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【鹿沼市】塩にこだわるラーメン店。麺屋禅で塩らーめんを食べてみた

最近ラーメン店の新店ラッシュが続く鹿沼市にまた新たなラーメン店が誕生した。
その名も、俺の塩 鯛だし塩らーめん 麺屋禅。
もう名前からして塩にこだわりのあるお店というのが想像できる。

麺屋禅は蕎麦の激戦区である鹿沼市にあった「そば禅」の店主が8年近くにおよぶ蕎麦人生に幕をとじ、新たにラーメン店として2017年9月2日よりリニューアルオープンさせたお店らしい。
武子ニュータウンという住宅街の一角にあり、とても偶然通りかかって寄るなんてこともむずかしいある意味隠れ家的なお店だ。

ここでラーメン店を営もうというのだから、かなりのハイスペックが要求されるんじゃないだろうか?
それだけに期待が高まる。

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麺屋禅

さっそくやってきた麺屋禅。

どこかの資材置き場的な空き地の奥にその店舗は存在した。

遠くの交差点から看板とのぼりが見えるので気づいたが、これは想像以上の隠れ家ラーメン店だ。
店舗横の道路に車を路駐し店内へ。

店内入って左手にレジがありその奥が厨房、右手は4人掛けのテーブル席が1卓、2人掛けのテーブル席が1卓、小上がりが5卓。

先客1組、後客3名のたぶん近所で働いているのだろう作業着姿の女性もいたりと客層は老若男女幅広い。

とても印象の良い店主が一人で切り盛りしているようだ。

さっそくメニューをチェック。

俺の塩というくらいだし、きっとすべて塩ラーメンベースなのだろう。
壁にも平日限定ランチセットなどの張り紙がされていた。

裏メニューで醤油味も作れるらしいが、ここはやはり塩オンリーでこだわりぬいてもらいたいところだな。

 

塩チャーシューメン

そんなわけで今回注文したのは、塩チャーシューメン(900円)。

ほぼ無色に近い透き通ったスープが印象的だ。
トッピングは薄切りメンマ、チャーシュー、ネギ、海苔、ワカメ。

まずはスープから。

奥能登の天然塩と長崎の藻塩を使用し、鯛でダシを取ったスープはとても繊細だ、繊細過ぎる。
別の言葉でいうならばめちゃくちゃ薄味だ。
鯛のダシの風味はあまり感じられず塩気がとても薄い。
白ゴマ使用されているが全体的に風味が繊細。

倍くらいはダシと塩気を強めてもいいんじゃないだろうか。

続いて麺。

ウェーブの入った中細麺。
スープの薄さから麺の味が際立つ。
あまり印象に残らない麺なのが残念だ。

そしてチャーシュー。

肉厚で食べごたえがありながも、柔らかくあっさりしているので食べやすい。
味付けはスープの味を阻害しないように薄味か味付けをしていないのだろう。

これでしっかり味付けされた塩チャーシューとかだったら最高なんだけど残念。
もちろんメンマも味付けを控えめにしている。

そしてワカメの存在感がありすぎる。

とにかく全体的に塩気が足りない印象の一杯だった。

 

ミニチャーシュー丼

そしてもう一品はミニチャーシュー丼(350円)。

カットしたチャーシューにたっぷりネギ、そして醤油ベースのタレがかけられている。

それではひとくち。

甘味が効いたタレがしっかりかけられている。
塩にこだわっているのだから、ここは塩ベースのタレでいって欲しかったところだな。

 

最後に

まだ試行錯誤段階なのだろう。
いまひとつ物足りない感が否めないお店だった。

できれば塩をもっと前面に押し出して、チャーシュー丼もいっそのこと塩ダレにしたり、ラーメンに乗せるチャーシューも塩チャーシューにするとか塩アピールをしまくって「俺の塩」という店の特徴をもっと出していってもいいんじゃないだろうか。
チャーシュー丼を食べてしまうとスープの味がわからなくなってしまうので、塩気と鯛ダシの風味もしっかり感じられるようにしてほしいところだ。

9月16日あたりからは東京から麺などを仕入れるらしく、今風の味に変わるというのでそこからどう化けるのかに期待しよう。

 

麺屋禅
住所 栃木県鹿沼市武子612-9
TEL 0289-63-4002
営業時間 11:00~14:30/17:30~20:30
定休日 月曜日

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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