4人席が2卓。
画像右奥が厨房、正面奥には前の店舗の名残りのカウンターがあるが、そこは席としては利用できないようだ。
奥には本日のおすすめ的な黒板があった。
四川系かと思いきや以外にも和食だった。
居酒屋的な利用で注文するのもアリだな。
美味茶寮はぎわらのメニュー
美味茶寮はぎわらのメニューはこんな感じ。
青城飯店の遺伝子を受け継ぐ本格的な料理の数々。
やはり外せないのは、陳麻婆豆腐、担々麺、そしてお茶。
ドリンクメニューも充実しているので、飲み目的な利用も可能なようだ。
これは色々と注文したい衝動に駆られる。
担々麺(汁なし)
今回注文したのは担々麺の汁なし(880円)。
もう見るからに本格派。
大辛、中辛、小辛からチョイスしたのは大辛。
挽肉にネギやモヤシなど豊富な野菜にゴマや山椒などの薬味やラー油がかけられている。
これらを調味タレとしっかり絡まるように混ぜ合わせ、さっそくひとくち。
もっちりしたコシのある麺。
そして野菜などのシャキシャキした食感、ゴマや山椒などの風味もいい感じ。
椎茸などの旨味も相まった肉味噌の風味がしっかり絡み合っていて美味い。
辛さとしては一般的なレベルでのほどほどくらい、しびれ感も優しめといった印象だ。
※個人差あり
野菜などが豊富なので満腹感も十分。
調味タレの量も程よいのであじが濃すぎることもなく食べやすい。
陳麻婆豆腐
そしてもう一品が陳麻婆豆腐(980円)とライス(200円)。
画像ではわかりにくいが、石鍋の熱さでグツグツと煮えたぎっている。
辛さ調節不可の激辛オンリーな陳麻婆豆腐にこの煮えたぎる熱さが加わった最高以外の何物でもないだろう。
これは期待大だ。
しかも本場四川省成都の陳麻婆豆腐のレシピを忠実に再現し、16種類の漢方や香辛料が使用されている本物の味だ。
さっそくオンザライス。
これはやばい、最高。
さっそくひとくち。
熱々の豆腐にトロっとした餡の絡まった挽肉。
そしてしっかりした唐辛子や山椒など香辛料の風味もしっかり効いている。
熱さも手伝って担々麺の1.5倍くらい辛さが効いている。
たぶんこのレベルになると辛いのがそこそこ好き程度なら十分辛さを感じられるレベル。
※激辛ハンター基準なら10段階中3くらいの辛さ。
こちらも花椒がガッツリ効いているイメージだが、意外とそんなガッツリというほどのしびれ感ではないようで食べやすい。
味付けは濃いめでご飯が無限に欲しくなるやつだ。笑
そしてとにかく熱い。
最後までアツアツで食べることができた。
これはご飯は必須といってもいいだろう。
次回訪問する時には陳麻婆豆腐にご飯のみで攻略し、ご飯おかわり作戦あたりでいきたいところだ。
最後に
辛さも程よく、味もよくボリュームも満点。
今回どうしても担々麺と陳麻婆豆腐が食べたかったので両方注文してしまったが、終盤けっこう満腹感がやってきてやばかった。
もし訪問する予定があるなら、どちらか一方だけにするか、誰かとシェアして食べることをおすすめする。
※大食いの人はのぞく
昼にはランチメニューもあり、食べごたえ十分で来客も多いようなので、特にランチにこだわりがないなら夜の訪問がいいんじゃないだろうか。
46年の歴史を持つ青城の遺伝子を受け継ぐ、美味茶寮はぎわらで本格的な四川を味わってみてはどうだろうか。
お店詳細
美味茶寮はぎわら
住所 栃木県小山市城東1丁目15-10
TEL 0285-38-6868
営業時間 11:30~14:00/17:30~21:00
定休日 日曜