銀座にて1956年創業の老舗インド・パキスタン料理の専門店である銀座デリー。
東京に3店舗を構えるデリーは、インドの手法をそのままに日本の風土に合うように改良を加えるというこだわりのお店だ。
今回3度目となる銀座デリー監修のカップ麺が明星より2016年9月に発売された。
秘伝の味を受け継ぐデリーの人気メニューである「カシミールカレー」をアレンジし、辛さとスパイスを利かせたクセになる美味さの極辛焼きそばにしたという「カシミールカレー焼きそば」だ。
重厚で高級感のあるパッケージもそうだが、極辛5つ星というのがとても興味をひく。
セブンで新商品を物色していて発見したこの商品。
はたして完成度はどれほどだろうか。
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さっそく開封すると入っていたのは、液体ソースにふりかけ。
この液体ソースが本格的で、クミン、ターメリック、コリアンダーなどのスパイスをベースとしたものに、ローストオニオン、ガーリック、そして辛み苦味を加えるためにチリが加えられているという、カシミールカレーに近い味に仕上がったものになっている。
そしてふりかけには、パセリチップやカレー粉を配合しカレーの風味を強めている。
麺は定番のフライ麺で、かやくは挽肉とパプリカだ。
※中身が裏返ってしまったので見た目はこんなだがしっかりと入っている。
早速お湯を入れて待つこと3分。
ここまでは普通の焼きそばと同じだ。
ちなみに赤いものは唐辛子かと思うかもしれないが、パプリカなのでこの時点では辛さはブーストされていないようだ。
純粋にスパイスで勝負ということだろう。
で、ソースとふりかけをかけて完成。
湯気とともにスパイス織り成す複雑な香りが漂う。
さっそくひとくち。
まずこの色味からいつものソースの味を想像していたが、しっかりとカレーの風味が再現されている。
苦味やコクもしっかりと感じられるが、辛さはまぁ普通だな。
極辛というのは言いすぎな感じで、それほど気にするほどではないだろう。
きっと辛いのが苦手でも楽にとはいかないかもしれないが、問題なく食べられる辛さだと思う。
辛いものを平気で食べる人に言われても信ぴょう性はなさそうだがw
麺はもっさり感がある。
ちなみに内容量は160g、カロリーは734kcalとなかなかの破壊力だ。
価格は204円+税で発売中。
そして食後はしばらく胃の中で存在感をアピールしつづける麺なのはかわらず。
このカップ焼きそばの食後に残る感じが改良されたら、カップ焼きそばももっと気軽に食べられるんだが、まぁフライ麺である以上はこのもっさり感は宿命なのだろうな。
とか思ってみる。
気になった人はスーパーやコンビニにダッシュだ!