どうも最近は辛さの限界を求めるよりも、いかにして美味しいと感じつつ辛いラーメンを食べるかというところにシフトしつつあるのだが、そんな折に体験してしまったトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーの辛さ。
今までのスコヴィル値としての辛さの表現とは異なるその辛さは、148万スコヴィルという数値ながらキャロライナを超える辛さの瞬発力を持つ。
この辛さの本来の力を知りたいという欲求が勝った瞬間である。
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そしてお盆の〆の一杯としてその辛さに挑戦することにした。
とはいえ、その本来の力は未知数である。
前回はつけ麺だったからそれほどではなかったが、それがラーメンとなると話は別だ。
ここは控えめということで、辛5倍での挑戦にしてみた。
見た目、香りともに普通のカイエンペッパーだが、その内包する力は別格だ。
さっそくしっかり混ぜてスープをひとくち。
やはりこのICHIGEKIで仕留めてくるかのごとき辛さの破壊力はスコーピオンそのものだ。
一瞬にして口の中が辛さで熱くなる。
つづいて麺だ。
これはやばい。
喉への刺激、唇の熱さは別格だ。
麺の甘さが際立つほどの辛さはクセになる。
この瞬発力はやはりキャロライナの比ではない。
美味しく食べられる限界というものを始めて味わったかもしれない。
とはいえ、〆はやはりこれだろう。
いつもなら旨っといいながら食べるところだが、ホカホカのご飯の熱が辛さの刺激を何倍にも跳ね上げてくる。
これは本格的にやばい。
辛いのが得意じゃない人は好奇心でも試すべきではないかもしれない。
それでも試したい、辛さのその先が見てみたい人は自己責任でお願いしたい。
トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー恐るべし。
拉麺雷多
住所 栃木県栃木市城内町2-21-24
TEL 0282-22-1750
営業時間 11:00~15:00/17:00~21:00
定休日 火曜
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