最近どうも食レポばっかりでブログのタイトルであるところの「やってみた」感が全然出せていない。
そのうえラーメン屋巡りもしていないとなったらホント「どんだけゴミブログだよ」と罵られてしまいかねない。
ドMなら「うれCー」といいたいところだが、「ド」は入っていないので遠慮しときますw
それじゃ何をやってみようか?
となった時に、久しぶりにやるのにいままでやったことをやってみてもあまり面白くない。
いまさら料理してみたりしてもスルーされかねないので、ここは完全に未経験で苦労しそうなものをチョイス(ドM的に)してみることにした。
今回やってみたのは「フィギュア制作」だ!!
いきなりフィギュア作成とかバカじゃねーの?結果が想像できるわーという声が聞こえそうだがとにかくやってみた。
テキトーになんとかなるって精神で。
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まずは道具から揃えるのは鉄板
何かを始めるにあたってまず何をするか?
そう、道具を揃えるところから始める。
ここで道具を揃えたところで満足してしまう人と、道具を揃えて実際にやってみるかどうかでその人間の本質というものが見えてくる。
※ちなみに前syad
さっそく用意したのがこれ。
・石粉粘土 2個
・工作用マット
・アクリル絵の具
・筆
・塗装台
・棒
・スキレット
・クリスタルレジン
なんか色々必要すぎて若干やばいw
まぁ最初に道具にコストはかかるが、次回からは材料のみ買い足せばいいから先行投資というやつだな。
次回があるか不明だけど。
モデルのサンプルを手に入れる
さすがにモデルとなるサンプルが無いとそう簡単にはいかない。
そんなわけで調達したのがこの2枚の画像。
これで大体のデザインとカラーサンプルは手に入った。
これで作ってしまおうというのもチャレンジャーだなと我ながらおもうと思うじゅん?
全然イケる!!と思ってしまうからどうしようもない。
あとは気合と想像力で補完。
粘土でベースを作る
ものは試しだ。
フィギュアの作り方の情報とかまったく調べないで始めてしまおう。
だって面倒だし、調べている時間がもったいないからな!!
想像と何かの時に見かけたものを思い出せばできるはず。
※なにも調べなかったせいでスキレットを3つ(3つ目でやっと調べたw)も購入することになったのはいい思い出。
まずは粘土を使ってベースとなるパーツを作ってみた。
高級粘土らしいけど、なんだか固まったあとの加工も楽らしいのでこれを選んだ。
練る時に水を加えるといい的なことが書いてあったが十分水分もあるようだし平気だろう。
小さなボディーに大きな頭部。
さすがにそのまますべてを粘土で作ってしまったら、消費量的にも重量的にもやばい気がするので頭部の核に丸めた紙を使用してみた。
作り方はこうだ。
大体の大きさを考慮して丸めた紙を用意してそこに粘土を盛っていく。
全体的に盛れたら、おおよその形を成形してくちばしやトサカを取り付ける。
どうせならあとからボンドで取り付けたかったが面倒だったのでいきなり取り付けてしまった。
そして胴体には足になる部分に芯となる針金を挿しておいた。
完成したのがこれ。
なかなか初めてにしてはいいんじゃないだろうか?
あとは固まるのを待つだけだ。
固まる間に細部の歪みやへこみにその都度粘土を盛りつつ待つこと数日。
ナイフでカットしながら微調整をして、最後に紙やすりで表面を滑らかにする。
ところが持っていた紙やすりが粗めではなく、キメが細かい仕上げ用のものだったのでまったく削れない。
普通ならここで粗めの紙やすりを調達してくるところだが、そこはO型たる所以。
面倒なのできっと塗装時に埋まるだろうと勝手に想像して作業終了w
パテを盛ったり粘土を追加したりするところだろうけど、とりあえずボンド注入しとけばいいだろう的な。
完全に固まったところでボンドで胴体と頭部を取り付ければ大体ベースの作成は終わり。
思いのほか簡単にできてしまった。
本体がこんな感じになった。
目と翼といったパーツ類は塗装なども考えて爪楊枝を挿しておいた。
これでひとまず必要なパーツはすべて揃った。
台座を作る
同時進行で作ったのがフィギュアを設置する台座だ。
何がいいかなーと考えるまでもなくすぐに思いついたのが、油で揚げられているからあげとフライパン。
そこで登場するのがスキレット。
※ちなみに三代目。
からあげのような形に作ったものをスキレットに貼り付け、そこにフィギュアを取り付ける用の棒を取り付けた。
十分硬化したらまずは塗装だ。
このからあけのような形のものをからあげっぽく塗装する。
補強用にスキレットの接地部分を大きくしたので、そこは黒く塗装しておいた。
なかなかそれっぽくなった。
あとはこれを油の中に入っているような加工を施すだけ。
そこで使用したのがクリスタルレジン。
※1代目は大量のボンド、2代目は透明のシリコンを使用して失敗した。
主剤に硬化剤を混ぜることで化学反応を起こして固まるというやつだ。
短時間で硬化するので便利そう。
こぼしたらやばそうなので、しっかりと保護をしてから作業開始。
これを主剤100に対して硬化剤50の割合で混合させたらしっかり撹拌させる。
まるで水飴のような主剤を付属の容器に100mlいれたら、若干柔らかい硬化剤を投入してしっかり混ぜ合わせる。
すると透明から濁った色に変わってきて粘度も柔らかくなってくる。
あとはこれをすぐに流し込むわけだが、丁寧にやらないと気泡が残ったりしてしまうらしい。
でも今回に限っては好都合だ。
油で揚げている感がでて一石二鳥。
で、こうなった。
すぐに表面に膜のようなものができはじめる。
だがしばらくは液体のままなので動かさないように注意だ。
そして20℃以上の室温で放置すること10時間ほどで表面は完全に硬化した。
内部はわからないのでこのままあと14時間放置。
で、完成したのがこれ。
キレイに気泡は消えてしまい、中途半端に残るという状態になってしまったが、とてもクリアでキレイな仕上がりになった。
塗装をする
ここまで来たら完成まであと少し。
なにげにここで失敗したらすべて台無しな塗装。
そういえばパレットがなかったなーと思いつつ、紙の上で色を混ぜ合わて色塗り。
ちなみ水は使用していない。
まぁ厚めに塗れるからいいかと思ったが、表面が乾くとパリパリになってくるのでダメらしい。
次回はちゃんと水を使って塗装しよう。
とりあえず一度目の塗装は完了。
色が付いただけで随分と印象がかわってくる。
そして厚めに塗ってもちゃんと削らなかったアラは消えないらしい。
まぁもう塗ってしまったしこのままいくけどw
乾いたら細部と塗装の割れた部分を塗りなおしたらひとまず塗装は完了。
ここまで来たらもう完成したようなもの。
パーツの取り付け
あとは仕上げにパーツの取り付けと台座への取り付けをすれば完成。
なかなか原画に近い完成度に仕上がったんじゃないだろうか?
やっぱり紙やすりでキレイにしなかった場所がとても目立つ。
まぁそこは見なかったことにする方向で。
そしてア○ルに台座の棒をァ゛ーってやったら完成。
位置関係もベストな感じでバッチリだ。
と思っていたのだが、しばらくして見てみると棒が傾いてしまって前のめりなポーズになってしまった。
どうやら台座のからあげの内部がまだしっかり硬化していなかったらしい。
仕方ないので一度引き抜いて内部にボンドを流し込み補強。
内部なのですぐには乾かないだろうから1、2週間~3週間くらい待てばきっと固まるだろう。
とりあえず3周年記念週間の最後である11日に届けることはできたので、あとはしばらく放置してもらってア○ルにア゛ーってしてもらうしかないだろう。
ということで初フィギュア作成は意外と上手くいった感じではあったが、詰めが甘かったというお約束的なオチで終了。
もしフィギュアを作ることがあったら、時間に余裕をもってちゃんと乾くまで待ってから作業をするといいらしいよ?