今年も土用の丑の日がやってきた。
2017年は土用の丑の日は2回。一の丑が7月25日(火)、二の丑が8月6日(日)となる。
土用の丑の日についての詳しい話は省略するとして、
ようするにうなぎ食おうぜということだ。
先に言っておくと基本的にうなぎの蒲焼は好きではない。
最近のうなぎはそうでもないが、子供頃にあの独特の臭みのある味を味わって以来まったく食べられなくなり、社会人になってからその場で捌いて調理するようなちゃんとしたお店なら食べられるということを発見した。
さすがに安い弁当や牛丼屋などのうなぎは抵抗があるので食べられないが、それなりの値段ならきっと大丈夫なんじゃないだろうか。
最近はコンビニでも予約注文の数量限定で九州産のうなぎを使った2,000円前後の弁当が売られている。
きっとこれならコンビニ弁当でも食べられるはずだ。
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ローソンの九州産うなぎ蒲焼重(1/2尾)
そんなわけで今回はローソンで予約しないと食べられない数量限定の蒲焼を食べてみることにした。
九州産のうなぎを使用したうなぎ蒲焼重(1/2尾)は1,690円の品。
こだわりの餌と地下天然水で育てた九州産のうなぎを使用しているらしい。
※鹿児島県では鹿児島産うなぎを使用
ご飯は当然国産米、山椒は紀州有田産、蒲焼のたれには旨味成分が最高ランクの超特選醤油と本みりんを使用している。
さっそく開封。
尾の方の身をさらに半身にカットしたものが2枚。
良い照り加減に芳ばしい香りがなかなかいい。
紀州有田産といえばぶどう山椒、豊かな香りと芳ばしさが食欲をそそる。
食べてみた
身にスッと箸が入り、皮も柔らかく軽く切れる。
ほどよく厚い身はわるくはないな。
それではさっそくひとくち。
タレはなかなか良い味付け。
甘すぎず、旨味も濃厚でコクがあり、口に含んだ瞬間に芳ばしさとともに豊かな香りが広がる。
うなぎはふっくらとして食べごたえも悪くない。
焼き加減も丁度よい。
ただ、肉厚なわりに脂はあまり乗っていない印象で、そのうえ後味に若干くさみが残る。
許容できる範囲ではあるが、やはり価格帯的にこんなもんだろう。
最後に
やはりその場で捌いてから焼いたものには到底かなわない。
いくら炭火で焼いてみたりしても、最終的にはレンチンである以上その味には限界がある。
うなぎが苦手な身からしては、タレ以外に特出するものは感じられなかった。
結論としては焼きたてに勝るものはないということだな。