本日2015年11月25日で3周年を迎える、下野市にあるラーメン専科竹末食堂。
その3年間の集大成ともいえる極上の限定メニューが提供される。
やってきたのは午後の部スタートから1時間半ほど過ぎた18時半頃。
さすがに出遅れた感は否めない。
午前の部で半数の50杯が提供されたにもかかわず、お店の前には25名ほどの行列ができていた。
あいにくの寒空で、ストーブが二台設営されていたものの、寒さがとても厳しかった。
そのうえ途中から雨が降ってくるというとんでもない3周年になってしまったようだ。
寒空の中、交通整理を頑張る竹末の社長。
帰る頃にも20名ほどの行列が寒空の中でストーブで暖をとっていたほどの人気ぶり。
待つこと50分、やっと店内に入ることができた。
店内の暖かさが生き返るようだw
そしてまず登場したのが帆立そば~南三陸の恵~(1,000円)。
黄色みがかった白濁したスープに浮かぶのは、豚バラブロックのチャーシュー、ネギ、フライドバターピーナッツ、ルッコラ、そしてメインの殻ごと焼いた大ぶりな帆立。
磯の香りが心地よい。
そしてこれだけではない。
帆立の貝に乗せられた別乗用トッピング。
まず鶏油で揚げたカリカリの鶏油ラスクに、ショウガの効いたサメの煮付け。
もう一つは低温牛リブロースチャーシュー、ローストビーフ。
このまま食べてもトッピングしてもいいという。
ラスクはカリカリで鶏油の旨味を吸っていて美味い。
サメの煮付けもショウガが効いていて、まるでチャーシューのような食感ながらもとても淡白な味。
ローストビーフも柔らかくて味付けも秀逸。
で、肝心のラーメンのほうだが、まずはスープをひとくち。
白濁した鶏清湯に南三陸産ホタテを100個も使って出汁をとったというもの合わせた豪華なスープ。
そこにホタテの旨味を濃縮したという塩ダレで味付けをしたホタテづくしの一杯。
もう口に含んだ瞬間に濃厚なホタテの風味がこれでもかと広がってくる。
ホタテ汁といってもいいくらいの濃度。
そして午前の部は塩分が濃すぎてしまったらしく、午後は丁度良い濃度でとても美味かった。
そして麺。
多加水の平打ちちぢれ麺。
もっちりした歯応えに喉越しすっきり。
スープの濃度に負けない力強さを感じる麺。
ピーナッツが意外と合う。
そしてこのホタテが肉厚にもほどがあるw
焼きたてをそのままトッピングしているので、ウロ付きなのでちょっと苦味があるがそこがまたたまらない。
ホタテを120%堪能できる一杯だった。
そしてまだまだ終わらない。
これがAKIRA本気の栃木軍鶏丼(500円)だ。
大根と柚子のお新香に、鮫軟骨の梅肉鰹節和え、デザートが付いてくる。
この鮫軟骨梅肉鰹節和えで栃木軍鶏丼の味変が楽しめるというものだ。
今回の3周年メニュー、トータル1,500円の全容がこれだ。
豪華すぎるw
さっそく軍鶏丼をひとくち。
軍鶏特有の弾力のある食感が食べ応えアリ。
焼きネギの甘みと醤油ダレの味付けが、ラーメンを食べた後だというのに箸が進む。
そして〆のデザート。
ヨーグルトムースの上にラズベリーソースがかけられている。
フワとろなムースにソースの酸味と甘みが心地よい。
食後にとてもさっぱりとした味がなかなか嬉しい一品。
いやーしかし3周年記念メニュー、さすがは集大成だけあってすごかった。
3周年記念おめでとうございます!!
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