栃木県栃木市を中心に提供される夕顔麺を使ったご当地ラーメン。
夕顔とはかんぴょうのもとになるもので、その夕顔の実を使った夕顔麺を提供するのが「夕顔らーメン会」に加盟する17の店舗。
その17の店舗のうちひとつが、今回訪問した長栄軒だ。
ここ長栄軒は地元の人に坦々麺が旨いと絶賛されているという噂のお店。
普通に栃木市内を走っていたら絶対に見つけることはできないだろう。
まさに地元のラーメン屋さんといった感じの店だ。
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このお店の前にサンプルがディスプレイされているというのも、なんとも昭和というか懐かしさを覚える。
さっそく店内に入ると、右手の厨房前にカウンター席が5、中央にテーブル席が3卓、左手の小上がりにテーブル2卓というこじんまりとした店内だが、キャパは結構あるようだ。
そしてここに来たらやはりリバーサイドの席は確保したとところだ。
なにせこの景色だ。
ちなみにこの橋のところにポケストップがあるで、店内で回すことができる。
いかにも昔ながらのラーメン屋といった感じの定番メニューが並ぶ中、とても気になるのはやはりソース焼きそば、坦々麺だろう。
でもここはあえて人気メニューではなくラーメンセット(930円)をチョイスしてみた。
待つこと10分、お待ちかねのこれがラーメンセットだ。
これがご当地ラーメンの夕顔麺を使ったラーメンだ。
トッピングはシンブルにナルト、ほうれん草。チャーシュー、メンマ、海苔、ネギといった昭和を感じさせる安定感のあるものばかりだ。
まずはスープをひとくち。
若干味ではあるが、オーソドックスなこれぞ醤油ラーメンといった味だ。
つづいて夕顔麺だ。
平打ちのちぢれ麺は佐野ラーメンを彷彿させる。
柔らかめでコシはあまりなく。ツルツルでのど越しのいい麺だ。
かんぴょうのもというくらいだから、結構コシがあったり歯ごたえがあるのかと思っていたので予想外だった。
そして半チャーハン。
これぞ昭和から受け継がれる王道のラーメン屋のチャーハンといったビジュアルだ。
卵にニンジン、ナルト、チャーシュー、紅ショウガ、そしてこの器である。
ただ、これ半チャーハンなんだけど、普通のチャーハンくらいのボリュームがあるんじゃないだろうか。
それではひとくち。
若干クセのある油を使っているのだろうか、ちょっと味にそのクセが目立つ。
ご飯はしっとり系といった感じだ。
コショウを大量にぶっかけて食べたくなる風な味だ。
もしこれから訪問しようと考えている人は、まずは坦々麺かソース焼きそばあたりを注文するといいかもしれないな。
長栄軒
住所 栃木県栃木市湊町13-16
TEL 0282-22-1114
営業時間 11:00~20:00
定休日 月曜
駐車場 店舗より南10m右手に3台