先日1月29日に発表された、日銀のマイナス金利政策に衝撃を受けた人は多いことだろう。
まぁそれが一般市民に影響が出てくるのはまだ先ではあるが、大手3大銀行をはじめ今週月曜に発表されたゆうちょ銀行のように、普通預金金利を0.001%に引き下げるという事態が広がっていくだろう。
ところでマイナス金利って何?って人はググrek
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マイナス金利ってなに?
簡単に説明すると、銀行は我々お客からお金を預かって、そのお金を資金にして運用することで金利をお客に配当してくれている。
とはいえ、普通預金金利は0.020%というとんでない低金利でただ、安全にお金を保管できる程度のものでしかなかった。
それでも10,000円あたり2円はもらえるので、いちおプラスにはなっていたわけだが。
で、銀行はどこで資金を運用していたのか?
実は日銀の当座預金に預けると0.1%の金利が付いていた。
なので高額な資金を扱う銀行としては、株式などの運用をしてリスクを負うよりも安全な日銀の当座預金を利用するということが多かった。
こんなことをしてれば当然ながら預金金利は低くなる一方だ。
なにせ0.1%しか儲からないんだから、そんなものではお客に配当なんてできるはずがない。
そしてその運用先であった日銀がマイナス金利導入を踏み切ったことで、銀行は当座預金にお金を預けても金利が付かない事態になってしまった。
となれば最終的に影響を受けるのはお客だ。
さすがにマイナス金利になることはないものの、普通預金金利0.001%という銀行に預けてもタンスに貯金していても大差ないほどな状態になってしまった。
銀行が本気出すときがやってきた
今回のマイナス金利の裏には、日銀に預けてハイ終了という安易なことばかりやってないで、積極的に株式などの資産運用を行ってお金を増やしなさいということだろう。
至極当然な話だ。
銀行はお客に対しては「株どうですかー?」「投資信託どうですかー?」「資産運用すするとお得ですよー」的なことをいうくせに、自分達はほとんどやっていなかったわけだがら。
そろそろ銀行も本気を出さないと、収益性がどんどん落ちていくばかりになって下手すれば破綻、よくても普通預金金利が限りなく0%に近くなる可能性もある。
日銀の当座預金はダメ、日本国債もダメとなればあとは国外に目を向けるしかない。
お客に勧めるほどのノウハウはあるんだから、もっと本気出せば資産運用なんて余裕でしょ?w
うちは普通預金0.1%ですがなにか?
ちなみにうちは普通預金に使っているのは楽天銀行だったりする。
色々と組み合わせると金利0.1%という高金利になる。
大手銀行の普通預金の100倍の金利とか圧倒的。
ちなみに方法については、結構説明が大変なので、こちらのサイトで説明されているので参考にしてほしい。